雑談掲示板

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妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説
  • 日時: 2015/02/13 22:56
  • 名前: ノラネコ (ID: fpaQzJl.)

妖怪ウォッチに登場する妖怪達を会話形式で記載していくスレッド。

オリジナル妖怪を投稿していただけると、その妖怪が登場し
トークしたり、能力を使ってくれます。

イラスト・二次創作の投稿も歓迎します。

▼掲載中の二次創作▼

『刀葉林と雪女』 神さん:リクエストSS
●雪女が落ちた先は八大地獄。そこで出会ったモバイルな少女
 その名は刀葉林(とうようりん)!

『かつて破れた―夏の約束』ジェネロな人さん:投稿SS
●もっと強く、もっと強い妖怪を…狂気が院長を蝕むその果てとは?


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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.2 )
  • 日時: 2015/01/23 10:30
  • 名前: ノラネコ (ID: fKmzVwKT)


人魚「妖怪!」
吹雪姫「た、対談?」
花子「………始まるよ」

人「いやぁ〜極楽、極楽ゥ〜1日の疲れはやっぱり温泉でリフレッシュよね」
ごくらく温泉の奥にある、女湯で日頃の披露を癒している人魚と花子。
花「ゲームでは演出という規制の下、水着着用だし。
そもそも女湯はないもの。それでも
違和感が無かったのは、さすがレベルXというべきね」
人「もう!花子ちゃんのエッチ!」
ウケる〜と笑う人魚に花子は抑揚のない声で続ける。
花「青い猫型式ロボのヒロインの入浴シーンでも
全く卑猥さを感じないことと同じよ。
もっとも、その入浴シーン自体、減少傾向にあるわ」
人「それはそうと何か熱くない?」
花「そうね。彼女、浮いてるものね」
人「ちょっと!吹雪姫ちゃん!しっかりしてぇ!」
雪「さ、三途の…犬…おいで…おいで…して…」
魂が口から抜け出しそうになっている吹雪姫。
花「これは異常な熱さね。妖怪ウォッチ」
人「ええ!?何で持ってるの!?」
花「マスターから拝借してきたわ」
妖怪ウォッチで温泉内を照らすとメーターがMAXになり
ドロンと妖怪が現れた。
豚「かぽーん、この温泉ぬるいから熱くしてや――」
人「…………男ね」
花「…………雄ね」

豚のミンチを調理中

雪「ああ、のぼせトンマンがモザイクをかけざるをえない状態に」
花「まだ息がありますね。でんじんをパシッってげらげらランドの
コースターからゴミ袋で覆って投下しましょう。
そのまま生ゴミの日に出せます」
人「いいねぇ、ウケる〜♪」
不気味な笑いを浮かべながら密談する二人。
フゥミン「ここねぇ〜ごくらくの女湯というのは?」
不死身御前「ふくふく特急と満福おたふく駅の往復で疲れたのぅ…」
ババァーン「お肌がつるつるになっちゃう」
人「あ、あの〜賞味期限というか…品質保持期限が過ぎた
生物学上の雌は入ってはいけない決まりが―」
花「ババァは見苦しいから入浴禁止よ。去りなさい」
バ「フゥミンに何て失礼な事を言うんじゃ!最近の若い者は!」
人「いや、お前だよ」
花「加齢臭に鼻が腐ってしまうわ」
し「私って汚れてますか?」
真面目な顔をして吹雪姫に問うババァーン。
雪「えっと…あの…その…腐った妖怪かな…って思います。
それと臭いし、汚いから離れろよ?」
はにかみながら壮絶な毒を吐く吹雪姫。
バ「おのれ…覚えておれよ」
不「お主、なかなかキツイの…」
雪「私、不器用ですから」
そして人魚、花子、吹雪姫、フゥミン、不死身御前が温泉に浸かっている。
不「ふぅ…疲れが癒される…そうじゃ、女子もそろった事じゃし、
恋バナに花を咲かすのもよいじゃろう、どうじゃな?」

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.3 )
  • 日時: 2015/01/23 10:37
  • 名前: ノラネコ (ID: fKmzVwKT)

人「はいはーい、人魚の宝玉でぇー八尾比丘尼になって気弱な船長を
ツンツンデレデレしてまーす」
花「可愛くない猫を毎日虐げて飴と鞭な生活をしています」
雪「雪だるまに命を与えて、オラフって名前付けました」
フ「アナユキ?ここは夢の王国しゃないから、その言葉は禁句よん」
不「……というか3人中、2人は恋バナではないの。お主はどうじゃフゥミン」
フ「人生に疲れているケータを夢の世界へ連れて行ってます♪」
不「小学生で人生語る時点でアウトじゃろ」
花「じゃあ、不死身の姉御はどうなの?人生の先輩として教えて」
不「ふむ、そうじゃな……お主は主人の為にどのような心構えでおる」
花「シェイムのランジェリーを身につけているわ」
人「……はっ?」
雪「しぇいむ?」
フ「え、えーと…花子のマスターって男の子?女の子?」
花「愚問ね。男に決まっているじゃない」
人「え、ちょっと待って、花子ちゃん、それって誰の物なの?
自前で用意したワケじゃないわよね、その高級下着」
花「マスターのを拝借したの」
人「花子ちゃんのマスターって……妖怪の私が言うのも何だけど
人間として何かがおかしいと思うわ」
フ「あーあれね。頭の中がぐるぐる回っているのかもしれないわ
グローブ・ジャングルみたいに」

『グローブ・ジャングル』
※【通称:地球儀、地球、ぐるぐる等、地方によって様々。
設置されている場所は小学校の校庭、公園等。
主に小学校低学年の男子児童が多数で回し、その遠心力によって
身体を浮かせたり、内部でその高速を楽しむ回転式遊具。
時折、後方にいる児童及び、状況を把握していない児童に
体当たりやドロップキックをかます事ができるので危険。
平成中頃になると老朽化などの理由から公園、小学校から
次々と取り外され、絶滅が危惧されている回転式ジャングルジム】

不「異国の下着とな?具体的にどのようなものなのじゃ?」
花「ここをしぼりだすように、ここが開い――」
ジバニャン「はぁはぁ、この後どうなるニャン」
ウィスパー「来週へ続くそうですよウィッス」
雪「ありのー♪ままのー♪ブリザガ!」
人「只今、氷の柱に閉じこめられたエロ猫と
知った被ったダメ執事を雪山に放逐していますのでしばらくお待ち下さい」
不「面妖な下着じゃの」
花「姉御はどんなの履いてるの?」
不「ふむ、妾は履いておら――」
フ「だから、そのネタはダメつってんだろ!なんちゃってババァ!」
花「さすがね、姉御。超特急乗ってるだけあるわね」
人「ふくふく超特急関係ないよね。そのくだり」
不「超特急は下りじゃ。上手いこというのう、座布団一枚」
ドケチング「ワシの座布団しらんかぇ〜婆さぁ〜ん……ごぷっ!?」
花「ああ、脳を患った老妖怪が姉御に杖で脳天を貫かれているわ」
人「じゃあ、恋バナおしまい!次の話題に行ってみましょ」

えんらえんら「次の話題はコレよ〜その名もーー」

雪「あの!フゥミンさんはどうしてそんなにおっぱいが大きいんですか!」
フ「さぁ…どうしてって言われてもねぇ…」
え「私も大きいわ、親方様も大きい方が好きだって♪」
人「元祖と本家で2人親方がいると思うけど?」
え「どっちもよん」
人「えー?元祖の親方様、『俺は無乳の方が好きだ』って言ってたし」
雪「………ロリコンは犯罪だから」
フ「そもそも貴女、煙でしょ?気体の状態方程式でいくらでもアップできるでしょう?」
え「PV=NRTじゃん」
不「まぁまぁ、妾の経験上、豊満なおっぱいになびかなかった主人は皆無じゃ」
雪「えっと…その…不死身御前さんて無乳で――がばがば」
溺死寸前の吹雪姫をフゥミンと人魚姫が決死の救助の末、復活。
え「そうそう、大きいことはいいことだー!」
花「あーウザ…知ったかぶりの執事より、コマさんとかの方がお供にしているユーザーが
多いのに何を言っているのかしらね。このクサレおっぱい」
え「あら〜クサレおっぱいとか聞き捨てならないわねぇ、腹黒ロリ」
リー夫人「あらあら!」
え「失せろ!生物学上の雌!」
リ「理不尽だわ…しくしく」
花「何か文句があるのかしら?おっぱいだけAランクさん」
え「洗濯板のおこちゃまは引っ込んでおいたほうが身の為よ?」
コマ「もんげー!都会のおっぱっ…おっぱいがっ!おっぱ、おっぱ」
コマ次郎「落ち着くズラ、熱意は十分伝わってくるズラ!」
フ「ぶっ飛ばしたいところだけど、可愛いから許してあげるわ」
人「そんなワケあるか!!でてけぇ!」
コ「もんげー!」
コ次「所詮はオラ達もおっぱいに踊らされた被害者にすぎないズラ」
御用田「カツ丼でも食ってけ。さぁ行こうか」
人「お前も出てけ!変態ポリス!」

続?

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.4 )
  • 日時: 2015/01/24 13:49
  • 名前: ノラネコ (ID: H0WD12eu)

セーラーニャン「もうやめて!」
人「また微妙なの来た!?」
フユニャン「そうだ!乳で争うなんて君達はどうかしているぞ!」
不「どさくさに紛れて入ってくるのは禁止じゃ、うつけ者」
不死身姉御の死に神の術
フユ「ぐふっ!?ケイゾー…すまない…ガッツ!」
セ「おっぱいなんてどうでもいいじゃない!ラブ&ピースよ」
花「………クククッ」
え「ぷっ…ふふ、そうね」
雪「ドラム缶体型ですね、くすくす」
フ「げらげらぽーげーらげらぽー」
人「わぁ〜ドラむか〜ん、何か道具出してよォ!ウケるぅ!」
一同はセーラーニャンの体型をみて必死に笑いをこらえた。
セ「戦争だ!」

第一次乳大戦勃発

珊瑚「待ちなさい」
一同「あんた、誰ッ?」
珊「天知る、地知る、まるこめ味噌汁。
かげむら病院勤務の御石屋珊瑚(おいしやさんご)よ」
セ「お医者さんごっこ?」
え「イラストで確認したわ、キモナシ先生の娘ね」
花「廃病院の女医さんが何か用かしら?」
珊「豊胸手術の用意ができたわ」
花「金の手形5枚でどうかしら?」
珊「冗談よ」
セ「プラチナこけし10個」
珊「大変、魅力的だけど、話を聞きなさい」
不「おー苦しゅうない、申してみよ」
珊「この私が作った巨乳になるお薬を提供す――――」
雪「スタミナムの色違い?」
セ「まぁ、貴女は天使のような方ですね♪」
珊「――るけど、まだ臨床試験をしていないので副作――」
セ「んぐんぐんぐ…ぷはー!甘いニャ!」
珊「――用があるかもしれないから、自己責任でお願いするわ」
花「貴女、わざとぶつ切りで言葉を発してるでしょ」
え「大丈夫なのかしら、ドラム缶」
セ「だいじようぶにやおむねがおおきくなつたようにかんじるにや」
人「大文字と小文字の区別が!?とっても読みにくいわ」
雪「スペックが低くなって全体的にステータスがダウンしていますね
とりつき効果なのかしら?」
村正「フッ、拙者にとっては些細な事でござる」
溺死させられた村正を排水溝に押し込め、一同はセーラーニャンから
10メートルほど離れ、生暖かい眼で見守った。
珊「始まったわ…あれは第一段階」
セ「…うま…かゆ…」
人「一気に最終段階いった!?」
花「ゾンビの日記ね、リメイクされてより鮮明になったわね」
珊「まだよ、あれはドラム缶の拘束具に過ぎないわ」
雪「あ、あのー…何か全然、関係ないアニメに話がとんでませんか?」
村正「フッ拙者にとっては些細な事でござる」
花「学習能力のない侍を切腹させたところで続きよ」
セ「ムーンプリズムパワー!メーッックああーぷ!」
人「あああッ!あれって!」
不「ハピネスチャージプリキュア!?」
フ「キュアラブリーは無敵なんだから♪」
セ「セーラ服、美少女戦士!セーラームーン!月にかわっておしおきよ!」
珊「完璧だわ!Tウィルスの実験は上場と。協力感謝するわ、じゃ(・・)ノ」
フ「あ、逃げたわ!」
セ「セーラ服+月=肉」
雪「変身してもバイオのまんまです!」
人「特上しもふり持ってない?」
花「あるけどとても高いから譲渡できないわ」
雪「それにしても、お風呂また熱くなってませんか?」
豚「かぽーん!のぼせとんまん華麗に復活!」
セ「肉!」
豚「きゃー」
人「飛ばない豚はただの豚だ」
フ「バカッ!」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.5 )
  • 日時: 2015/01/24 13:54
  • 名前: 神 (ID: 29gw7Sua)

オリジナル
刀葉林の女性
これと雪女との会話お願いします

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.6 )
  • 日時: 2015/01/24 14:44
  • 名前: ノラネコ (ID: H0WD12eu)

刀葉林の女性の概要はググると下記の様に出ましたが
この設定でいいのでしょうか?

刀葉林というのは、木の上に女がいるので、
それに近寄ろうと男が木に登ると、その木に生えた刃物の葉で、ズタズタに引き裂かれます。
それでも、やっと上に上ると、女は木の下にいて「あなたのために、私はこんなところまで来たのよ。どうして、早くそばに来てくれないの? 抱いてくれないの?」と叫びます。
男は再び、木を降りて下に行くと、女はまた上にいて・・という地獄なんですが、女のセリフから推測すると、彼女は、男の生前の恋人か妻で、地獄にまで追いかけてきたと言う設定ですね。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.7 )
  • 日時: 2015/01/24 15:55
  • 名前: 神 (ID: 29gw7Sua)

いいですよ
お願いします
僕が刀葉林女と会話する内容でお願いします

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.8 )
  • 日時: 2015/01/24 23:03
  • 名前: ノラネコ (ID: H0WD12eu)

雪女「リクエストなお話」
刀葉林「はっじまるよー!」

雪がさんさんと降る睦月の空。
新たな年を迎え、年賀状が寒中見舞いになるころ
雪女は一人、大森神社への参道を歩いていた。
「ふぅふぅ、雪が降って気持ちいいわ」
属性が炎の妖怪にとっては苦痛以外のなにものでもない
凍てつく冷気と氷の結晶が舞う中を雪女は鼻歌を
歌いながら歩を進める。
「ゆーきやこんこん、あられはこんこん〜♪」
冷え性なのだが、ケータがくれた腹巻1つあれば問題ない。
吹雪の術や必殺技もほぼ、コントロールできるレベルになった。
今日は御神木のガシャを回すケータのお供だ。
生意気な猫やしったかぶりのダメ執事は炬燵でぬくぬくと
過ごしている。
「ケータ、遅いよ。先に言ってるからね」
「うう…寒い…寒い…」
手袋にニット帽、分厚いダウンジャケットを着ても
一言、二言目には「寒い」と白い吐息を吐く主人の心情は理解できない。
(ヘタレだなぁ〜だからガールフレンドに『普通すぎて』
とあっさり見限られるのがわからないのかな?)
しかし、そんなケータも主人には違いない。
妖魔界を救い、元祖・本家の抗争を止め、ウバウネ率いる怪魔
をも退けたのは間切れもない、この少年だ。
(やればできる子ってことで…頼りにしてるよ)
クスリと笑って、雪女は参道を駆け上がって行った。
「あれ、コレなんだろう?」
鳥居をくぐったその先に、黒っぽい物が落ちている。
「……鏡?」
思わず手に取ってそれを眺める。そこに映るのは自身の顔。
が、次の瞬間、雪女はその鏡に吸い込まれた。
「あッ?きゃ―――」



「あああああああ」
悲鳴じみた声の続きと共に雪女はぽふっと尻もちをついた。
「痛たた……何なのよ…」
周囲を見回すとそこは先ほどまでいた大森神社と何ら変わりない
が、本来であれば神社があるはずのそこには太い樹木があるだけだ。
「な…なに…ここ?」
「ん〜お客さん?」
樹木の上から、眠そうな声が発せられた。
「な、何なのよ、ここ!」
樹木を見上げて雪女はめいいっぱい声をあげた。
「あ…あーえーと…あわわ!そこ危なーい!」
雪女はその声にハッとした。遥か頭上から
降り注ぐ白銀の物、あれは――
「ゆきんこシャーベット!」
展開させた氷壁の壁、砕氷する音と衝撃。
「刀!?…こんな術を使う妖怪は……」
妖気を最大にさせた氷壁を見上げた雪女は眉をひそめた。
脇差しから、柄だけを取り除いた切っ先が氷壁に次々と刺さってゆく。
「とまれ!とまれ!ストップ!バカ樹木とまれ!」
頭上から叱咤する声と共に赤い何かがふんわりと地に舞い降りた。
「いやぁ、ごめん。けがはない?」
赤い上着に、膝丈までのミニスカート。
黒い髪から覗く紅色の瞳。自身より少し高い。
「……聞きたいことが山ほどあるけど…私は雪女、見てのとおり妖怪よ」
「妖怪!?ごめんね、ボクは刀葉林(とうりょうりん)、地獄の獄卒です。
皆は『リリ』って言われてるんだ」
地獄……ムゲン地獄よりはるかに深い所にあると聞く、八大地獄の
どこかに自分は落ちたらしい。
ボーイッシュな少女は平に謝って、樹木の上へと連れて行ってくれた。
「ちょーっと、次元が不安定でさ、修復作業の最中なんだ。
それで地獄の妖気に触れた古い鏡や万華鏡、あと古池に井戸なんかに道が
開くことがあって……ホント、ごめん。ボクの所に来たのは君が初めてだよ」
樹木の上は意外にも広い、ケータの家の1階のフロア程もある。
天蓋(てんがい)付きのベッドにお風呂、テレビにファッション雑誌に
3DSまで……。
「さっきの刀は?あれも次元の歪みが原因?」
「ボクのコントロールミスです。ごめんなさい……寝起きが悪くて…」
「はぁ…わかったわ。それで、元の世界への帰り道はあるの?」
「修復作業が終わるまで、各フロアへ来た者は手厚く歓迎するようにと
メールが来てます」
スマホ………どこまでモバイルなんだろ、最近の地獄は。



神さん>>小説っぽくしてみましたが、この形式でよければ、このままで。
対談ぽく会話のみほ方がよければ変更します。
雪女のニックネームがありましたら、どうぞ。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.9 )
  • 日時: 2015/01/25 06:41
  • 名前: 神 (ID: y2YMe4Ks)

刀葉林の女性主役で続きお願い

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.10 )
  • 日時: 2015/01/25 12:47
  • 名前: ノラネコ (ID: Z5O8jsbC)

「まあまあ、せっかくのお客さんだしくつろいでいって」
刀葉林はそう言って雪女に座るよう促した。。
「それはいいけど、貴女、仕事は?」
「次元の修復が終わるまでお休み〜」
ぐでーと寝そべる刀葉林。
「もうすぐお昼だし、何か食べたいものある?」
「雪見大福のイチゴ味を2つ」
「さすが雪女、アイスがランチとは……」
スマホで出前にTELしている。
「それにしてもかなり充実してるわね。仕事場というより
貴女の部屋みたい。仕事ってどんなことしてるの?」
「企業秘密だからノーコメントでーす」
「ふーん……」
刀葉林は胸の前で手を交差させて×のマークを作った。
「ね、ね、外界ってどんな感じなの?」
「どんな感じといわれても……」
桜住宅街をもって外世界と言っていいのだろうか、
雪女は言葉を濁した。
「外界に出るって皆の憧れなんだよね〜偉い神様から
要請ないとダメだし、選抜試験とか超難問だしさ」
「外界に出てきたヒトっているの?」
「いるいる、赤鬼・青鬼・黒鬼先輩方だよ。
今年は鬼系って要請があってさ、鬼のなかであの3人だけ
試験受かったんだよ。すごいよねぇ〜牛鬼先輩とか悔しがっていたよ」
雪女は連動ダンジョンにいる鬼達を思い浮かべた。
体育会系にみえて実はインテリなのかもしれない。
「お、出前が来た来た」
雲に乗った猿っぽい少女がおか持ちを持って
『毎度〜』と言った。
「さぁ食べよー!あ、コレ雪見大福ね」
刀葉林は天丼を頼んだらしく、大きなエビが2本のっているどんぶりを
オーバルタイプのテーブルの上に置いた。
「いっただきま〜す!はぐはぐ……」
お箸でご飯を掻き込んでいく刀葉林。
雪女もプラスチックホークで大福をつつく。
「ん〜あそこの海老天は相変わらず美味!」
食べっぷりがいいなぁ〜と雪女は改めて刀葉林を見る。
ボーイッシュな感じがするが、着物をこんもり盛り上げている
胸元に、ちょっとした仕草は女らしい。
先ほどの発言から鬼ではないようだが…
「お昼、終わったらさ――」
その時、スマホの着メロが鳴った。
メロディがニャーKB48、
ジバニャンの顔が雪女の脳裏を横切る。
「あ、修復が終わったって、よかったね〜これで帰れるよ
地獄のどこでも『帰りたい』って思えば、元の場所に帰れるって」
「そう……でも、もう少しいてもいいかしら?」
「本当!ありがとう!」
刀葉林は心底感激したように雪女に抱きついた。

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.11 )
  • 日時: 2015/01/26 18:28
  • 名前: ノラネコ (ID: gPxq5mkk)

ジ「妖怪対談!」
ウ「木霊家編、始まるッス」

母「じゃあ、フミカ、お願いね」
フ「うん、いってらっしゃい」
ジバニャン「ついにこの日が来たニャ」
ウィスパー「ウィッス」
ジ「今時、ギャルゲーでも滅多に見ない両親は旅行設定!
主人公は1ヶ月ほど1人で夏休み!」
ウ「―――なわけないッス。ご両親はケマモト村に1泊するだけです」
ジ「どうしてパパとママはケマモトに行ったニャ?」
ウ「………おばあ様が脳を患ったと思っているようでして」
ジ「どうしてニャ?」
ウ「フミちゃんが、うんがい鏡で何度もケマモトに行き、お婆様の家に
行っていた事が原因ですウィッス」
ジ「そういえば、お婆ちゃんが電話してきた時
『フミカが今日も会いに来てくれてねぇ…』と言っていたニャ」
ウ「そのあと『ねぇ、あなた…お婆ちゃんボケちゃったみたいなの。
フミカが今日も家に来たって…』と言っていました……」
ジ「…………俺っちのせいでもあるニャ」
ウ「ウィッス」
フミカ「あ〜1人って気楽でいいわぁ〜ジバニャン、ウィスパー
ケータ君達と遊ぶ約束してるから、行ってくるね」
ジ「ニャニャ、俺っちも行くニャ」
ウ「フミちゃん、この妖怪執事の――」
フ「いいよ。フクリュウ連れて行くから、じゃあね」
ウ「何て子なの!?」
ジ「……フクリュウ連れて行くと幸運に恵まれるからニャ……
この前、千円拾ったて言ってたニャ」
ウ「これが現実…しかもウォッチ置いて行ってるッス」
ジ「そんなことより!今日1日!木霊家を守るのは俺っちの役目だニャ!」
ウ「妖怪の総力を結集して不審者や泥棒から守るのです!」
ジ「具体的に守る配置を決めるニャ」
ウ「……ジバニャン、どうしてベットに寝そべっているのですか?」
ジ「俺っちここを守るニャ、フミちゃんのニオイ……クンカクンカすーはーすーはー
ジャスミンな香りニャ〜」
オロチ「おい、猫、邪魔だ」
キュウビ「そこはボクの特等席だよ?」
ジ「すみませんでした」
オ「何だ貴様は狐神社にでも戻って幼女と戯れていろ」
キ「言うねぇ…閻魔に負けた雑魚が」
ウ「えーオロチさんとキュウビさんが血で血を争う死闘を演じているので
しばらくお待ち下さい」
御用田「ここか!史上希なる猟奇事件が起こったというのは!」
ジ「にゃー!何だこのおっさんは!?」
ウ「変質者です!だ、誰かーウィッス!」
ブリー隊長「1、2、3!歩ォ!ブリーキィィィック」
御「ごよッ!?」
ジ「窓を突き破って、下に落ちたニャ」
ウ「ありがとうございます!隊長!」
ブ「まずは股上げだ!唐揚げじゃないぞ――」
ウ「ありがた迷惑なので、みちび鬼!」
み「こっちこっち〜」
ブ「なんだ、母ちゃんにお尻ペンペンされて――」
ジ「邪魔なのがいなくなった所で、まずはキッチンニャ」
ひも爺「儂の出番じゃな」
ジ「帰れ」
ひ「老人は労(いたわ)るものじゃぞ」
ジ「いいから、帰れ」
ひ「ヨロズマートで女子高生に恵んでもらうかの」
雪女「私をここで働かせてください!」
ジ「徹子ヘアみたいな魔女が経営している温泉旅館に行くニャ」
ウ「降りる駅は六つ目の沼の底駅以外の駅で降りてください」
雪「はい、わかりました」
メラメライオン「寒い冬は辛い物を作るぜ!ファイア!」
へこき魔人「まぁ、無難にボクだろうねぇ〜あ、おならが出るブー!」
ジ「メタンガスに引火して二人とも吹き飛んだニャ」
ウ「キッチンは洗い魔将部隊に任せて、次はトイレです」
ジ「モレゾウを配置すれば爽快感を味わうことができます」

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.12 )
  • 日時: 2015/01/28 20:32
  • 名前: ノラネコ (ID: ptuAYSrS)

「雪女と!」
「吹雪姫の…」
「溶解対談〜」
「吹雪姫、溶かしてどうするんですか?」
「ただの変換ミスよ。気にしないで…対談と言っても
今日はちょっそ趣向を変えるわ」
「ジバニャンと知ったかぶりの話に飽きたってことですね」
「そうよ。ところで貴女は友達ブックという機能を知っているかしら?」
「はい、プロフ書いて『公開する』にするとネット対戦した友達の
プロフを見ることができる機能ですね」
「そうよ。ただ友達=好敵手でもあるから、ここ赤線きなさい」
「はーい…で、その友達ブックの対談て…」
「ええ、今まで作者が戦って集まったプロフの
『ひとことコメント』について対談するわ」
「あ、あの…プライバシーとか…」
「名前は公表しないから問題ないわ。というよりコレを記入している
作者自体が弱いので、とりあえず作者のひとことコメントよ」
「ちなみに階級は一級でーす」
「最近は公式おじさんにお金払って乗り換えたけどね。
で、作者のひとことコメントは『よろしくおねがいします』」
「……全然、変わっていないじゃないですか!?」
「色々、悩んだ末よ。スタンダードは初心者から上級者までが使える
オールランダーなのよ。では次ね」
「『ホースとともに』さん。カッコイイですねぇ〜スター○ォーズの
ジェダイマスターですね」
「ライトセイバーが出ないのは残念だわ。専用武器で光の剣とか
電気の剣とかできなかったのかしら?」
「次はコレ!」
「『すべてはかいする!』さんの言葉通り破壊されたわ」
「手も足も出ませんでしたね、姫様」
「仕方ないわ。だってネット対戦苦手なんだもん!ぷんすか」
「……未だに吹雪姫とむりだ城のブロッカーじゃ勝てませんよ
おまけに可愛いからとかいう理由でコマさんS入れていても
全然育ててないじゃないですか!」
「S枠は私とコマ様だけでいいの!Aランクは壁でいいの!
外されたからって僻むのはみっともないわ」
「せっかく連動したんですから、鬼捕まえてください!」
「………何もわかっていないわね……」
「何がですか?」
「勝てるわけないじゃない」
「だ・か・ら、ブシニャンは解放したでしょ!!
レベル99にしたぢゃないですか」
「ブシニャンだけで勝てるワケないでしょう?
ガシャコインでアイテムしかでないしやっと来たかと思ったら、
風魔猿よ?可愛くないし、全然使い道がわからないわ」
「……もういいです。次はコレ『ツーシンせつだんかっこわるい!』
その通りね。まぁ私の場合は始まって壁が落ちて、コマ様が逝って
最後に私が沈むの」
「毎回、そのパターンですか…だから魂作りましょうよ!
えんえんトンネルとかごくらく温泉で鍛えましょう!」
「バカね、貴女」
「………一応、話は聞きますけど?」
「かぶきロイド倒すのにどれだけ時間かかったと思う?
唐傘魔人使えばいいじゃんって気づくまで10回くらいは負けたわよね?」
邪気払いロケットで一撃で沈んだ時は、気絶するかと思ったわ」
「……でも隕石の魂でたじゃないですか」
「ミツマタノヅチがいないと話にならないでしょう?ネタのないお寿司だわ」
「わさびがツーンと辛いです。次!」
「『おまえよわ〜』さん。ハイ!その通りです」
「これまたぼっこぼこにされましたね。ミツマタノヅチ三匹って……
強すぎるわ。ヤマタノオロチ状態ね」
「氷で1匹だけ倒したじゃないですか。頑張りましょう!次でーす」
「『ひろしまカープゆうしょうするぜ!』……プロ野球ね」
「これまた何もできませんでしたね」
「壁が2発で落ちたわ。破怪と赤鬼じゃ、落ちるわよね」
「上には上がいますぅ〜そういえば名前をのせている友達もいたわね」
「『よろしく ごねんさんくみ――』さんですね。いい勝負できました」
「あと少しで勝てそうだったのに、ライバルね」
「……真っ先に落ちたくせに。私だってレベル99なんですから!
使ってくださいよ!」
「お金がなくて妖術の本が買えないの。未だにようじゅつ2だし」
「だからごくらく温泉行ってください!鍵使って連動ダンジョン行けよ!
宝石にゃん捕まえましょう!姫様とコマさんだけ王冠ずるいです」
「最後はこれね『いくぜ!てれってれって〜ガッツ』さんです」
「ガッツ仮面のキメ台詞ね。というかなまはげ欲しい」
「可愛くないじゃないですか…むしろ怖い」
「では、今回はこのへんで」
「ネット対戦であたったらお手柔らかにお願いします」

おしまい

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.13 )
  • 日時: 2015/01/30 17:02
  • 名前: ノラネコ (ID: .ELYD8LS)

「キッチンはいいとして今度はトイレニャ」
ジバニャンとウィスパーがトイレのドアを開いた。
そこに鎮座するのは青筋を立てているマンモスだった。
「うおおおおおおッ!超我慢!」
洋式トイレで胡座を組み、スキルを発動するマンモスの
形相はかなり危ない。
「大丈夫かモレ!しっかりするモレ!腹に力を込めて
思い切り叫ぶモレ『お前のボスは誰だって!』」
その横ではモレゾウがエールを送っている。
「相乗効果というか…友情コンボで大変なことになってるニャ」
「どんちゃん入れたら、もうトイレが爆散しそうですね」
洋式トイレに亀裂が入り始めたので、ジバニャンとウィスパーは退散した。
「いいこと思いついたモレ、どんちゃん呼んでくるモレ」
「トイレでお祭りだドン?ドンドン――」
玄関に来たあたりで『ドォォンッ!』とトイレのドアが吹き飛び、爆散した。

ジ「次は玄関ニャ、下駄箱をピッカピカにするにゃ」
アペリカン「ヘイッ!靴のことならミーにマッカセナサーイ」
ウ「よろしく〜」
ア「ヘイ、カモ〜ン、オーマイッガッ!」
ジ「下駄箱の臭気レベルに肺が5秒で腐ったニャ」


「……とこの後の木霊家の惨状がどうなるか、大くだんの
未来予知なんかしなくてもわかるけど吹雪姫の対談よ」
「前回の続きですね、姫様」
「そうね。あれから色々、考えてパーティを構成してみたのだけれども
とりあえず壁と私とコマ様とあとはキズナースでいくわ」
「たいして変わってない!?」
「甘いわね。むりだ城→シロカベになったわ」
「ガシャ回して出たのはいいですけど、レベル1……」
「そのうち上がるわよ。ふくふく超特急でボー坊倒せばたんまり経験値がはいるし」
「いや…だから、鬼を」
「もういやなの、何度も何度もあか〜んって、あの子バカじゃないの?
さっさと仲間になりなさいよ。私の魅力に気づかないのかしら」
「鬼だから百鬼姫が好きだと思いますけど」
「ランダム対戦したらミツマタノヅチとひとまか仙人がでてきて
火をふかれたらダメージ999だって……まさしくゴジラね」
「話がいきなり飛んでますけど、あれは為す術ありませんよ」
「『かいぞうしてるやつ○○』さん、言葉がキツイけど、熱意はわかるわ」
「実際、赤鬼にぶっ飛ばされましたもんね。氷でブシニャン落とせましたけど」
「次は『おれはかみ!』さん、神様でも勝てたわ。とっても嬉しい」
「……サドンデス入ってたまたまでしょう?私がシロカベをスポクラで鍛えて
経験値玉食べさせたからですよねぇ?姫様」
「勝てばよい!勝たねばならんのだ!何故、わからぬ!?」
「さっきと言っていることと矛盾してるじゃないですか!」
「改造なんてしないわ。安心なさい。ただ、貴女を魂にするかもしれないけれど」
「ひィ!許してください!魂になって他の魂と融合するのはいやァ〜!」
「……PCで遊星からの物体XファーストコンタクトのPV観てからトラウマになっているわね」
「次は『ミツマタ・ブリーつかいばっか』さん。わかるわ、付け加えると鬼もね」
「姫様、鬼捕まえましょうよ。赤鬼、とっても強いです」
「入れる枠がないわ」
「いや…だからコマさんか壁一枚と交換して、ついでに姫様を引退させてブシニャンを入れる」
「本末転倒ね。貴女、魂にしてブシニャンにもたせる鬼食いの糧にするわよ?」
「地面に頭を擦りつけますから許してください」
「と、まァこんな感じね。明日は土曜日だし、ランダムがんばるわ」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.14 )
  • 日時: 2015/02/03 15:35
  • 名前: ノラネコ (ID: Lkws5xGI)

「ついにきたニャ」
「そうですねウィッス」
二匹の妖怪がたたずむ先はバスルームであった。
「いやここで重要なんは脱衣所か風呂ンなかちゅうこっちゃ。
脱衣所やったら脱着装着を堪能できるわけやけど、
風呂ンなかは全裸やから何もかんも見えるお湯に濡れる髪とか身体とか。
まぁ発育途上の身体やから、そういうのがいややったらママさんのでもぼべら」
「腐ったバナナみたいな妖怪を壁にめり込ませた後でとりあえず脱衣所ニャ」
ブシニャンはしゃべるだけ喋ってぶっ飛ばしたナガバナナを尻目に言った。
「当然執事の私の役目かと?」
そう言ってウィスパーは脱衣籠の中に入ろうとした。
「もんげー!狭いズラ〜!」
「でろってんだよ!オラッ!邪魔だキュンキュン!」
「Bランクのクセに舐めるなぁ!青竜にいいつけるのだー!」
「ぶようじんぶようじん!」
籠の中はすし詰め状態の妖怪が互いに罵り合っていた。
「コマさんを始めそ、の他有象無象をうんがい境で次元の狭間に送り込んだところで
再開です。ジバニャンはエミさんとの経験上、当然お風呂ですよね?」
「おいら、フミちゃんのパンツをクンカクンカすーはーすーはーしたいニャ」
「仕方ないですね、変態猫の用件をのみまして、私は風呂に妥協しましょう」
「「ちょっと待った!」」
「誰ニャ!?」
「本家総大将の大ガマだ」
「元祖総大将の土蜘蛛だ」
「あー饅頭で元祖と本家と抗争させたバカ大将が何の用ニャ?」
お湯を張った風呂に沈められたジバニャンを横目に二人の大将が言う。
「俺は大ガマだから風呂な」
「じゃ脱衣所で手打ちだ」
「ちょっと待った!」
「誰だ!」
「真打ちの光オロチと闇キュウビ―――」
とエンドレスし、最終的に破壊された脱衣所と風呂場。

「とまぁ、案の定と言うところで雪見大福対談よ」
「どんな対談ですか……それで、土曜日の収穫は?」
「次は節分ね、というか今日よ」
「あ、ダメだったんですね。だから鬼捕まえた方が……」
「捕まえたわ」
「え、そうなんですか!?あか〜んあか〜んという台詞を何度聞いたか
 わからないくらい戦った後、ようやく仲間になったわ」
「よかったじゃないですか!次はマスクドニャーンですね」
「そっちはまだよかったわ。ついでに鼻ほじってる変な妖怪も仲間になったわ」
「大収穫ですね!さっそく育成しましょうよ」
「そのおかげでその日は終わったわ」
「ええ!?どんだけ粘ったんですか!?」
「忘れたわ。もう疲れた……次の日にはダークニャンって……可愛いからいいけど」
「可愛いですか?あれってダークナイトのパク――」
「違うわ!あれはコウモリ男よ!けっしてバットマンではないわ!?」
「……言ってるじゃないですか、しかもコウモリ男って仮面ライダーとかの敵っぽい!」
「クモ男とかトカゲ男かいそうね。でも今のライダーはイケメンだから
 日曜日の朝は癒されるの。ストーリーとかどうでもいいから」
「………ぐーたら寝てクセによく言いますね………しかも予約録画でみてるし」
「でも今の年齢が年齢だし土曜日の夜しか夜更かしできないからなかなかにきついわね」
「レベル5もそこをふまえて純粋にゲームを楽しんで欲しいと思いますよ」
「やり込むユーザーとそうでないユーザー向けにも配慮されているバランスね」
「春休みか夏休み前にまた新作発売されますよ、きっと」
「引き継ぎできるといいわね」
「そ、それは〜古参のユーザーにとっては有り難いですけど。新規参入されるユーザーには
 歓迎されないかなぁと…対戦だと特に」
「でも公式だとレベル60固定だからあまり関係ないかもしれないわ」
「魂とか、経験値玉とスポーツクラブの話ですから、攻略本も出てますし大丈夫ですよ」
「そうね。では今日はこの辺で」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.15 )
  • 日時: 2015/02/06 16:39
  • 名前: ノラネコ (ID: 2Y9At0gD)

夕方

「あー楽しかった♪今日はパパとママいないから好きなだけ
 DSでフレンド対戦しよ♪」
木霊フミカことフミちゃんは上機嫌で帰宅した。
「ただい――」
『ま』まではいかなかった。
玄関には倒れ伏したアペリカンが、廊下の先には爆散したトイレのドア。
あらい魔将軍団が忙しくいっきり来たり。
キズナースがガマンモス・モレゾウ・どんちゃんを必死に介護している。
「な…何コレ?」
いつも着ているパーカーが肩からずり落ち、手さげを落とした。
「ちょ、ちょっと何よコレ!?」
アペリカンの顔をぎゅむと踏みつけ、土足のままダイニングまで走る。
「いッ!?」
ダイニングでは壁に突き刺さっているメラメライオンならびに
天井に突き刺さっているへこ鬼魔人。
さらには倒れた冷蔵庫に群がるひも・くい爺に分類される捕食者達。
「そんな…チョコボーもアイスも…」
楽しみにしていた甘味が全て全滅。
続いて底冷えする風がバスルームから吹いてきた。
「お、お風呂も!」
脱衣所から先は吹き抜けになっていた。
全壊した壁、庭のブロック塀に叩きつけられた
大将ズに庭に転がる黒オロチにキュウビ。
脱衣籠があった場所には何故かうんがい鏡が……
フミカはハッとした。
「もしかして私の部屋も――」
ダッシュで階段を駆け上がり、部屋のドアを開いた。
「いやあああッ!?」
フミカは絶叫した。
引き裂かれたベッドに割れた窓、机は真っ二つに割れ
壁紙はめちゃくちゃに剥がれ、家具という家具は折り重なるように倒れていた。
さながら巨大なハリケーンが直撃したような有様だった。
瓦礫の隙間からウネウネとうねる蛇と狐の脚が覗いていたが
フミカの目には入らない。
「あー…ウチを守る為にしたのに酷い目にあったニャ――フミちゃ!?」
「慣れないことはするものでは無いで――!?」
ブツブツ呟きながら両親の寝室から出てきたジバニャンとウィスパー。
「ねぇジバニャン、ウィスパー……ちょっと、お話しようか?」
天使の笑顔で問うフミカに二匹は自身の生命の危機に
瀕していることを直感した。

「呪縛霊が自爆し、知ったかぶりの霊が叱咤され
 ぶっとばされている光景をみながら対談するわ」
「今回は私、花子と人妻・八尾比丘尼がお送りするわ」
「ちょっと便所女子!誰が人妻よ!」
「あら、失礼、同棲中のツンデレ彼女の間違いね」
「勘違いしないでよね!あのダメ男を更正しているだけなんだから!
 更正できたらすぐ出て行くんだから!」
「古今東西、そう言って出て行ったキャラクターが皆無なことを知りなさい
 八百年生きてきて、そんなこともしらないの?」
「………ぐッ!?」
「惚れているのでしょう?あのダメ男に?スタンドバイミー青猫型ロボットの
 ヒロイン状態なんでしょう?」
「うるさい!うるさい!うるさーい!」
「あ、あの姉御……夕飯の準備ができまし――」
「昼ドラなみのタイミングで出て来るんじゃねぇ!ダメ男!」

「ビックウェイブで海の中に出航している船長を肴に対談するのは
 いつもの雪女ガールズでーす」
「二段階構えだったわ、驚いたかしら…週明けで番宣なんてこともしていたから
 ちょっと斬新なのを冒頭にもってきたわ」
「来てくれますかね〜ここ、SSとか1つしかありませんし」
「大丈夫よ。あちらのSSを目を通させていただいたけど、ここにはないジャンルね。
 えんえんトンネル編ラストの場面はとってもよかったわ」
「ここにはないジャンルですね!とっても期待できますぅ!」
「『ゴミ箱』という表現はグッドね。疑問を受け止める器よ」
なまはげ「えんえんトンネルの総意の器たるこの私に2人の児童が刃向かうか…」
「帰ってください!違いますから!アニメ違いますからぁ!
 PVしか観てませんから!仮面しか繋がってませんから!帰って!」
な「ならば受けて立つまで!」
「セールスはお断りよ」
「………人類の歴史ぶつぶつ」
「ふー危ない、危ない…もう1つのオロチ編も格好いいですね」
「オロチや影オロチなんかはユーザーに人気あるわね。アニメでは人間に化けた
キュウビなんかも出てきたし、真打で登場した光オロチと闇キュウビはどうなのかしら……」
「ところで姫様、アニメで私って出てきませんよね?」
「貴女、知名度低いからDVDでも微妙よね……もっとも、私は出たけれども」
「ふぶき先生とか言って、み〜んな氷結地獄に蹴落とす悪女役ですね!」
「声つきで、動いていて、貴女は何?」
「ううううッ!うわああああん!酷いわああああ!」
「………うるさいわね、かき氷あげるから」
「ありがうございます。しゃくしゃく…おいひー」
「子供ね……」
「姫様ー、対戦はどうなんでしゅか?しゃくしゃく」
「ダークニャンは育成中よ。まだ対戦レベルではないわね。お金がないのよ」
「一日1回、赤鬼・カブキ・どんどろなんかと戦うと結構貯まりますよ」
「はぁ〜だるいわ。大くだんとか魂にするのはもういやなの〜」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.16 )
  • 日時: 2015/02/10 20:18
  • 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)

き、来ましたー
--------------------------------------------------------------------------------
かつて破れた一夏の約束
--------------------------------------------------------------------------------
ガチャッ、ガチャカタ・・・ガタパリーン!

?「……チッ…」

そいつは軽く舌打ちをすると、履いているスリッパで破片を退けた。

?「…………あっ…」パリーン!

破片が増えた。

?「……クソがぁっ!!」ドスッ!

デスクに蹴りを入れる。

?「クソックソッ…クソヤロー!」

ドサーン!

最後の一撃でデスクが倒れた。

?「どうしてこうなっちまったんだよおおおおっ!?」

頭を抱え込むと、かつての記憶が甦る。
--------------------------------------------------------------------------------
続きは…また今度で。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.17 )
  • 日時: 2015/02/10 22:21
  • 名前: ノラネコ (ID: vaAR93kU)

ジェネロな人>>
投稿ありがとうございます。タイトルから何となくオロチと閻魔の戦い?と
思いましたが、名前が『?』なので違う話なのかも?どうなのでしょうか?

「雪女ガールズの!」
「対談――なにかしら、この音楽…」
「バットマン♪バットマーン♪って、
 あ、ふくふく超特急の上に5人乗ってます!」
「ふふふ、ようやく気づいたか俺の名はダークナイ――どんがらがっしゃん」
「ヒライ神だけど呼んだ?」
「勘違い坊やをレッドレッシャーに轢かせたのだけれども
 …時速200キロオーバーの特急の上に乗って、急停止したら
 どうなるかぐらい予想できないのかしら?」
「あああ…まさしく極上マグロ状態に…」
「バイトのEランク妖怪達が拾うから問題ナッシングよ」
「ふ、甘いな。おれは飛んでいるから無問題だ。深いかんぽうも万全だ」
「あ、バラバラなのが復活しました」
「それで、何か用なのかしら?」
「聞いて驚け!俺の名はダークナイト!ダークニャン!」
「ポイズンアビーよ、なんくるないさァ〜」
「キャットウーマン!」
「ペンギン!名前よこどり〜」
「ジョーカーや、そんでもってジョーカーつーんはトランプが由来で
 口が裂けてるようにみえるんやけどとんでもない切れモンやねんすごいやろ
 口もまわるし心理戦もつよくて格闘戦もつよいんやですごい――
『ダークニャイトクロー』――ぐふっ!?」
「出てきて即行で1人逝ったわね」
「というかどう見ても某バラエティー番組のパクリにしか見え――」
「我々の目的は一つ!この対談の世代交代だ!毎回毎回
 雪女共のトークを否応なしに聞かされる全ての妖怪を代弁して決起したのだ!」
「……全ての妖怪というう割にはSランクいないわよね?」
「黙れ!下賊(げせん)の者!」
「あ、あのー…もう少し穏便に…」
「黙れ!幼女!」
「ゆきんこシャーベットキラキラ雪化粧」
「きゃー」
「命ヨコドリ」
「やだー」
「それで、もう貴方しかいないけど…勝負してもいいわよ?」
「所詮はご当地妖怪とおでんじんイベントにしか役にたたない妖怪と
 DL妖怪ですー」
「ぐっ…やめろ…俺をこれ以上怒らせると…内に秘められたる黒龍が!」


「さて中二病を患った自称ダークナイト(笑)を冷凍したところで対談よ」
「そろそろあの季節になりましたね〜姫様」
「あの季節?」
「もう、わかってるくせに♪」
「2・26事件の事を言っているのかしら?」
「そうですよ〜2・26……え、26?」
「戦前、青年将校が国家改造を――」
「じゃなくてバレンタインデーです!好きな異性にチョコあげる季節です!
 とってもハッピーな日です」
「ハッピ、ハッピ、ハッピー!超ハッピー!げへへ」
「協力、感謝する。さぁ行こうか」
「……危ないお薬を投与されて頭がハッピーになった古典妖怪をポリスに
 引き渡して対談再開よ」
「姫様は誰に渡すのですか?」
「そうね、5円チョコを買って、絶対にもらえそうにない不人気な妖怪に
 ばら撒いて、お返しに金品を要求するわ」
「……え、えーと…そういう日ではないのですが…」
「そもそも好きな妖怪なんてそれぞれよ。マスター・ケータだってフミちゃんから
 『義理』とデカデカホワイトチョコで書かれた市販チョコもらって
 『フミちゃん…照れ屋なんだから』って勘違いする哀れな子が
 義理チョコすらもらえない子が何千人何万人単位で量産される日を、
 天国と地獄に別れる日を、何をもってハッピーというのかしら?」
「ハッピハッピハッピー!チロルチョコ×1もらってハッピー」
「お前、バカだろ?」
「頭がハッピーな妖怪を背後から氷柱(つらら)で刺してハッピーな国に
 見送りました」
「そうね正しい判断だわ」
「あの義理チョコもらったケータさんは…」
「大化の改新以来の衝撃だ!と言って、60年前にいったわ」
「何で60年前!?」
「ケイゾーに見せびらかしに行ったのだけれども『はぁ?俺なんて学校の女全員から
 もらったぞ?無料でチョコくれるなんて気前いいよな』とモテモテ君にショックを
 受けて不登校になってしまったわ」
「すごいですね〜ケイゾーさんモテモテじゃないですか」
「まぁ、そのあとケイゾーはユキコに『この浮気野郎!』といって
 ハバネロぬった棍棒でボッコボコにされたらしいわ」
「怖っ…ユキコさん…怖!」
「それで、貴女は誰に渡すのかしら?」
「え…えっとですね…その…」
「我は吸血鬼闇の眷属で夜の王だからつまりそのガブニャンのモノにゃ!」
「甘いな!チョコボー大好き拙者のモノでござる!」
「チョコチョコチョコひも爺ひも爺ひもひもひも!」
「チョコ以下同文、くいい爺食う食う食う食う食う!」
「俺のモンに決まってんだろボケッ!キュンキュン!」
「もしかしてだけど!「もしかしてだけど!フレッツシャイニングな俺か!」
「知らなかった、雪女ちゃんがボクのこと好きだったなんて、
 おッきッらッくッヒーロー参上!」

『いつも守ってくれてありがとう…
 あ、あの…私の手作りチョコレートです
 もらって…くれますよね?』

「ム〜リ〜」

おしまい

「次回はレンタルしたマッハニャンが登場するわ」

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.18 )
  • 日時: 2015/02/10 22:39
  • 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)

フフフ…これだけは言っときます「脇役」です。
--------------------------------------------------------------------------------
あの日一目見て気付いたこと。

あの日話して分かったこと。

あの日笑いあって伝わったこと。

念願が叶い安心し、励ましあったこと。

そして、あの日砂浜の上で交わした約束…

……………







なンDaっケ?
--------------------------------------------------------------------------------
こいつキャラどんな感じなんだ?

?の正体は多分もうじき分かりますよ〜

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.19 )
  • 日時: 2015/02/10 22:51
  • 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)

…………分かラな以。

…………見出せなI。

…………何ノ為Ni片目を犠牲にしタんDAっケ?

…………誰No為に仲間ヲ失っtaんdだっkkkけ?

.........ドう死てkkkコんNakkk暗イ所二一人でい留のカナ?

…………今さッk@落トし太ビ⁻// \何Daっケ?

…………死二タイな………

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.20 )
  • 日時: 2015/02/10 23:23
  • 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)

訂正
…………今さッk@落トし太ビー// \何Daっケ?
--------------------------------------------------------------------------------
?「ンん…グッ!?」

俺は眠っていたのか?

「次の方―どうぞー!」

ん?何だ?ここは…病院?

「す、すみません…」

顔色の悪い女性が入ってくる。誰だろうか?でもなぜか見覚えがある。

?「どこか悪い所が?」

自然と口が動く。何なんだ一体?

「あの…数日前から頭が痛くて…」

?「あ、内側から来る感じか、外側から来る感じのどちらでしょう?」

診断…か…

その後も質問を続け…

?「後頭神経痛ですね。何か、ストレスに感じてることとが?」

「あ、その…」

答えにくそうだ。

?「なにかストレスがあるとすれば、スポーツなどを適度にすると良いですよ。」

「あ、ありがとうございます。」

女性の笑顔…とても愛らしく、守ってやりたくなる顔だ。

歳は自分と同じくらいだろうか?



……思い出したぞ?
--------------------------------------------------------------------------------
今日はこの辺で終えます。




Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.21 )
  • 日時: 2015/02/11 11:14
  • 名前: ジェネロな人 (ID: DNNegt4.)

あ、そうか…この人だったか…


……………愛する妻よ………



「あの…どうかなされましたか?」

?「あ、いえ…何でもない…です。」



…………この日からか………


「あ!あなた!遅ーい!」

?「ハハハ…ごめんごめん。仕事、手ぇ離せなくてさ。」


…………懐かしい………


「見て見て!カモメ!カモメ!」

?「うわー、多いなぁ〜。」


…………初めてじゃないとしても、この日は緊張感がなかったな………


「子供………出来たみたいなの……」

?「……本当…かい?」


…………複雑な気持ちだった………


「うふふ…この子……どんな子になるかしらね?」

?「優しくて……やっぱり頭の良い子かな。」

「もうあなたったらー!」


…………………………………そしてあの日の約束………


?「………絶対幸せにする。」

「え…?」


…………あの日、砂浜の上で………


?「君も、この子も、絶対に幸せにする。自分が犠牲になっても構わないさ。」

「あ、あなた…?」


…………それから………




Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.22 )
  • 日時: 2015/02/11 11:35
  • 名前: ジェネロな人 (ID: DNNegt4.)

看護師1「い、院長!何やってるんですか!?」

看護師2「そ、そのメスを置いて下さい!」

院長「…………」


…………壊れ始めた。この日から………


院長「こうするしかない………グシュッ!」

看護師1「い、院長!や、やめなさい!」

看護師2「目……目が………」


…………自分の片目を犠牲にした………


看護師2「き…きゃー!!」

看護師1「なにを……?クソッ!!」


…………全ては研究のため………


「あなた…!?どうしたのよ…?その包帯………?」

院長「目を……抉った………」


…………愛する妻子のためだったのに………


「ご飯…あるから食べて………」

院長「…………」


…………それから…ほぼ一人も同然だった………


院長「クソッ!これじゃない!アマテラスの水晶体にこんなチンケなエメラルド使えるかっ!」


…………医師、看護師は私に化け物を見る目で接した………


看護師1「もう付いていけない!辞めさせてもらいます!」

看護師2「わ、私も………」

院長「………好きにしてくれ。」


…………医師、看護師は続々と辞めていった………


院長「…………」


自分のやってることは正しいのか?気づかずに半妖怪化してしまったが…これで良いのか?


「もううんざりよ!」

院長「…ッ!?…俺は…俺は今まで君たちのために…尽くしてきたというのにッ……!」

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.23 )
  • 日時: 2015/02/11 11:49
  • 名前: ジェネロな人 (ID: DNNegt4.)

…………もうすでに約束は破れていた。そうだろ?「やぶれかぶれ院長」?


院長「…………うんざりだ………」




………………………………………




院長「もううんざりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」

--------------------------------------------------------------------------------

院長「………クッ……ガッ…う?」

いつの間にか寝てしまったらしい。

目の前には…今か今かと自身の完成を待っているアマテラスがいる。

院長「まだだよな…完成させてやる……このアマテラス…!」

復讐してやる…自分を毛嫌いし、拒絶し、異端視し、取り残したこの世界に……!!!

院長「KANTETSUの目を縫合したらどうだ?腕力はゴリだるまと同じくらい…皮膚の下にゴルニャンの装甲を入れたりとか…?爪先には万尾獅子の剣と同じ金属を……!」

院長は笑っていたが、その顔はどこか悲しげで、どこか懐かしげで、どこか恨めしそうで、



どこか寂しげだった……………


END

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.24 )
  • 日時: 2015/02/11 17:15
  • 名前: ノラネコ (ID: qMNWu4xR)

ジェネロな人さん>>
まさか廃病院の院長とは思いませんでした。
妖怪ウォッチの名を冠したホラー系のお話で
院長がだんだん狂気に蝕まれていく描写が怖い
目が1つなのは狂気の現れなのかもしれませんね
この話を読んで対戦すると院長めっちゃ怖い妖怪です。
燕さんの投稿された珊瑚ちゃんはこの院長の娘さんなので
何か縁があるかもしれませんね。
投稿ありがとうございました。


珊瑚「今日の妖怪対談は私!御石屋珊瑚よ。
カナをふると『おいしやさんご』だから『おいしゃさんごっこ』を
もじったものと推測するわ。独断と偏見だけどねー。
詳細はママ(燕さん)に聞いてね」
?「待つニャ!」
「何かしら、私は実験で忙しいのよ。手短にお願いするわ」
「オイラはマッハニャン!光の速さを手に入れた――」
「はぁ?ジバニャンと外見同じね。真打ちで出たジバニャンSと大差ないわ。
あまり使用されているの見たことないし、せめて頭の上に何かのせたら?」
「うぬぬ…ジェットニャンより上ニャのに!わかったニャコレのせるニャ」
「何それ?プラモデル?」
「フフフーン、これはかの有名なスターウォーズのスターシップ!!
宇宙一速いファルコン号にゃー!ハリソン君、ありがとうニャ」
「実験の為、超大型トラックを用意したわ」
「これにぶつかったらあの世へマッハで逝くからやめて」
「わかったわ。私が全身全霊を持って改造してあげるかわそこの台の上に寝て」
「ありがとうございます」
「さぁ、麻酔をかけるわ。ちょっとチクッとするわよ」

〜手術中〜

「ふー完成したわ。気分はどう?」
「コーハーコーハー…マスター、パドメはどうなったのです」
「あ、間違えた。もう1回寝て」

〜手術中〜

「ふー完成したわ。気分はどう?」
「咲きほこる!花のプリンセス!キュアフローラ!」
「やっべ、予約録画してたアニメにしちゃった。もう1回」

〜手術中〜

「今度こそ完璧よ!背中にロケットブースト、腕に翼、尻尾に尾翼、
これで時速150キロに達すると未来・過去にいけるわ」
「何か全く別の映画っぽいニャ」
「細かいことはナッシングよ、燃料はTウィルスだから、ちょっと危ないけど
とりあえずGO!」
「そうよ!ゲートボール5個で経験値玉――」
「あ、おばさんはお呼びじゃないので、博物館に帰ってください」
「もう貴女に頼まないわ、ぷんすか!」
「時代セット!マッハニャンGO!!」

「いたたた…ここは何処ニャ?」
マッハニャンは夜の交差点にいた。いつも見慣れた魚屋にジャングルハンターの
屋根が見える。
「妖怪対談はっじまるよ!」
辺りをキョロキョロしていると、ジャングルハンターの屋根に
月下のもと、3つの影が照らし出された。
「な…何ニャ、フミちゃん、その格好!?」
月の光に照らし出された少女の格好は
ピンクを基調としたフリル満載、カチューシャに謎のステッキ。
胸には妖怪ウォッチが安全ピンで止められている。
「木霊フミカは仮の姿、真の姿は光の国より逃亡してきた
 マジカル・マジックフミカー!
 ジバニャン、ウィスパー!マジックの力で社会的弱者を救いに行くわよ」
「シーユー、ネクストマジックにゃ!」
「お嬢様、殿はワタクシが勤めます」
キリッと凛々しい猫に燕尾服のナイスミドルな
おじさんがジャングルハンターより舞い降りる
「な、何にゃーこの世界は!?」
「はーっはっは!マジカルフミカーめ!今日こそ年貢の納め時よ!」
「一応聞くけど………貴女は誰ニャ?」
「昼間の博物館契約社員は仮の姿!その真の姿は魔法少女ダイモン!
 掴もうぜ!ゲートボール!7つ集めて神龍降臨よ!」
「いつも強引ですけど、何歳?何歳で魔法少女やっているのですか?」
「永遠の16歳よ!次元の狭間に送り込んであげるわ!」
「にゃああああああ!」

「……麻酔が切れたわね、もういいわよ。マッハニャン」
「はッ!?どこからが夢にゃ!?」
「何を言っているのかわからないけど、ジェットニャンに
 負けない力を手にしたわ。格好いい♪どう、はい鏡」
「あ、あの…このかぶり物何スか?」
「ああ、ジェットニャンの色違いのかぶり物よ」
「全く意味ニャいニャー!音速マッハ肉球!」
「あら、怖い。まったねー」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.25 )
  • 日時: 2015/02/12 20:42
  • 名前: 大天使ミカエル (ID: evuEQnf4)

マッハニャンを出していただいてあざしたぁー

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.26 )
  • 日時: 2015/02/13 15:35
  • 名前: ノラネコ (ID: fpaQzJl.)

大天使ミカエルさん>>
マッハニャンのレンタルありがとうございました(・▽・)ノ
次回も登場させていただきたいのでレンタルしたいです。

1度出たオリジナル妖怪は基本的に何度も出る予定でして
いまのところ燕さんの珊瑚ちゃんが一番出演率が高いです。



Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.27 )
  • 日時: 2015/02/16 18:51
  • 名前: ノラネコ (ID: 3I26Xs9m)


吹雪姫「数日期間が空いたけど気にせず対談よ」
八尾比丘尼「雪女ちゃんは風邪でゴートゥーベッドしてるので
私が司会を務めるわ」
「あら、旦那さんはいいのかしら?」
「旦那じゃない!更正してるだけなんだから!」
「更正とか言いつつ、半分押しかけ妻よね、同棲よね?」
「更正してますから。最近まともになりつつあるから。
 その証拠に連れてきました。入ってきなさい」
「俺は海賊王になる!!!」
「……その、色々と悪かったわ。更正できてるじゃない」
「ふふ〜ん、どう?ざっとこんなモンよ」
「じゃあ、これで安心してあの洞窟を出て行けるわね。
 おめでとう」
「まだよ!!」
「あら、どうして?」
「ワンピースを手に入れてないわ」
かりパックン「ワンピースだって?そいつはすごいお宝なのかい?」
泥ポックン「俺は盗賊王になる!!!」
「八尾比丘尼さんの大海凄(だいかいしょう)
 でとても大きな川に流されているウスラカゲ族を見守りつつ、対談よ」
「そういえば最近対戦のトークが少ないわね」
「その件なんだけれど、新規参入のユーザーが多いのか、
 プロフィールを公開しているお友達が少ないのよ」
「設定するの面倒くさいモンね」
「ところでこんな書き置きがあったわ」

『探さないでください マッハニャン』

「マッハで飛び出してきたけど、ここはどこニャ……」
珊瑚に痛い目をあわされたマッハニャンは己を鍛え直すべく
修行の旅に出ていた。
「残りのチョコボー少ないニャン…魚釣りでも…」
「そこの妖怪よ」
「ニャ!?気配をまるで感じニャかったニャ!」
「ワシはジェダイの騎士じゃからな。ホッホッホ」
「ああ、中二病患者は家に帰った方がいいニャ」
「師匠を侮辱するのは許さんでー」
「お前は!なかなか仲間にならない上、仲間になって対ニャーダ戦に入れたら
 一撃で倒されて全国のユーザーの度肝を抜いた魂用員の鬼食い!?」
「おいおい、その辺にするのじゃ」
「さらに鬼食いとか意味深な名前がついているから真打の赤・青・黒鬼戦に
 いれたらやっぱり弱くて焼きおにぎりより役に立たなくて魂にされた鬼食い」
「うわあああああッ!気にしてること言うなやああああ!」
「あーあー…泣きながら帰ってしもうたの」
「おいらはこんな所で立ち止まっていられニャいニャ。鍛え直すために
 修行するニャ」
「ふむ、山ごもりんぞやめてスポーツクラブかごくらく温泉に行くのはどうじゃ?
 ワシも久々に外界へ出るしの」
「………身も蓋もニャい台詞にゃ」

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.28 )
  • 日時: 2015/02/18 23:41
  • 名前: ジェネロな人 (ID: cxa/DtJs)

目次みたいな所に自分のSSのあらすじがあって感動…

自作妖怪書きます。

【名前】葬儀屋
【ランク】S
【説明】
ムゲン地獄四天王の一人。
右手に持つ鎌で魂を断ち切り、
瓶に詰めて商品に
してしまうのだ。
【必殺】黄泉斬リ完結
【特徴】礼儀正しい。
    タキシード。

【名前】傀儡屋
【ランク】S
【説明】
ムゲン地獄四天王の一人。
空っぽになった肉体に糸を通し
自分のコレクションにして
ショーウィンドウの中に入れるのだ。
【必殺】開演・手のひらダンサーズ
【特徴】紙袋を被ってて穴から両目が出てる。(ファウスト?知らんなぁ)
    日本語片言。

【名前】賭博屋
【ランク】S
【説明】
ムゲン地獄四天王の一人。
ギャンブルが大好きで、
お得意様とは寿命を
全て賭けた賭博をする。
【必殺】一生休み!
【特徴】片手にトランプ片手にサイコロ。
    四天王の紅一点。

【名前】手品屋
【ランク】S
【説明】
ムゲン地獄四天王の一人。
お客を自分の手品に夢中に
させた後、精神の欠片を
おひねりとして貰う。
【必殺】タネもシカケもありゃあせん!
【特徴】シルクハットを二つ被ってる。
    杖を持っているが、肩に担いだりして殆ど使ってない。

こいつらは自分のSSにも出したいなぁ。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.32 )
  • 日時: 2015/02/21 00:21
  • 名前: ノラネコ (ID: tlBmrDO5)

葬儀屋「淑女&紳士、ムゲン地獄四天王が対談を担当しょう」
傀儡屋「ゴメン。新作。フィギュア。買ってきた。から。後で」
賭博屋「うわッ!マジでやめてよね、美少女の人形とか」
手品屋「タネもシカケもありゃせん、フィギュアの下着がこの手に」
ジバニャン「はぁはぁ、色っぽい下着ニャン」
ウィスパー「フミちゃんの下着は名前書いていますからね」
傀「きゃああああああ!」
手「何と美しいハーモニーなんでしょう」
賭「ただの寄声でしょーが、そんなことよりギャンブルよ」
ショウブシ「お呼びかな?」
傀「呼んでない。開演。手のひらダンサーズ」
ウ「ああ…ショウブシがシャーロックホームズの人形劇みたいに!」
葬「違う方向に話が飛んでいますね。いけませんよ」
傀「日本。フィギュア。素晴らしい」
ジ「ちなみにお姉さんはエミちゃんより年上ニャ?」
賭「花の17よ」
葬「実年齢は170歳くらいです」
賭「葬儀屋、決闘(デュエル)の時間だぜ」
ジ「ところで、お前達は誰にゃ?」
葬「よくぞ聞いていただきました、呪縛霊猫さん。
我々はムゲン地獄四天王!私は葬儀屋」
傀「傀儡屋」
賭「賭博屋よ」
手「手品屋です」
ジ「えーと…アレかニャ…なんたら戦隊とか、七つの大罪とか
…そういう複数の部類の妖怪かニャ?」
葬「イッツ、グレイト!その通りです」
ウ「ですが妖怪パッドによりますと、そこのスーパーの紙袋被った方は
元お医者さんらしいのですが?」
傀「ギクリ」
珊瑚「もしかして、お父さん!?」
ウ「ウィッス、珊瑚ちゃんのお父さんはやぶれかぶれ院長ですよね?」
珊「お父さん!」
葬「ミス珊瑚、話を聞きたまえ」
珊「お母さんと私を捨てやがって!てめェ!めちゃくちゃに解体してやるぜ!」
ジ「積年の恨みだったニャ!」
傀「俺、ちがッ、ぐふッ!?」
珊「SLASH!あーすっきりした、お大事に〜」
賭「彼女、やるだけやって帰って行ったわね」
手「見苦しいので『タネもシカケもありゃあせん』」
ジ「復活したニャ?すごいニャ、どうやったニャ!?」
手「マッジクなので秘密なのです」
傀「ココハドコワタシハダレ」
ウ「ロボニャンみたいな口調になっていますね」
ロボニャン「失敬な、私はロボットだが、こんなしゃべり方はしない!」
葬「話の難易度があがるのでご退場願います」
ゴルニャン「あれですか…私が最初に出れば良かったってことですか?」
葬「退場願います」
ドラ〇もん「僕がいなくてもちゃんとできる?」
葬「原頁います」
ロ&ゴ&ド「あいるびーばっく」
手「私の手品は対価として精神の欠片を貰います」
賭「半端ない対価よね」
手「貴女に言われたくはありません。
トランプとかヒソカさんですか?」
賭「ここからは慎重に言葉を選べ」
ジ「クラピカ?」
賭「ちなみに私はクラクロ派よ」
ろくろ首「私は白樺派ね、長いこと生きていますけどくらくろ派と
いうのは聞いたことがないわ。新しい同人誌なのかしら?」
ウ「同人誌系列ですけど話がかみ合っているようでかみ合っていませんね」
手「ところで、この対談の趣旨って何なの?議題出てないよね?」
一同「……………」
傀「議題?議題。俺が決める。今だ!飛ばすぜ!ロケットパンチラ」
賭「初めてパトカーに乗る妖怪みたわ」
クレヨンし〇ちゃん「オ、オラ、おっぱいの大きいお姉さん大好きだぞ」
賭「ボク〜一生休」
手「初めて救急車に乗るしんちゃんを見ました」
葬「とりあえずこんなところでいいのではありませんか?
黄泉斬リ完結という事です」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.33 )
  • 日時: 2015/02/21 00:26
  • 名前: ノラネコ (ID: tlBmrDO5)

ジェネロな人さん>>
オリジナル妖怪の投稿ありがとうございます。とっても嬉しいです。
個人的にお気に入りは傀儡屋さんですね。喋り方が何ともイイ!
勝手にフィギュア好きにしていしまいました点はすみません。
これから四天王さんの面々は登場させたいのでよろしくお願いします

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.34 )
  • 日時: 2015/02/22 11:19
  • 名前: ジェネロな人 (ID: W6T8YUd7)

傀儡屋の理不尽扱いに笑いましたww

それじゃSS書きます。

日常っぽく書きたいけど多分途中からシリアスになります…
--------------------------------------------------------------------------------
第173回人間界評議委員会議
--------------------------------------------------------------------------------

2,3年に一度実施される人間界評議委員会議。

妖魔界の奥深く……関係者以外は完全立ち入り禁止の「000番会議室」で行われるこの会議は、今回で173回目だ。

評議委員長を代表に、今宵も人間界の処遇についての激論が交わされる……

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ざわ…ざわざわざわ…

?「え〜静粛に!静粛にするように〜!」

委員長の一声に騒めきが静まり返る。

?「ただいまより、第173回人間界評議委員会議を実施いたします。皆様、準備は良イカ?」

そして少し間を置いて話し始める。

?「それでは、初めに今回集まっていただいた皆様の紹介をしようじゃなイカ?
  まず私は、今回から評議委員長を勤めさせていただくイカカモネ・ソウカモネと申します。」

一礼する委員長。

イカカモネ「続いて、副委員長のあやとりさま殿でございます。」

あやとり「皆、よろしくね〜」

イカカモネ「そして、今回から評議委員になるトキヲ・ウバウネ殿。」

ウバウネ「皆様、どうぞよろしくお願いします。」

イカカモネ「元祖、本家大将の土蜘蛛殿、大ガマ殿。」

土蜘蛛「……よろしく頼む。」

大ガマ「ん、よろしくな。」

イカカモネ「さらに今回は、ゲストとしてムゲン地獄四天王の方々にもお越しいただいております。」

葬儀屋「本日は、人間界に関する大切な会議にご案内いただき、誠に有難うございま す。」

傀儡屋「人間。現状。俺達。良く分かる。貢献。させて。いただき。ます。」

賭博屋「今回こそ、人間界の処遇について白黒つけようね〜!よろしく〜!」

手品屋「私どもでよろしければ、是非ともよろしくお願いいたします。」

イカカモネ「紹介も一通り終わったところで、議論に入りたいのですが、今回もう一名ゲストとして呼んだ方が少々遅れるとの連絡が入りました。」

ウバウネ「あら?誰ですの?」

イカカモネ「……それは置いといて…………議論に入ろうじゃなイカ!」

強制的に話を逸らし、議論に持っていく委員長。

第173回人間界評議委員会議が、今始まる。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.35 )
  • 日時: 2015/02/21 14:43
  • 名前: ノラネコ (ID: tlBmrDO5)

ジェネロな人さん>>

笑っていただければ幸いです。
妖怪ウォッチは基本的に日常的なぐだぐだ話が多いのです。
個人的には救いようのないバッドエンドな話やギャグ話、あとコラボ話を書くのが好きです。
評議会のお話楽しみにしてます。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.36 )
  • 日時: 2015/02/22 12:01
  • 名前: ジェネロな人 (ID: W6T8YUd7)

ご期待下さい!

…それと前言撤回します……

これ確実にシリアスになります…
--------------------------------------------------------------------------------

【議題1 人間達の現状について報告。】

書記のヤミかがみが空間に議題を映し出す。

この議題は毎回決まっていて、報告された結果によってその後の議題が決定するのだ。

イカカモネ「何か報告するべき事があれば遠慮なく言えば良いんじゃなイカ?」

あやとり「う〜ん、最近慈愛の心があまり感じられなくなったかなぁ〜?」

賭博屋「昔の人間達はまだまだ可愛げがあったわね…」

大ガマ「妖怪や神に対する信仰心も強かったし、自然を大切にしてる者だって沢山いたな。」

イカカモネ「なるほど…慈愛の心……次の議題は人間達の慈愛の心についてにしようじゃなイカ!」

【議題2 人間達の慈愛の心の減り具合について】

葬儀屋「慈愛の心は以前にも議題に挙げられていたことがありましたね。」

手品屋「…現在進行形で減り続けていますからね。」

ウバウネ「……ところで、慈愛の心を増やすことは出来ないのでしょうか?」

傀儡屋「人間。思想。俺達じゃ。操作。出来ない。」

土蜘蛛「操作が出来ないのなら、補助くらいは出来るのではないか?」

イカカモネ「なるほど、補助ね…………今回の中心議題にしてみてはイカが?」

【中心議題 人間が慈愛の心をより多く持つための補助】

一度の会議に一つだけ存在する中心議題。

人間の慈愛の心を増やすことの補助に繋がる方法は見つかるだろうか…?

--------------------------------------------------------------------------------

ダ◯ガンロ◯パ?知らんなぁ

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.37 )
  • 日時: 2015/03/01 21:54
  • 名前: ジェネロな人 (ID: 7fyqbUqe)

インフルとか試験とかで遅れましたorz
--------------------------------------------------------------------------------
妖怪が人間に憑りつき、感情や行動に影響を及ぼす場合は、あくまでも対象である人間の感情が最優先されていることを忘れてはいけない。

どういうことかと分かりやすく言えばつまり、どれだけ妖気の強い妖怪が憑依しても、優先されるべきは憑依した人間の意識にある。

そのため、憑依された人間の気持ちや思いが、憑依している妖怪の妖気よりも強ければ、容易く回復する。

妖怪が人間の思想に直接干渉できない、というのはこの法則があるからだ。

--------------------------------------------------------------------------------
イカカモネ「慈愛の心、といえば聖オカンや、心オバアが一般的ではなイカ?」

賭博屋「いや、聖オカンや心オバアは、ランクが高い上級の妖怪だから、沢山増やして人間界にばら撒くことは出来ないと思うわ。」

大ガマ「じゃあ、ホノボーノとかはどうだ?あいつの能力だって慈愛みたいなモンだろ。」

手品屋「それも無理ですね。ホノボーノには、決まってドンヨリーヌが付いてきます。ホノボーノが増える分だけ、ドンヨリーヌも増えますよ。」

あやとり「……じゃあ、もしかして補助もできないの〜?」

一同「…………」

重苦しい雰囲気が会議室内を漂う。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.38 )
  • 日時: 2015/03/01 22:13
  • 名前: ジェネロな人 (ID: 7fyqbUqe)

議長は頭を抱えて考える。

イカカモネ(……折角ムゲン地獄管理部の方々に土下座してまで委員長になったというのに…………)

議長、イカカモネは、人間界で悪事を働いていたとされ、つい先日までムゲン地獄で自分の持っていた力の殆どを封印されていたのだ。

改心した議長は、ムゲン地獄を管理する部署の署長に、力を全てヤミかがみに封印させることと、人間界に出ないことを条件に、人間界評議委員長を勤ませてもらうように頼んだのである。

なんとか委員長になれたものの、会議がまさかここまで進展がないとは…

イカカモネ(……エンマ様はさぞ大変だっただろうに……)

前委員長、エンマ大王のことを考える議長。

自分はなんて情けない存在なのだろう、そう思いつつ、休憩を宣言しようと議長が口を開いたその時…!

?「このままでは埒があきません!」バンッ!

誰かがデスクを叩く音がした。

その場にいた者が全員デスクの音がした方を向く。

デスクを叩いたのは…………手品屋だった。

手品屋「皆さん、このまま議論を続けていたところで人間界の処遇なんて決まりませんっ!私に良い考えがあります!」

イカカモネ(良い考え?どういうことかワケが分からないんじゃなイカ?)

手品屋は自信満々に胸を張り、次のように言った。

手品屋「人間界をリフレッシュするんです!一度、ゼロに戻すんです!」

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.39 )
  • 日時: 2015/03/01 22:37
  • 名前: ジェネロな人 (ID: 7fyqbUqe)

傀儡屋「手品屋。落ち着け。何。言ってる?」

手品屋「さっき言った通りだ。一度人間界に天罰を起こし、リフレッシュする。そうすれば皆、愛というものが良く分かるでしょう。」

土蜘蛛「だが、それだと愛を持った善良な者も巻き込まれてしまうのではないか?」

手品屋「平和のための、いたしかたない犠牲です。悔やんではいられません。」

冗談じゃない。そんなことして根本的に解決させられるとでも思っているのだろうか?

ウバウネ「少し落ち着いたらどうです?もっと他に良ーー」

手品屋「気楽なものですね。そんなこと言い続けてもう173回目になったんですよ!?今こそ立ち上がらなければいけないんです!」

あやとり「……手品屋君…………」

会議室内は一瞬で修羅場と化した。

そんな中でイカカモネ議長は体の震えが止まらない。

決して寒いワケではない。怒っているのだ。

普段は平静な彼が、憤りを隠しきれない。

それほどまでに、室内の惨状は酷い。

そして、それはもはや限界に差し掛かっていた。

バーン!!!

イカカモネ「 い い 加 減 に し な イ カ ッ ! ! ! 」

一同「ッ!?」

普段の彼からは考えられない程の大きな声が響き、デスクが揺れた。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.40 )
  • 日時: 2015/03/02 13:57
  • 名前: ノラネコ (ID: GToLjcd5)

なんかPCから書き込みも閲覧もできなく
なってる!
ジェネロな人さん、投稿ありがとうございます
せっかく投稿してくれる方もいるのに
ロックの検討しないといけないのか(>_<)

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.41 )
  • 日時: 2015/03/06 21:41
  • 名前: ジェネロな人 (ID: VlpMwE16)

イカカモネ「彼のエンマ大王がどうして人間界の処遇について決めることが出来ずに生涯を終えたのか…?それが分からなイカッ…!?」

葬儀屋「……どういうことでしょうか?」

イカカモネ「人間界の処遇なんて妖怪が激論を交わしたところで分かるワケがない!エンマ大王も気付いてたハズじゃなイカ!?」

だったら何故、実行に移さなかったのか?イカカモネには理由が分かっていた。

ただ単純な理由。自分達の「妖怪」という立場を考えれば当たり前なのだ。

エンマ大王が亡くなった後に人間界に逃がされ、半身半霊となったエンマ大王の息子、マオ。

産み落とした主な理由はかつてのイカカモネによる侵略に対抗するためであるが、イカカモネ自身は、理由はそれだけではないと確信している。

もう一つの理由、それが人間界を代表し、現状を説明してくれる強い人間を探すことなのだ。

そして先日、妖魔界に訪れたマオから報告があった。

その人間は、かつてイカカモネも世話になった人物である。

現在遅刻している最後の会議出席者。それがその人間だ。


Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.42 )
  • 日時: 2015/03/06 22:10
  • 名前: ジェネロな人 (ID: VlpMwE16)

イカカモネ「最後の出席者が来るのを待て!!それまで休憩時間とする!!」

ざわめきが起こる。一体全体誰が来るのだろうか?、と。

そして数分後、重苦しい空気を破り、暗くなっていた室内に明かりがさす。000番会議室の重い扉が開かれたのだ。

?「遅れてすみません!!!」

入ってきた遅刻者。人間。その正体に、室内に納得の声と、さわめきの声と、発問の声が交錯する。

大ガマ「あぁ……まさかお前だったとはな。」

土蜘蛛「ふっ…今宵の議論は楽しくなりそうだな。」

あやとりさま「あー、なるほどー、君なら納得だよー。」

ウバウネ「お久しぶりですね。折角来て下さったのです、楽しみましょう?」

葬儀屋「あの…すいませんが、どなた様でしょうか?」

傀儡屋「もう少し。空気。読む。にしても。こいつ。妖気。感じる……」

賭博屋「えぇ…一度手合せ願いたいわね。」

手品屋「あの…僕の意見は?ちょっと……冗談ですってば!無視しないd

イカカモネ「イカ―ッカッカッカァッ!それでは、皆様、お待たせいたしました!議論を再開してくださいぃぃいぃぃぃいいいっ!」

自己主張する手品屋を華麗にスルーし、議論の再開を宣言。

議論はここから始まる。

ものの三十分もすれば、すぐに人間界に対する新しい見解が出来るだろう。



20××年〇〇月。ここは妖魔界000番会議室。

END


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(記事メンテ時に使用)

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