書くの決まり。
題名「吸血鬼なのに日光&ニンニク平気ってアリですか!?」
キャラクター紹介
ミノル・シルフィーズ
この物語の主人公。妹を何よりも大事にしている。
無意識に女の子を虜にしていくタイプ。
リリカ・シルフィーズ
ミノルの妹。密かに兄を慕えている(好き)。
おとなしいが気が強く、外によく出たがる。
シリアルキラー・sirakaba
モンスターをところ構わず殺していく。
主人公のことを無力な吸血鬼君と呼ぶ。
ルカ・サリアリー
吸血エルフという珍しい種族の最上兵士。
正義感が強くハンターを嫌う。
とても辛い過去を持っており常に瞳は暗い。
第一話 簡単に壊れる日常
俺の名前はミノル。吸血鬼だ。
小さい頃からずっと家で過ごしている。
その意味は分かるな?
吸血鬼は日光がダメ。
当たると灰も残らず消える。
親は知らないでも、実は日光が平気なんだ。
すると
「お兄様!」
リリカだ。俺の妹。可愛いだろ?
いつも「お兄様♪」って来てくれるんだ♪
どっちみち外に出られない、
子孫は妹と作るんだっ♪
そんなある日、楽しい日常は崩れ落ちる。
家にハンターが来たのだ。
両親はすぐに殺され、俺も被害にあった。
俺は心臓に深々とナイフを刺された。
苦しみ、もがいていると、
「いやぁぁぁぁ!!」
妹の声だ。急そがなければ。
しかし、妹はすでに
_________心臓に杭を打たれていた。
吸血鬼はこれをされると手遅れ。
ダメだと分かっているのに、
ダメだって知っているのに…。
「今…お兄ぃが助けてやるから!」
「お兄様…もう…ダ…メです。」
「すぐに回復魔法を…!」
あたふたしているうちに妹はこう言った。
「お兄様…い…いん…です。ありが…とう…」
「リリカ…?おいっ…!起きろよ!」
妹は力なく崩れ落ち____眠った。
俺の中で何かが壊れた。
その時。声が聞こえた。
「大切な妹を失った気持ちは?」
つづく
はい。第一話、「簡単に壊れる日常」
でした。
分類はダークファンタジーです。
その声の正体とは?
第二話も楽しみにしてくださいね。