Re: 紅の雑談広場3(奇跡の月光タウン編)( No.205 )
  • 日時: 2021/09/25 17:03
  • 名前: 語尾が最近おかしいベイリーフ ◆5SnftrlJNA (ID: w/EpgIFM)

さてと…書くのだわよ(?)

鬼殺鬼

6.覚醒
………
……

「西の街 唐奈町に向かえ!そこに潜む鬼を退治せよ!」
この任務を受けた俺は言われた通り、唐奈町にやってきた。
「賑やかだなあ そして昔からある建物がいっぱいだ」
唐奈町…中国がまだ唐という名であった頃から貿易が盛んな町だそうだ。
昔からの風貌を大切にしようと、平安時代や江戸時代に建てられた後に自然災害によって壊れた建物をそのまま再現しつつ、未だ壊れてない建物も町中の皆が手入れしながら残してあるそうだ。
町の端に行くと港があって、そこでは毎日のように貿易が行われているらしい。
中心部に向かうと、安土桃山時代に建てられたお城があり、城下町は観光スポットとして今も賑わっている。
「こんなところに鬼がいるのか…どこにいるんだろう…」

「いらっしゃーい!今日は大根が安いよー!」
「こちらで記念撮影ができまーす!思い出作りにどうですかー?」
「That castle is very cool! I want to go inside that!」
「Good idea! Let’s go immediately!」

佑はひたすら町を見渡して鬼を探した。
だが鬼らしき人物はどこにもいなかった。
やがて夜になった。
「人がまるっきり出歩かなくなったなぁ…」

タタタタタッ
「!?」
佑は背後から迫る鬼の攻撃を紙一重にかわした。
「ほう、なかなかいい動きだ これは殺し甲斐がありそうだ!」
なんだこの鬼!速い!そして…
「ぐぁっ!?」
強い!
「う〜ん、思い違いか?結構強いと思ったんだけどねぇ?」
「ぐっ!」
佑は鬼に拳を振るった。
「弱い」
!?
人差し指で止められた…なんて力だ…!
「さて、どこから頂こうか?足か?腕か?それとも頭か?」
「…させるかっ!」
佑と鬼は互いに攻撃を続けた。
鬼が圧倒的に有利だ。
「うぐ…ここで…死ねない!」
「うむ、多少は栄養になりそうだな この辺の住人は腹にたまらなくてなぁ…」
「…これ以上…罪無き人を殺させはしない!…絶対に…!!」
「さぁ…これで最後だ…さようなら」
佑は体制を崩し、目の前で鬼が今にも腹に爪を刺そうとしている!


その時だった。


「ぐっ…!?」
佑が眩い炎に包まれ、同時に振るった拳が鬼をふっとばした。
「……こいつ……何を!?」

佑の姿が変わっている。
黒かった髪は紅く染まり、赤かった目が蒼白く、なかった鬼の角が2本、右手には茜色の刀を手にしていた。

「…五剣流『滅鬼・雲散霧消』」

佑は光より速い速度で鬼の首に刀を振るった。
鬼は音も立てずに首を斬られ、静かに消滅していった。
まさに 雲が風に散り、霧が消えてなくなるように…

佑は鬼が消え切った後、姿が元に戻り、そのまま気絶してしまった。
………
……

キリがいいからここで終わるのであーる!
ちなみに佑は町に一人で来てるガル!
ちょっと厨二臭くなっちゃったズラ…
でもかっこよくしたつもりだから許してじーん
直すなんてムーリー!
とりあえず寝るミン!
今日は茜ちゃん描こうと思ってるボーノ
絵が上手くなるためなのだ!
今日は早く寝たいブーン
おやすみジュワーン