ウッチさん
ふつーの市立中学ですよー
学年125人だっけ
ウッチさんがやってたのでパク(ry
最終・始発・臨時 Part1
ある夜のことだった。その日はじめじめしていました。熱帯夜っていうんですかね。
私は遮断機を上げたり下げたりする仕事をしていました。
今は自動で上下しますが、昔は人の手でやっていたんです
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夜になると人通りの絶える道でしたから遮断機を閉めたままでもかまわないんですよね...
ですが、それが仕事でしたので.....
最終列車を確認したあと、私は冷えたタオルで体を拭き、いつものように仮眠しました。(^^)
しかし、じめじめし体が火照ってしまいなかなか寝付けませんでした。
始発まで眠らなければ...と焦れば焦れるほど目は冴えてしまいます。
人って生き物はずっと横になっていれば眠気はくるんですね。
私はとろとろと眠りに誘われていきました。
いくつ時間が経ったでしょうか。突然カァーン、カァーンと警報器がなりました。
なんだなんだと寝ぼけながら頭をポリポリ外へ出ていきました。
その時頭に血がめぐってきました。
ーーー警報器がなっている( `ω´)ーーー
臨時列車に違いありません。列車のガタンゴトンという音も聞こえてきます。
ーーーしまった。表に記入漏れがあったーーー
気持ちが動転していたため誰が警報器を鳴らしているのか考えませんでした。
急いで外に飛び出しました。
不思議なことに心配した遮断機はすでに閉まっています。閉めたまま寝たはずはありません。
しかし、閉まっていたので幸いです。事故もきっと起こっていない。
私は胸を撫で下ろし遠ざかっていく臨時列車に目をやりました。
第一話終わり