雑談掲示板

• 日時： 2022/02/11 10:19
• 名前： (株) ILCA ◆kKqvSYA89A　（ID: kZ.yKyI.）

はい？貴方みたいな隠キャさんと付き合うつもりはありませんけど。
りとはそう言い残して去って行った。

僕は許せなかった。そして気晴らしに数年前のゲームの雑談板に今日あったことを愚痴った。

「今日対して可愛くもない女子に告白したら意味不明な理由でフられたわww」

掲示板民は完全に無視して別ゲーの話を続けていた。

翌日… 何やらクラスが騒がしい。

「かりってまだ妖怪ボッチやってるみたいだぞww」
「かり、あのりとさんに告白したってマジ？w」

何故バレている。周りに人がいないのを確認してから告白したはずだ。
しかしすぐに理由はわかった。

「りとさんってネット掲示板とか使うんだ。意外w」

そう、りとも妖怪ボッチのプレイヤー、そして掲示板民だったのだ。

かりは妖怪ボッチ2真打のPNが本名だと公言してしまっていたのと、口調、そして内容が一致したことが特定に至った要因だった。

「やあかりw おはよw 話は聞いてるよw」

こいつは万時。りとさんと僕の共通の友人だ。
少し前まではクラスの奴らにバレないように妖怪ボッチ2やってる仲間だったが引退した。

「もう告白の件はいいよ、どうせ僕は弄られる運命なんだよ...」

かりは言い放った。

「その件もあるけど、かり 俺の2ds借りた理由正直に答えてくれない？」

かりは冷や汗をかいた。何故なら別名義で詐欺するためだったからだ。

「妖怪を増殖するためだけど...？」

かりはとっさに思い付いた理由を言った。

「へぇ。妖怪を増やすため？俺のFCの詐欺師が現れて、雑談で告白を愚痴っていた人物とidが同じだったってりとから聞いたけどそれとは関係ない？」

完全にバレている。かりに言い返す手段はもう残っていなかった。
かりは逃げた。廊下を疾走するその姿は妖怪ボッチ2に登場するキャラクター、おんそくそのものであっただろう。

• 日時： 2022/02/07 02:33
• 名前： (株) ILCA ◆kKqvSYA89A　（ID: yF0hUscH）

かりは学校を飛び出し、付近にある公園でボーっと鳥を眺めていた。

「あ、かりさん何故学校を飛び出してしまったんだ？」

この声は校長だ。完全に油断してしまっていた。

「万時が虐めてきたんです！泣」

他人のFC使って詐欺しといてこの様である。

「ほう、それでも無許可で学校飛び出していい理由にはならないから保護者呼びますね。ちょっと待ってくださいね」

かりは絶望した。
かりは逃げた。しかし校長は追ってこなかった。

親が仕事なのをいいことに家に帰り、そして妖怪ボッチの掲示板を荒らしまくった。
スレ乱立、過去スレのageなど。

そして授業時間が終わり、帰宅部のりとは家に帰り即掲示板を開いた。

「えっ… 私の本名をHNにしてスレ乱立とレトチ提案の荒らしがされてる…」

りとは驚愕した。
この世にりとの本名と活動している掲示板を知っており、尚且つ午前10時に書き込み出来る人間など存在しないはずなのだからだ。

• 日時： 2022/02/06 16:08
• 名前： かりと　（ID: 0rYUVYRr）

期待の新星だな、続きが気になる

• 日時： 2022/02/07 02:35
• 名前： (株) ILCA　（ID: yF0hUscH）

ただ、今日は少し違っていた。

(これは学校から飛び出したかりが帰宅して荒らしたと考えれば辻褄が合うなぁ…)

りとは考えた。そしてかりとコンタクトを取ることを試みた。

「かり、昨日は用事あって急いでたからフっちゃってごめん！
　改めて告白の返事したいんだけど家来れる…？」

「ええよ、それにりとも妖怪ボッチやってるなら対戦せん？」

この男、9時間前に受けた仕打ちを忘れたのだろうか。
あっさりと承諾してしまった。

りとは万時経由でかりと繋がっておいて良かったと思えた唯一の瞬間だった。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝww
かりは呑気にやってきた。この後どうなるかなど一切考えずに。

りとは言いたいことをグッと堪えて、しばらくは顔色一つ変えずに遊んでいた。そして運命の時が訪れる。

「りと、トイレ借りていい？」

これはかりのスマホを借りる絶好のチャンス。かりだけに

「いいよー」

そしてかりは電源を付けたままトイレに行ってしまった。
このチャンスを逃さまいと掲示板に書き込み、idを確認する。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
2021/10/25 10:34
○○ りと (ID: iRTKOAir)
ホゲモンホゲモンホゲモンホゲモン
ーーーーーーーーーーーーーーーー
2021/10/25 17:14
テスト (ID: iRTKOAir)
あ
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完全一致である。

• 日時： 2022/02/08 03:49
• 名前： (株) ILCA ◆kKqvSYA89A　（ID: DFstuQm6）

そんなことも知らないかりが呑気にトイレから帰ってきた。

「ただいまー。で、告白の返事っていつ？」

今すぐにでも殴ってやろうかと思いつつ、りとは話始めた。

「かり… 妖怪ボッチの掲示板に私の本名書いたよね？」

かりの表情は先程とは大きく変わって焦っていた。

「なにか証拠でもあるの？」

かりは足掻く。ただそれは無駄でしかなかった。

「かりがトイレ行ってる間に、試しにかりのスマホで書き込んだらid一致したんだよ！ふざけるんじゃないわよ！」

かりは今まで見たことのないりとの一面に驚いている。

「かり、告白の件も万時君のFC使って詐欺してなかったら言いふらさなかったのに。運の尽きだねw」

かりはこの一言で忘れたかった朝のことを思い出し、そしてこの後起こる最悪の事態を想像する。

(警察とか呼ばれるのかぁ…)
(学校はどうなるのかなぁ…)

そんなことを考えていたら急にりとから殴られた。

• 日時： 2022/02/07 12:09
• 名前： りとりとりとリトルマーメイド離党りとルリーグ　（ID: OyIn1Cv7）

ID草

RITO kari

細かいなぁ

• 日時： 2022/02/08 06:12
• 名前： (株) ILCA ◆kKqvSYA89A　（ID: DFstuQm6）

「何ボーッとしてるんだよ！」

りとは怒鳴った。
そしてこんな提案を持ちかける。

「条件付きだけど今回の件を外部に出さないであげる。飲む？」

かりは驚いた。そして大きく首を縦に振った。

「じゃあ… 私とをかり君のお嫁さんとして迎えてね？」

おわり

最後に まんじさんを完全な私怨で巻き込んですみませんでした

• 日時： 2022/02/08 07:34
• 名前： りとりとりとリトルマーメイド離党りとルリーグ　（ID: Nzna3qPc）

絶対途中で面倒臭くなったでしょ

終わらせかたが強引すぎる

• 日時： 2022/02/08 07:58
• 名前： りと　（ID: DFstuQm6）

>>7
文才ない奴にエロ以外は難易度高かったですね

• 日時： 2022/02/08 08:13
• 名前： りとりとりとリトルマーメイド離党りとルリーグ　（ID: Nzna3qPc）

名前　�蟹LCA　の方が好きよ

CALI