Re: 【依存症対策局】雑談スレ!( No.369 )
  • 日時: 2021/09/20 22:53
  • 名前: ニコライニキ ◆8WuT97A1eU (ID: e8p7Rs0P)

死神「あぁ目覚めたか。では率直にいう。」
「お前の余命は一年と半年だ。」

裕太「え…?」 
裕太には死神の事がまったく理解出来なかった。

裕太「そんなわけ…。」

死神「事実だ。まぁだから俺がいる。」
裕太は何度も目を擦った。

死神「また会おう」

ガラガラガラ…。

圭「裕太!!!目覚めたのか!!!」
涙を溜めていた。いや、多分泣いた後だ。

裕太は何も言わずに裕太に抱きついた

「圭。ありがとな。」

と一言言って圭と裕太、両方泣いた。
こんなに泣いたのはいつぶりだろうか。
死神の事なんて忘れてしまった。

医者には、ストレスのせいで慢性腹膜炎に
なったのでしょう。退院出来ますよ。

母「良かった….」

裕太「良かった…」

それ以来圭と彼女の仲は悪いらしい。

裕太「圭、ごめんな。彼女まで巻き込んで
   しまって。」

圭「きにすんなって!裕太を馬鹿にするやつ
  は許さん!」

そして何事もなく一年と六か月が過ぎた。

六月の十七日。
裕太は下校中、道路に倒れこんだ。
手足は痙攣していた。

体温は39度

裕太は死神の事を思い出した。
「俺…あと六ヶ月で死ぬのかなぁ」
そこから何度も死神の夢を見た。

死神は小さい頃のギャル姉の記憶を
裕太に見せていた。
ギャル姉「裕太!将来、裕太と私で手紙交換     しよ!!」
という記憶があった。
死神「書いてみたら…どうだ…?」
裕太「書いてみます。」

そこから、手紙作りを始めた。

ギャル姉は毎日病院にきて、
「お母さんに頼まれたから!!!」
と言いながら二時間位雑談していた。

裕太「ギャル姉…実はさ。」
ギャル姉「ん?どした?」
裕太には言えなかった。無駄に心配させたく
ないからだ。

裕太はギャル姉が好きだ。なんども助けられ
た。

そんな姉に心配な思いをさせたくない。

そんな思いを込めながら手紙を黙々と書く
日々が始まった。

あるひ