今回は背骨の使い方って事ですが、、、
前回の番外編では固定支点と揺動支点のお話しをしました
地震に対処した建物に例えると、、、
しっかりとした柱を建てて筋交いをいれてしっかりと固めた建物が固定支点にあたります
それとは対照的に心柱というものを中心に通して建物自体が揺れる事で揺れを逃がす五重塔のような建物が揺動支点になります
人間には五重塔の心柱に当たる背骨があります
古来より「正中線」と呼ばれているものがありますが、、、
背骨を固定して身体を使うというイメージがありますが武術では五重塔のように背骨をくねらせて使っていきます
川で泳いでいる魚を見た事はあるでしょうか?
残像を残して魚が消えたように見える事があると思いますが、、、
魚は四肢ではなく背骨を上手く活用しながら泳いでいます
人も背骨を上手く使うと残像を残すような体捌きが可能となります
通常は身体の移動は足で蹴っていく事になりますが、、、
それを背骨の動き主体でいくと反応速度が速くなるという事でしょうかね
脳が末端の手足に命令を出して動くよりも中心に近い背骨の動きに引っ張られるほうが反応速度が速くなるのは自然の流れだと思います
前述したように、、、
コツとは骨の事なりです(* ̄▽ ̄)フフフッ♪