Re: 弱点突きマラ〜in うそつき山〜 姉妹店 対戦会開きます( No.285 )
  • 日時: 2021/11/21 19:03
  • 名前: 810代目ニコラス クリストフ (ID: l8m5Reye)
  • フレコ: 062005103794

──15年目のシーズンは充実した1年だったのではないですか。

亀井 ここ数年と比較すると、一番良かったシーズンだと思います。反省もたくさんありますけど、年間を通して一軍にいて、試合に出られた。今までやりたくてもできなかったことですからね。

──昨季、プロ14年目で2度目の規定打席に達し、今年は3度目の規定到達でした。WBCに出場した2009年に25本塁打を放つなど、レギュラーで活躍しましたが、それ以降は出場数を減らしていた中で、35歳を超えてからのさらなる進化、変化をどうとらえているのですか。

亀井 「さらなる」ではないんです。35歳を迎えるまで進化をしていなかったんですよ。ケガに悩まされたり……。それも含めて、ただの力不足なだけで、大器晩成と言いますか、若いころになかなか芽が出なかったことが、いろいろな経験を経た中で、ようやく今になって、自分らしさとして出せるようになってきたのかな、と思っています。皆さん、37歳という年齢で判断されるのはある意味、仕方がないこと。でも、若いころに試合に出ていなくて、消耗していない分、言葉は悪いですけど、まだまだ“錆びていない”んじゃないかと。だからこうやって多くの試合に出られるのかなと思っています。

──ちょっと、納得しました。

亀井 「苦は楽の種」という言葉が好きなんですけど、まさに僕の野球人生にマッチしているのかなと。本当に、若いころに苦しい経験を多くしてきて、「やっと」という感覚ですね。これからもできるんだぞというところをもっと見せていきたいなと思っています。

──今季は131試合出場、503打席に立ち、128安打、13本塁打、55打点、9盗塁で打率.284という好成績でした。

亀井 もっとシーズン中に“何か”しておけば3割打てたんじゃないかな、という思いが正直あります。昨季に関しては8月にガクンと落ちて……落ちることは良いんですが、そこからシーズン終了まで上がれませんでした。体力面、引き出しのなさを感じましたね。その反省を踏まえて、今季は7月まですごく結果が出ていて、8月はやはり落ちたんですが、9月はズルズルいかずに何とかギリギリもったイメージ。でも、同じことの繰り返しなので、8月はしっかり成績を上げられていたら3割という数字は見えたな、と。

──来季への良い課題になるのでは。

亀井 そうですね。とはいえ、メンタルなのか、技術なのか、どうすれば良かったのか、いまだ答えは出ないんですけど。8月は暑い時期で集中力も切れやすい季節。コンディションをもっとしっかり整えるべきなのかな、と考えています。