【息子と親友の話】第七話
康祐、まい、みらい、おう太、けん太。
康祐とおう太は相変わらずケンカばかりしているが皆元気に大きくなっていく。
気が付けば、まい、みらい、けん太は小学1年生になっていた。
康祐は年長になり少したくましくなり、おう太は年中になりかなりたくましくなった。
子供達は大きくなって行くが私の生活は変わらない。相変わらず休日の午後はまいちゃんパパと乾杯している。
まいパパ「3ぱぱさん、前に約束したキャンプなんですけど秋に行きませんか?」
3ぱぱ「いいですね!娘も無事に産まれたし是非行きましょう!」
まい「康ちゃん達とキャンプ行くの?ヤッター!」
康祐「僕も楽しみ!」
まいパパ「盛り上って来たな!今日は予行練習でバーベキューでもしますか?」
3ぱぱ「おお!やりましょう!」
まい「やった〜!」
一人っ子のまいちゃん。一緒にバーベキューをするのは初めてだったが大はしゃぎで満足してくれた様だ。夏の暑い夜の事だった。バーベキューをしながら花火大会の花火を見たのを憶えている。
バーベキューが終わり私達が帰ろうとした時にまいちゃんはもっとバーベキューしたい!まだ遊びたいと大泣きしていた。まいちゃんにとっても良い思い出になっているだろう。
秋に約束したキャンプ………この約束は果たす事が出来なかった。
続く。