- 日時: 2016/01/19 18:40
- 名前: 三児のぱぱ ◆wcVRNpB7zI (ID: y6Dj7rFs)
【黒鬼が招いた話9】
>>441続きです。
車で息子と一緒に学校に向かい教室ではなく職員室へ。 先生に挨拶をする。
先生「お父さん教室の後ろで待機してください。」
私「いえいえ先生。私が本来いるべき場所では無いので廊下で待たせてもらいます。全て先生にお任せしてるので。」
昨晩、1つのDSを見つめ寄り添い、共に泣いた先生。私と先生には友情に近い感情が芽生えていた(笑)
……とは言うものの、やっぱり気になるお父さん朝の会のはじまった教室をちらみちゃんする。
先生「昨日の帰りの会の件です。息子氏君、リーダー格君前に来てください。」
先生「リーダー格君、息子氏君が嘘を付いたと言う理由を教えてください。」
………騒がしい為全て聞き取る事は出来ませんでしたが、しばらく先生とリーダー格君でやりとりをしたあとに、
先生「今日は息子氏君が嘘を付いていな事を証明する為に特別にDsを持ってきました。息子氏君、皆さんに見せてください。」
しばらくして教室から歓声が聞こえてくる。
私(やったな息子氏!汚名返上できたな!)
朝の会が終わり先生と息子氏が教室から出てくる。息子氏の晴々した顔を見てお父さんはまた涙ぐんでしまう。
私「息子氏、どうだった?」
息子氏「みんなビックリしてたよ!」
私「よかったな。先生ありがとうございました。」
先生「皆さん納得したみたいです。それとお父さん、ゲームのやり過ぎには注意してくださいね!」
私「あ……はい。先生気を付けます。」
息子氏、はじめて見るお父さんが嫁さん以外の人に怒られてる姿を見て大爆笑。
今まで一人で抱えていた悩みも消え心の底から笑う事が出来たんだろう……
そんな事をしていると息子氏の所にリーダー格君を含めた友達が詰め寄る。
楽しそうな息子氏の顔を見て、お父ちゃん今日も頑張るぞ!とブラックな会社へ向かう。
続く 次で最終回ですm(_ _)m |