Re: B1同好会・拾壱ノ宴( No.370 )
  • 日時: 2023/02/23 07:45
  • 名前: にゃんまる(仮) ◆bXzx4MVHEU (ID: gmbADOuD)

1...よーかい

20xx年12月20日(土曜日)
雪こそ降っていないものの気温は−4℃で犬もこたつで丸くなるようなとても寒い日(?)
その日にあいつは現れた。

姫華「はぁー...」
桜里「どうしたの?お姉ちゃん」
姫華「いやぁ、冬休み何しようかなぁって」
桜里「冬休みに入って決めなよ...w」
桜里「てかお姉ちゃん、散歩行かない?」
姫華「寒いのいやぁガクガク」
桜里「いいじゃん行こうよ」
姫華「まったく桜里は甘えん坊だな、いこっか」
桜里「やった!準備してくるね」

10分後
姫華「ごめんごめん、防寒のために試行錯誤してた」
桜里「ww じゃ、いこっか」ガチャ
びゅぉぉぉおぉぉぉおぉぉぉぉ
姫華「さっむ!!!!!ガタガタガタガタ」
桜里「よおし、桜公園に出発!」
姫華「元気だなぁ」
姫華「桜里まってよぉ」

15分後
桜里「ついたぁ!誰かいるかな?」
?「がるぁぁぁぁ!」
桜&姫「?!」
?2「ジバニャン!あの子達を助けて!」
?3「しゃぁぁぁぁ!」
どかぁぁぁぁぁぁん

?2「大丈夫?って、なぁんだ姫華と桜里じゃん!」
姫華「なつめぇ、いまのなにぃ(泣)」
ナツメ「今の、見えてたの...?」
姫華「あぁ、私も桜里も昔からああいうの視えるんだよね...」
桜里「うん...」
ナツメ「ねぇふたりとも」
姫&桜「?」
ナツメ「妖怪探偵団に入らない?」
桜里「なに?それ」
ナツメ「怪奇現象について調べて解決する、みたいな?」
桜里「なぜ疑問w」
姫華「うーん、桜里がいくなら私も行くよ」
ナツメ「トウマもいるわよ」
桜里「行く」
ナツメ「相変わらず桜里はトウマ大好きねw じゃあ準備できたらあの町はずれの神社わかる?」
姫華「あぁ、あそこか、霧立神社だっけ...」
ナツメ「そうそう!そこに来て!」
タッタッタ
桜里「...普通さ、一緒に行かない?」
姫華「思ったw」
?「うぅぅぅ」
姫&桜「!?」
?「つかれたにゃぁぁ」
姫華「かわいいいいいい!何?何この子可愛すぎない?!」
?「ぐえええええええ自己紹介するから一回離すにゃん!折れるにゃん!!!」
姫華「あ、ごめん(*ノω・*)テヘ」
ホシニャン「まぁいいにゃ、ぼくはホシニャン、よろしくにゃん」
姫華「かわ、かわいいえへへかわいいなぁ」
桜里「お姉ちゃんやばい人だよ...」
ホシニャン「?!視えるのかニャン!」
桜里「遅...見えてるよw」
ホシニャン「じゃあ単刀直入に聞くニャン」
桜里「?」
ホシニャン「ボクを、トモダチ妖怪にしてくれませんかにゃ?実は妖魔界から通達がきてトモダチを作らないと消えるぞ、と...」
姫華「消えるってそんな...わかった、トモダチになろう!」
桜里「急に戻るじゃん...w」
ホシニャン「ありがとうございますにゃ!ではこれを...」
姫華「なにこれ、鍵?」
ホシニャン「ぼくのアークです、それを妖怪ウォッチに差し込めばいつでも呼び出すことができます」
姫華「...妖怪ウォッチ?」
ホシニャン「まさか、妖怪ウォッチを持ってないんですかにゃ...?」
姫華「ナニソレオイシイノ」
ホシニャン「そんな...じゃあ、どうすれば...」
姫華「ほかにも妖怪見える子いるからさ、とりあえず一緒に行こ!」
ホシニャン「わかったにゃん...」

3分後
ナツメ「あ!遅いよ二人と...一匹...?」
姫華「このこはホシニャンっていうんだって、私達の新しいトモダチ!」
ナツメ「友達ってことはアークとかもらった?」
姫華「あっそうだ!アーク!私妖怪ウォッチ?っての持ってないから使えないんだよね...」
ナツメ「妖怪ウォッチなら私持ってるよ...そいで桜里どうしたの?」
桜里「トウマあいたい...」
ナツメ&姫「...ふふっあはははトウマのこと好きすぎwww」
桜里「んぐっ、ナツメちゃん、君もトウマの事好きってこと知ってるんだからな!?」
ナツメ「はぁ?ち、違うしぃ!」
姫&桜 ニヤニヤ
ナツメ「にやにやするなぁぁぁぁ!!!」


姫華たちの後ろで楽しそうに笑う姫華達を見ながら少し寂しそうにするホシニャンであった。