さて、武術談義も終盤に差しかかってきました
前回は「虚実」について述べましたがその「虚実」をどう捉えるのか武術視点で述べたい思います
それにはまず「先(せん)」というものを理解する必要があります
「先」とはプロローグ>>261で出てきた「間(タイミング)」です
「先」には「先の先」「対の先」「後の先」があります
前述したように武術は相手が何らかの危害を加えようとした時にのみ活用する術です
危害を加えようとする意志は「虚実」でいうところの「実」にあたります
口論や揉め事もそうですが強い意志「実」のぶつかり合いです
私が敢えて武術談義を「お笑い」という話術に重ねたのは口論や揉め事にも応用が利く為です
「先の先」とは相手が「実」を発動する前に止めてしまう事です
「対の先」とは相手の「実」に合わせる事により相手の「虚」を作り自身は「実」を持って当たる事です
「後の先」とは相手の「実」を受け流して相手を崩す事によりそこに「虚」を作り自身の「実」を合わせる事です
言ってる事は分かりにくいとは思いますが、、、
次回はもう少し具体的に述べたいと思います( *´艸`)