• 日時： 2020/05/10 22:48
• 名前： 黒好きの黒姫さん ◆KURO/7qwdU　（ID: mw665PVo）

意味怖なら
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　深夜0時。車で家に帰っていた。
　会社の仕事が長引いて、あまりに遅くなったので、普通なら遠廻りして明るく広い大通りを通るが近道であるトンネルを通る事にした。
　だが、このトンネルは心霊スポットと呼ばれており、白い女が出るだとか、笑い声が聞こえるだとか様々な噂がある。正直怖いし通りたくは無いが、早く帰らないと家族が心配する。
仕方なく通った。
　前から対向車の車が走ってきた。
だが、その運転手、何故か異様にこちらを見て走っていった。何なのか気になったがそのまま走り、トンネルを抜け、少し走ったところで後ろクラクションがなった。何なんだと少し思いながらも、近くの広いところで車を停める。その時、先程すれちがった車の運転手の男が車窓を叩く。
窓を開けると彼は言った
「何故、上に人をたくさん乗せてるんですか？？気になって、気になって思わず、引き返してきてしまいましたよ」
そう唐突に言われ思わず声を出す
「は？、誰も乗ってませんよ？」
彼はそれを聞いて謝り言った
「そうですか…また見えてしまったんですね…失礼しました」
そういって彼は車へ戻って行ってしまった。

　家に帰って車を見ると沢山の手形がついていた。気味が悪い。もうあのトンネルには行かない。そう、決心した。
「ただいま」
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さて、終わりです分かりますか？