- 日時: 2019/02/06 19:52
- 名前: いずみ ◆WppZ8Ot2rs (ID: QDIboyDZ)
皆さんこんばんは(´ω`) 先程、酒呑童子GETしましたよ。 レオマさん、バッツさん、ももさん(?)応援ありがとうございます(^^)
ももんももももんもん 裸の大将Σ(Д゚;/)/じゃなく裸の王様ー…?(*゚Д゚*)
じゃあ僕も少し…(-∀-)
ヴィルヘルム二世〜裸の王様が国を滅ぼす〜
この前のリサイタル『ヴィクトリア女王』の孫のドイツ皇帝ヴィルヘルム二世の話を少ししますね。
その昔、ドイツは『プロイセン』と呼ばれていました。 このプロイセンを統一して大国『ドイツ帝国』にしたのは名政治家『ビスマルク』でした。
ビスマルクはまだドイツ帝国が弱かった時から『曲芸外交』を行い、ドイツ帝国を強国にしたのです。 そのビスマルクの基本方針は『帝政ロシア』と『フランス』を仲良くさせない事でした。 帝政ロシアとフランスはそれぞれドイツ帝国の東と西にある国で、この2か国が手を組むとドイツ帝国が潰されてしまうからです。
ヴィルヘルム二世の祖父のヴィルヘルム一世は、このビスマルクをケンカしながらも重用しました。 しかし、孫のヴィルヘルム二世は口を開けば自分とは違う主張をするビスマルクを疎ましく思い、ついに追い出してしまいます。
皇帝となったヴィルヘルム二世は『自分はビスマルクより上手く外交が出来る』と驕っていましたが、ビスマルクが恐れていた露仏同盟が結ばれました。 ヴィルヘルム二世は自分の周りにイエスマンばかり置き、失敗ばかり繰り返し遂に第一次世界大戦に敗北し、ドイツ帝国は滅亡したのでした。
優しい人とは、得てして『耳障りの良い事を言う人』と思っている人がいますが、それは間違いであり、自分と違う意見を言う人の言葉にちゃんと耳を傾ける必要があります。 『耳障りな事(意見)を言う人間』を遠ざけたり、排除してはいけないのです。
そして、その自分とは違う意見を受容できる度量が無いといけません。 本当に優しい人間とは、相手を思って行動する人間の事なのです。
もし、ヴィルヘルム二世がビスマルクの意見を排除しなければ、第一次世界大戦の敗北は無く、その後のナチスドイツの登場も無かったのかもしれません。
さて、もう一つ 歴代中華帝国がやっていたことですが、 外国の人間で、 『無能な人間を厚遇して、有能な人間は冷遇する』という方法を使っていました。
これは、冷遇された有能な人間は自国に帰ったら中華帝国から嫌われたために出世が出来なくなり、厚遇された無能がその国で出世して行きます。 そして、将来、その無能な人間が国のトップとなりその国の国力を落として行くのです。
これで、中華帝国は周辺諸国が逆らえない様にしているのです。
確か、六韜(りくとう)って言ったかな?
度量をでかくして、耳障りの悪い話を排除せず、自分の目と頭を使って考えろという事ですね(-∀-) |