- 日時: 2016/07/28 15:46
- 名前: 三児のぱぱ ◆wcVRNpB7zI (ID: PCLK3.RA)
【息子氏妖怪3を買う】最終回
>>962続きです。
気が付けばもう7月になっていた。いい加減前倒しの交渉を、しなければ……
息子「ぱぱ、妖怪ウォッチ3は発売日に買ってもらえるの?」
ぱぱ「もう少し待ってろ。ママにお願いしてやるからな。」
息子「うん。わかった!楽しみだな〜」
息子は妖怪ウォッチ3を楽しみにしている。発売日に買えなければ五木モード確定だろう……しかし私はビビっていた。
覚悟を決めなければ。やるだけの事はやった……
もう7月10日だ。今日の夜に交渉しよう。
その夜、子供達が寝静まり妻に話かける。
ぱぱ「息子の誕生プレゼントのゲームの事なんだけどさ……」
ママ「あぁ、妖怪ウォッチ3でしょ?」
ぱぱ「息子も色々頑張ってるし前倒し発売日に買ってあげれば?」
時が止まる。心臓がバクバクなり部屋の空気が重くなる。 いつ以来だろうこんな感覚は………
嫁が口を開く。
「あ………予約したよ。」
ぱぱ「へ?」
ママ「だから予約したよ。発売日に間に合う様に。」
意外な言葉にフリーズしてしまう。
ぱぱ「前倒しでいいの?」
ママ「今回は特別にね。」
理由は幾つかあった。先ず私は6月に1週間程入院をしていた。私が入院している間息子はぱぱの代わりにと下の子の面倒を良く見て手伝いを沢山していたらしい。
そしてもう一つ息子が通うピアノ教室の先生に12月の発表会の課題曲をより難しい曲にしてみないか?と申し入れがあり、普段なら即答で断る息子がチャレンジすると言ったらしい。 小2で弾くにはかなり難易度が高いらしいが先生が息子ならいけると太鼓判を押してくれたらしく妻は大変喜んだ。
そして最大の理由
ママ「私アメリカ好きだから。」
………そんな理由かっ!!………
つまり、私の裏工作は全て無意味。一人相撲だった………
ぱぱ「息子喜ぶな……」
ママ「そうだね。ぱぱもご機嫌取りしないで済むしね。」
バレバレだった………
ママ「それと娘にAeroあげるのもヤメテね。」
ぱぱ「す、すいません………」
いつもなら小遣いカットと言われそうだが妻の機嫌は良くお小遣いも無事だった。
そして妖怪ウォッチ3の発売日。仕事だった私は職場で息子からかかってきた電話を取る。
息子「ぱぱー!妖怪ウォッチ3とどいたよー!もうね最高に※○☆◇□■(´д`)」
興奮した息子は何を言っているかわからない……
息子は夏休みに入った今、早起きして勉強、ピアノの練習もキッチリと行っている。たまにゲームのやり過ぎで怒られる事はあるが昔の様に頭の中がゲーム一色になる事はないだろう。
ここまで読んでくれた方ありがとうございました。話はここで終わります。 過疎ってますが何か良いネタがあればまた独り言させて頂きたいと思います。
【息子氏妖怪3を買う】
おしまい。 |