- 日時: 2019/02/09 23:30
- 名前: いずみ ◆WppZ8Ot2rs (ID: egcKrzDH)
サラブレッドのリミッター
生物は身体能力にリミッターが設けられています。これは、限界まで身体能力を使うと心身に重大なダメージを負うからです。
しかし、サラブレッドで優秀な成績をおさめる馬たちはこのリミッターを外してしまうのです。
これは、前にリサイタルした『狂気』にも関連しています。 身体能力のリミッターを外すとは、『アドレナリン』の多量の分泌を意味しております。 脳内麻薬のアドレナリンを異常分泌させ、身体能力を向上させ、最後に底力を発揮するのです。
狂気を宿した馬とは、異常な興奮状態になり、多量のアドレナリンを分泌させ、そして激しい闘争本能と瞬発力を生み出します。 これがゴール前の強さに反映されるのです。 狂気を持った馬はアドレナリンが分泌しやすくなるのです。
このアドレナリンを分泌しやすい馬が名馬と呼ばれ、たくさんの子孫を生み出します。 そして、その子孫たちもアドレナリンを分泌しやすい体質で生まれてくるのです。
『競争能力の高い馬程故障しやすい』のは、アドレナリンの分泌により自身の身体能力以上のパフォーマンスをしてしまい、身体が悲鳴をあげているからなのです。
このアドレナリンの異常分泌で命を落とした馬に『サイレンススズカ』がおります。 尋常じゃないスピードで走り続け、最後にはそのスピード能力に脚が持たず骨折してあの世へ駆け抜けて行きました。
1997年の春の天皇賞は3強対決と言われました。サクラローレル、マヤノトップガン、マーベラスサンデー という強豪が対決しました。 このレースは名勝負となりました。 結果は 1着マヤノトップガン 2着サクラローレル 3着マーベラスサンデー でした。このレースで極限まで戦った三頭のその後は マヤノトップガン、その後ケガをして2度と走れなくなる。
サクラローレル、凱旋門賞を目指してヨーロッパに渡るがレース中にケガをして再起不能。
マーベラスサンデー、ケガをして休養明けに有馬記念に出走して2着するが、その後レースに出る事無く引退。
でした。着順が高い程、悲惨な結果となっています。
リミッターを外すというのは正に諸刃の剣なのです。
しかし、やはりそんな中からも異常な馬が出現します。 コンスタンツにリミッターを外しながら大きなケガをする事無く勝ち続ける馬です。
それがディープインパクトです。
ディープインパクトは異常なスピードと瞬発力を毎回発揮しながら約2年近くケガをしないで走り続けたのです。
狂気とリミッターとアドレナリンには密接な関わりがあるのです。 これは、人間のスポーツにも同様の事が言えるのです(´ω`)
終わり☆
う〜む( ´〜`)これ、他の人読んで面白いかな? わからん? |