- 日時: 2019/07/17 20:05
- 名前: 夜叉龍王ゴクウ (ID: A1NiQOY2)
更新遅れましたー…スマソ…
〜寿司屋物語第12〜
電話の声ですべてを察した… 聞き覚えのない鈍い声、思わずどちら様ですか?といってしまうほどパニックである。 返答は『この人の親族、または親戚でしょうか?』と言われたのでとりま『はい』と返した。 おいおい…と、思っている(1※最中)に電話の続きだ、『良いですか?落ち着いて聞いてください。今この人は意識不明の重体です』と告げられ2〜3分止まったままだった。その間、時間が止まっていると言う訳でもなくただ単に俺の脳がこの出来事を正常に処理出来ていないんだ。
(2※勿論)、すぐに大将の弟の店に駆け込んだ。
彼も彼で落ち込んでいる。
事情は皆、同じ(3※筈)だ。
それは皆わかっている。
でも、(4※暫く)は。
この事実を
受け入れる気なんて
無いんだよ…
家に帰っても何も出来ない。 いや…出来ないんじゃない…しないんだ。
(5※寧ろ)この局面で物事をできる人とは分からない…
しばらく独りにしてくれ…
→13へ
〜文字説明〜 1※さなか 2※もちろん 3※はず 4※しばらく 5※むしろ |