武術談義の愛読者もいらっしゃるので今日は記載予定にはなかった番外編って事で武術の身体操作の事にも少しだけ触れておきます( ´艸`)
武術というものは今ある身体を隅から隅まで使えるように開発していくという目的もあります
その為には>>280に示したように身体に付随する意識の流れを少しでも全身に通しておく必要があります
例えば腕を使う場合は殆どが腕のみに意識が行きがちですがその腕の奥の部分である肩甲骨を上手く使うと物を投げたり、切る作業、武術に於いては突きや受けの動作が格段にスムーズになり伸びも出てきます
例えば魚のお刺身は細胞を如何に潰さずに切る事が美味しい出来上がりを左右します
力学的な説明をしますと「固定支点」と「揺動支点」です
固定支点とは分かりやすくいうとワイパーの動きです
支点が動かずにそこを中心に動く動作です
揺動支点とは支点そのものが動くものです
物を綺麗に切るには揺動支点を使うと上手く切れます
動作を例に挙げると肩だけの動きで切ると固定支点になり肘を上手く組わせると揺動支点になりますが更に肩甲骨の動きを組み合わせるとより揺動支点が使えるようになり刺身の出来が良くなります
武術の場合は固定支点で動くよりも揺動支点で動くほうが相手に動きや力の流れを読まれにくくなります
コツという言葉がありますが、、、
コツとは骨の使い方の事を指しています(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
肩甲骨を使えるようになる訓練法は、、、
例えば仰向けに寝た状態で肩甲骨の動きだけで上下左右と動いてみると良い訓練になります
ブルー・〇リーという映画俳優をご存知でしょうか?
もしご存知ならば映画「ドラ〇ンの道」でラスボスの空手家と戦う前に準備運動で肩甲骨を動かしていましたそれを参考にしてみるのもいいかもです( ´艸`)
因みに肩甲骨の訓練は肩こり防止にもいいですよ