【息子のお泊まり会】その9
ついに来たK君に不怪ゲットのチャンス。
ぱぱ「おおっ!やったなーK君!」
K君「…………」
け………K君………めっちゃ緊張して固まってる………
ぱぱ「K君、落ち着いて。おじさんの言う通りにやってごらん」
K君の肩を軽く叩く。
K君「わ……わかった!」
O君「俺も姉ちゃんも1回で仲間にしたからね〜。K君頑張って〜」
K君「う……うん!」
O君……K君にこれ以上プレッシャーをかけてくれるな……
ブラスターでハートをMAXにためてさすらい玉もハートが出た。K君のPTではいいね!を貯めるのは一苦労だ。
ぱぱ「K君!準備は整ったぞ!不怪姉さんを倒して!」
K君「わかった!」
K君再びブラスターを発動してアタックモードが出る。不怪姉さんを一気に倒しに行く。
ついに不怪姉さんを倒したK君。画面がかわり経験値、お金がはいる。
ぱぱ「さぁK君、ボタンを押すんだ。」
K君「う……うん」
小学生組が集まり皆K君のDsの画面を見つめる。
時間がスローモーションの様にゆっくりと感じる……さぁK君、ボタンを押して軽快な音楽が続けば不怪姉さんは君のものだ……
………ポチッ……………
…………………………………
♪テケテッテ〜テッテテテ〜テッテ〜♪
不怪姉さんが立ち上がる…………
「おおーっ!」
皆が歓声をあげる。
K君「やった〜!!」
Mちゃん、O君に続きK君も1発で不怪姉さんをゲット。やはり欲望にまみれた大人には厳しく純粋な子供達には優しいゲームなのか……
何はともあれ3人とも怪魔をゲット出来てよかった。時刻はもう21時を過ぎている。そろそろ子供達は寝室に行かせる時間だった……
しかしK君の熱い夜はまだ終わらない……
続く