【3ぱぱさんのご出張】その4
予想外のご褒美。明日の休日は名古屋姉妹の姉(以後Qちゃんと呼びます。マラソンの高橋○子似なので)とデートだ。
そして朝を迎えQちゃんとデートに行く。おじさんに車を借りてQちゃんの要望でショッピングだ。一応言っておきますが決してただの足ではない!足じゃないからな!
Qちゃん「お兄ちゃんお腹すかない?」
3ぱぱ「ああwもうお昼だね。ご飯にする?」
Qちゃん「あそこにコメダあるから行こうよ。」
最近でこそ私の地域にも進出してきたが名古屋に来た時には絶対にコ○ダ珈琲に行く。
お店に入り一息につく。
3ぱぱ「女の子は買い物好きだよねー」
Qちゃん「お兄ちゃん女心がわかってないな〜。ゲームばかりしてないでお姉ちゃん(嫁さん)の買い物も付き合ってあげなきゃ。」
たわいもない会話をしていると通路を挟んだ隣の席から声が聞こえる
女の人「Qちゃん先生!」
Qちゃん「あれ?○○君のお母さん。」
女の人「お久しぶりですね。今、旦那と○○が御手洗に行ってます。」
Qちゃん「えー!○○君もいるんですかー!会いたいなー!」
幼稚園の先生をしているQちゃん。どうやら教え子のお母さんに偶然あったようだ。
女の人「そちらの方は?彼氏さん?」
Qちゃんはおもむろに席を立ち私の隣に座る。
Qちゃん「そうで〜す。彼氏で〜す。」
私の腕に腕を絡ませ頭を私の肩にのせてQちゃんが女の人に答える。
3ぱぱ「……………………………………………………………………………………………………………………………………………鼻血ブーーーーーーー!!」
この娘はどれだけ私の心を弄んでくれるんだ。独身なら100%惚れている。バトル開始直後に好物、ブラスターハートMAX、金のさすらいハートを喰らった気分だ。
女の人「へ〜。いいですね。デートですか?」
Qちゃん「冗談ですよ。この人は私の従姉妹のお姉ちゃんの旦那さまで今出張で名古屋に来てるんです。」
女の人「なんだ〜。歳の離れた彼氏さんだな〜と思ったから、うちの旦那と同じだと思ったのに。」
女の人は30代後半だろうか。私とあまり変わらない印象だった。
女の人「あ、帰ってきた!おーい!○○〜、Qちゃん先生いるよー!」
トイレから帰ってくる息子と旦那さんに女の人が手をふる。
男の子はDSをピコピコやりながら、旦那はその後ろを歩いてくる。
Qちゃん「○○君、こんにちは〜。大きくなったねー!今2年生だっけ?」
男の子「Qちゃん先生こんにちは。」
Qちゃん「お父さんも久しぶりです。」
お父さん「Qちゃん先生こんにちは。珍しい場所で会いますね。」
お父さんがブルドッグのような顔をニコニコさせて答える。
ん?
ブルドッグ?
3ぱぱ「あーーー!!??源さーん!」
続く