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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.15 ) |
- 日時: 2015/02/06 16:39
- 名前: ノラネコ (ID: 2Y9At0gD)
夕方
「あー楽しかった♪今日はパパとママいないから好きなだけ DSでフレンド対戦しよ♪」 木霊フミカことフミちゃんは上機嫌で帰宅した。 「ただい――」 『ま』まではいかなかった。 玄関には倒れ伏したアペリカンが、廊下の先には爆散したトイレのドア。 あらい魔将軍団が忙しくいっきり来たり。 キズナースがガマンモス・モレゾウ・どんちゃんを必死に介護している。 「な…何コレ?」 いつも着ているパーカーが肩からずり落ち、手さげを落とした。 「ちょ、ちょっと何よコレ!?」 アペリカンの顔をぎゅむと踏みつけ、土足のままダイニングまで走る。 「いッ!?」 ダイニングでは壁に突き刺さっているメラメライオンならびに 天井に突き刺さっているへこ鬼魔人。 さらには倒れた冷蔵庫に群がるひも・くい爺に分類される捕食者達。 「そんな…チョコボーもアイスも…」 楽しみにしていた甘味が全て全滅。 続いて底冷えする風がバスルームから吹いてきた。 「お、お風呂も!」 脱衣所から先は吹き抜けになっていた。 全壊した壁、庭のブロック塀に叩きつけられた 大将ズに庭に転がる黒オロチにキュウビ。 脱衣籠があった場所には何故かうんがい鏡が…… フミカはハッとした。 「もしかして私の部屋も――」 ダッシュで階段を駆け上がり、部屋のドアを開いた。 「いやあああッ!?」 フミカは絶叫した。 引き裂かれたベッドに割れた窓、机は真っ二つに割れ 壁紙はめちゃくちゃに剥がれ、家具という家具は折り重なるように倒れていた。 さながら巨大なハリケーンが直撃したような有様だった。 瓦礫の隙間からウネウネとうねる蛇と狐の脚が覗いていたが フミカの目には入らない。 「あー…ウチを守る為にしたのに酷い目にあったニャ――フミちゃ!?」 「慣れないことはするものでは無いで――!?」 ブツブツ呟きながら両親の寝室から出てきたジバニャンとウィスパー。 「ねぇジバニャン、ウィスパー……ちょっと、お話しようか?」 天使の笑顔で問うフミカに二匹は自身の生命の危機に 瀕していることを直感した。
「呪縛霊が自爆し、知ったかぶりの霊が叱咤され ぶっとばされている光景をみながら対談するわ」 「今回は私、花子と人妻・八尾比丘尼がお送りするわ」 「ちょっと便所女子!誰が人妻よ!」 「あら、失礼、同棲中のツンデレ彼女の間違いね」 「勘違いしないでよね!あのダメ男を更正しているだけなんだから! 更正できたらすぐ出て行くんだから!」 「古今東西、そう言って出て行ったキャラクターが皆無なことを知りなさい 八百年生きてきて、そんなこともしらないの?」 「………ぐッ!?」 「惚れているのでしょう?あのダメ男に?スタンドバイミー青猫型ロボットの ヒロイン状態なんでしょう?」 「うるさい!うるさい!うるさーい!」 「あ、あの姉御……夕飯の準備ができまし――」 「昼ドラなみのタイミングで出て来るんじゃねぇ!ダメ男!」
「ビックウェイブで海の中に出航している船長を肴に対談するのは いつもの雪女ガールズでーす」 「二段階構えだったわ、驚いたかしら…週明けで番宣なんてこともしていたから ちょっと斬新なのを冒頭にもってきたわ」 「来てくれますかね〜ここ、SSとか1つしかありませんし」 「大丈夫よ。あちらのSSを目を通させていただいたけど、ここにはないジャンルね。 えんえんトンネル編ラストの場面はとってもよかったわ」 「ここにはないジャンルですね!とっても期待できますぅ!」 「『ゴミ箱』という表現はグッドね。疑問を受け止める器よ」 なまはげ「えんえんトンネルの総意の器たるこの私に2人の児童が刃向かうか…」 「帰ってください!違いますから!アニメ違いますからぁ! PVしか観てませんから!仮面しか繋がってませんから!帰って!」 な「ならば受けて立つまで!」 「セールスはお断りよ」 「………人類の歴史ぶつぶつ」 「ふー危ない、危ない…もう1つのオロチ編も格好いいですね」 「オロチや影オロチなんかはユーザーに人気あるわね。アニメでは人間に化けた キュウビなんかも出てきたし、真打で登場した光オロチと闇キュウビはどうなのかしら……」 「ところで姫様、アニメで私って出てきませんよね?」 「貴女、知名度低いからDVDでも微妙よね……もっとも、私は出たけれども」 「ふぶき先生とか言って、み〜んな氷結地獄に蹴落とす悪女役ですね!」 「声つきで、動いていて、貴女は何?」 「ううううッ!うわああああん!酷いわああああ!」 「………うるさいわね、かき氷あげるから」 「ありがうございます。しゃくしゃく…おいひー」 「子供ね……」 「姫様ー、対戦はどうなんでしゅか?しゃくしゃく」 「ダークニャンは育成中よ。まだ対戦レベルではないわね。お金がないのよ」 「一日1回、赤鬼・カブキ・どんどろなんかと戦うと結構貯まりますよ」 「はぁ〜だるいわ。大くだんとか魂にするのはもういやなの〜」
おしまい
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.16 ) |
- 日時: 2015/02/10 20:18
- 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)
き、来ましたー -------------------------------------------------------------------------------- かつて破れた一夏の約束 -------------------------------------------------------------------------------- ガチャッ、ガチャカタ・・・ガタパリーン!
?「……チッ…」
そいつは軽く舌打ちをすると、履いているスリッパで破片を退けた。
?「…………あっ…」パリーン!
破片が増えた。
?「……クソがぁっ!!」ドスッ!
デスクに蹴りを入れる。
?「クソックソッ…クソヤロー!」
ドサーン!
最後の一撃でデスクが倒れた。
?「どうしてこうなっちまったんだよおおおおっ!?」
頭を抱え込むと、かつての記憶が甦る。 -------------------------------------------------------------------------------- 続きは…また今度で。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.17 ) |
- 日時: 2015/02/10 22:21
- 名前: ノラネコ (ID: vaAR93kU)
ジェネロな人>> 投稿ありがとうございます。タイトルから何となくオロチと閻魔の戦い?と 思いましたが、名前が『?』なので違う話なのかも?どうなのでしょうか?
「雪女ガールズの!」 「対談――なにかしら、この音楽…」 「バットマン♪バットマーン♪って、 あ、ふくふく超特急の上に5人乗ってます!」 「ふふふ、ようやく気づいたか俺の名はダークナイ――どんがらがっしゃん」 「ヒライ神だけど呼んだ?」 「勘違い坊やをレッドレッシャーに轢かせたのだけれども …時速200キロオーバーの特急の上に乗って、急停止したら どうなるかぐらい予想できないのかしら?」 「あああ…まさしく極上マグロ状態に…」 「バイトのEランク妖怪達が拾うから問題ナッシングよ」 「ふ、甘いな。おれは飛んでいるから無問題だ。深いかんぽうも万全だ」 「あ、バラバラなのが復活しました」 「それで、何か用なのかしら?」 「聞いて驚け!俺の名はダークナイト!ダークニャン!」 「ポイズンアビーよ、なんくるないさァ〜」 「キャットウーマン!」 「ペンギン!名前よこどり〜」 「ジョーカーや、そんでもってジョーカーつーんはトランプが由来で 口が裂けてるようにみえるんやけどとんでもない切れモンやねんすごいやろ 口もまわるし心理戦もつよくて格闘戦もつよいんやですごい―― 『ダークニャイトクロー』――ぐふっ!?」 「出てきて即行で1人逝ったわね」 「というかどう見ても某バラエティー番組のパクリにしか見え――」 「我々の目的は一つ!この対談の世代交代だ!毎回毎回 雪女共のトークを否応なしに聞かされる全ての妖怪を代弁して決起したのだ!」 「……全ての妖怪というう割にはSランクいないわよね?」 「黙れ!下賊(げせん)の者!」 「あ、あのー…もう少し穏便に…」 「黙れ!幼女!」 「ゆきんこシャーベットキラキラ雪化粧」 「きゃー」 「命ヨコドリ」 「やだー」 「それで、もう貴方しかいないけど…勝負してもいいわよ?」 「所詮はご当地妖怪とおでんじんイベントにしか役にたたない妖怪と DL妖怪ですー」 「ぐっ…やめろ…俺をこれ以上怒らせると…内に秘められたる黒龍が!」
「さて中二病を患った自称ダークナイト(笑)を冷凍したところで対談よ」 「そろそろあの季節になりましたね〜姫様」 「あの季節?」 「もう、わかってるくせに♪」 「2・26事件の事を言っているのかしら?」 「そうですよ〜2・26……え、26?」 「戦前、青年将校が国家改造を――」 「じゃなくてバレンタインデーです!好きな異性にチョコあげる季節です! とってもハッピーな日です」 「ハッピ、ハッピ、ハッピー!超ハッピー!げへへ」 「協力、感謝する。さぁ行こうか」 「……危ないお薬を投与されて頭がハッピーになった古典妖怪をポリスに 引き渡して対談再開よ」 「姫様は誰に渡すのですか?」 「そうね、5円チョコを買って、絶対にもらえそうにない不人気な妖怪に ばら撒いて、お返しに金品を要求するわ」 「……え、えーと…そういう日ではないのですが…」 「そもそも好きな妖怪なんてそれぞれよ。マスター・ケータだってフミちゃんから 『義理』とデカデカホワイトチョコで書かれた市販チョコもらって 『フミちゃん…照れ屋なんだから』って勘違いする哀れな子が 義理チョコすらもらえない子が何千人何万人単位で量産される日を、 天国と地獄に別れる日を、何をもってハッピーというのかしら?」 「ハッピハッピハッピー!チロルチョコ×1もらってハッピー」 「お前、バカだろ?」 「頭がハッピーな妖怪を背後から氷柱(つらら)で刺してハッピーな国に 見送りました」 「そうね正しい判断だわ」 「あの義理チョコもらったケータさんは…」 「大化の改新以来の衝撃だ!と言って、60年前にいったわ」 「何で60年前!?」 「ケイゾーに見せびらかしに行ったのだけれども『はぁ?俺なんて学校の女全員から もらったぞ?無料でチョコくれるなんて気前いいよな』とモテモテ君にショックを 受けて不登校になってしまったわ」 「すごいですね〜ケイゾーさんモテモテじゃないですか」 「まぁ、そのあとケイゾーはユキコに『この浮気野郎!』といって ハバネロぬった棍棒でボッコボコにされたらしいわ」 「怖っ…ユキコさん…怖!」 「それで、貴女は誰に渡すのかしら?」 「え…えっとですね…その…」 「我は吸血鬼闇の眷属で夜の王だからつまりそのガブニャンのモノにゃ!」 「甘いな!チョコボー大好き拙者のモノでござる!」 「チョコチョコチョコひも爺ひも爺ひもひもひも!」 「チョコ以下同文、くいい爺食う食う食う食う食う!」 「俺のモンに決まってんだろボケッ!キュンキュン!」 「もしかしてだけど!「もしかしてだけど!フレッツシャイニングな俺か!」 「知らなかった、雪女ちゃんがボクのこと好きだったなんて、 おッきッらッくッヒーロー参上!」
『いつも守ってくれてありがとう… あ、あの…私の手作りチョコレートです もらって…くれますよね?』
「ム〜リ〜」
おしまい
「次回はレンタルしたマッハニャンが登場するわ」
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.18 ) |
- 日時: 2015/02/10 22:39
- 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)
フフフ…これだけは言っときます「脇役」です。 -------------------------------------------------------------------------------- あの日一目見て気付いたこと。
あの日話して分かったこと。
あの日笑いあって伝わったこと。
念願が叶い安心し、励ましあったこと。
そして、あの日砂浜の上で交わした約束…
……………
なンDaっケ? -------------------------------------------------------------------------------- こいつキャラどんな感じなんだ?
?の正体は多分もうじき分かりますよ〜
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.19 ) |
- 日時: 2015/02/10 22:51
- 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)
…………分かラな以。
…………見出せなI。
…………何ノ為Ni片目を犠牲にしタんDAっケ?
…………誰No為に仲間ヲ失っtaんdだっkkkけ?
.........ドう死てkkkコんNakkk暗イ所二一人でい留のカナ?
…………今さッk@落トし太ビ⁻// \何Daっケ?
…………死二タイな………
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.20 ) |
- 日時: 2015/02/10 23:23
- 名前: ジェネロな人 (ID: mYdNWbm4)
訂正 …………今さッk@落トし太ビー// \何Daっケ? -------------------------------------------------------------------------------- ?「ンん…グッ!?」
俺は眠っていたのか?
「次の方―どうぞー!」
ん?何だ?ここは…病院?
「す、すみません…」
顔色の悪い女性が入ってくる。誰だろうか?でもなぜか見覚えがある。
?「どこか悪い所が?」
自然と口が動く。何なんだ一体?
「あの…数日前から頭が痛くて…」
?「あ、内側から来る感じか、外側から来る感じのどちらでしょう?」
診断…か…
その後も質問を続け…
?「後頭神経痛ですね。何か、ストレスに感じてることとが?」
「あ、その…」
答えにくそうだ。
?「なにかストレスがあるとすれば、スポーツなどを適度にすると良いですよ。」
「あ、ありがとうございます。」
女性の笑顔…とても愛らしく、守ってやりたくなる顔だ。
歳は自分と同じくらいだろうか?
……思い出したぞ? -------------------------------------------------------------------------------- 今日はこの辺で終えます。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.21 ) |
- 日時: 2015/02/11 11:14
- 名前: ジェネロな人 (ID: DNNegt4.)
あ、そうか…この人だったか…
……………愛する妻よ………
「あの…どうかなされましたか?」
?「あ、いえ…何でもない…です。」
…………この日からか………
「あ!あなた!遅ーい!」
?「ハハハ…ごめんごめん。仕事、手ぇ離せなくてさ。」
…………懐かしい………
「見て見て!カモメ!カモメ!」
?「うわー、多いなぁ〜。」
…………初めてじゃないとしても、この日は緊張感がなかったな………
「子供………出来たみたいなの……」
?「……本当…かい?」
…………複雑な気持ちだった………
「うふふ…この子……どんな子になるかしらね?」
?「優しくて……やっぱり頭の良い子かな。」
「もうあなたったらー!」
…………………………………そしてあの日の約束………
?「………絶対幸せにする。」
「え…?」
…………あの日、砂浜の上で………
?「君も、この子も、絶対に幸せにする。自分が犠牲になっても構わないさ。」
「あ、あなた…?」
…………それから………
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.22 ) |
- 日時: 2015/02/11 11:35
- 名前: ジェネロな人 (ID: DNNegt4.)
看護師1「い、院長!何やってるんですか!?」
看護師2「そ、そのメスを置いて下さい!」
院長「…………」
…………壊れ始めた。この日から………
院長「こうするしかない………グシュッ!」
看護師1「い、院長!や、やめなさい!」
看護師2「目……目が………」
…………自分の片目を犠牲にした………
看護師2「き…きゃー!!」
看護師1「なにを……?クソッ!!」
…………全ては研究のため………
「あなた…!?どうしたのよ…?その包帯………?」
院長「目を……抉った………」
…………愛する妻子のためだったのに………
「ご飯…あるから食べて………」
院長「…………」
…………それから…ほぼ一人も同然だった………
院長「クソッ!これじゃない!アマテラスの水晶体にこんなチンケなエメラルド使えるかっ!」
…………医師、看護師は私に化け物を見る目で接した………
看護師1「もう付いていけない!辞めさせてもらいます!」
看護師2「わ、私も………」
院長「………好きにしてくれ。」
…………医師、看護師は続々と辞めていった………
院長「…………」
自分のやってることは正しいのか?気づかずに半妖怪化してしまったが…これで良いのか?
「もううんざりよ!」
院長「…ッ!?…俺は…俺は今まで君たちのために…尽くしてきたというのにッ……!」
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.23 ) |
- 日時: 2015/02/11 11:49
- 名前: ジェネロな人 (ID: DNNegt4.)
…………もうすでに約束は破れていた。そうだろ?「やぶれかぶれ院長」?
院長「…………うんざりだ………」
………………………………………
院長「もううんざりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
--------------------------------------------------------------------------------
院長「………クッ……ガッ…う?」
いつの間にか寝てしまったらしい。
目の前には…今か今かと自身の完成を待っているアマテラスがいる。
院長「まだだよな…完成させてやる……このアマテラス…!」
復讐してやる…自分を毛嫌いし、拒絶し、異端視し、取り残したこの世界に……!!!
院長「KANTETSUの目を縫合したらどうだ?腕力はゴリだるまと同じくらい…皮膚の下にゴルニャンの装甲を入れたりとか…?爪先には万尾獅子の剣と同じ金属を……!」
院長は笑っていたが、その顔はどこか悲しげで、どこか懐かしげで、どこか恨めしそうで、
どこか寂しげだった……………
END
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.24 ) |
- 日時: 2015/02/11 17:15
- 名前: ノラネコ (ID: qMNWu4xR)
ジェネロな人さん>> まさか廃病院の院長とは思いませんでした。 妖怪ウォッチの名を冠したホラー系のお話で 院長がだんだん狂気に蝕まれていく描写が怖い 目が1つなのは狂気の現れなのかもしれませんね この話を読んで対戦すると院長めっちゃ怖い妖怪です。 燕さんの投稿された珊瑚ちゃんはこの院長の娘さんなので 何か縁があるかもしれませんね。 投稿ありがとうございました。
珊瑚「今日の妖怪対談は私!御石屋珊瑚よ。 カナをふると『おいしやさんご』だから『おいしゃさんごっこ』を もじったものと推測するわ。独断と偏見だけどねー。 詳細はママ(燕さん)に聞いてね」 ?「待つニャ!」 「何かしら、私は実験で忙しいのよ。手短にお願いするわ」 「オイラはマッハニャン!光の速さを手に入れた――」 「はぁ?ジバニャンと外見同じね。真打ちで出たジバニャンSと大差ないわ。 あまり使用されているの見たことないし、せめて頭の上に何かのせたら?」 「うぬぬ…ジェットニャンより上ニャのに!わかったニャコレのせるニャ」 「何それ?プラモデル?」 「フフフーン、これはかの有名なスターウォーズのスターシップ!! 宇宙一速いファルコン号にゃー!ハリソン君、ありがとうニャ」 「実験の為、超大型トラックを用意したわ」 「これにぶつかったらあの世へマッハで逝くからやめて」 「わかったわ。私が全身全霊を持って改造してあげるかわそこの台の上に寝て」 「ありがとうございます」 「さぁ、麻酔をかけるわ。ちょっとチクッとするわよ」
〜手術中〜
「ふー完成したわ。気分はどう?」 「コーハーコーハー…マスター、パドメはどうなったのです」 「あ、間違えた。もう1回寝て」
〜手術中〜
「ふー完成したわ。気分はどう?」 「咲きほこる!花のプリンセス!キュアフローラ!」 「やっべ、予約録画してたアニメにしちゃった。もう1回」
〜手術中〜
「今度こそ完璧よ!背中にロケットブースト、腕に翼、尻尾に尾翼、 これで時速150キロに達すると未来・過去にいけるわ」 「何か全く別の映画っぽいニャ」 「細かいことはナッシングよ、燃料はTウィルスだから、ちょっと危ないけど とりあえずGO!」 「そうよ!ゲートボール5個で経験値玉――」 「あ、おばさんはお呼びじゃないので、博物館に帰ってください」 「もう貴女に頼まないわ、ぷんすか!」 「時代セット!マッハニャンGO!!」
「いたたた…ここは何処ニャ?」 マッハニャンは夜の交差点にいた。いつも見慣れた魚屋にジャングルハンターの 屋根が見える。 「妖怪対談はっじまるよ!」 辺りをキョロキョロしていると、ジャングルハンターの屋根に 月下のもと、3つの影が照らし出された。 「な…何ニャ、フミちゃん、その格好!?」 月の光に照らし出された少女の格好は ピンクを基調としたフリル満載、カチューシャに謎のステッキ。 胸には妖怪ウォッチが安全ピンで止められている。 「木霊フミカは仮の姿、真の姿は光の国より逃亡してきた マジカル・マジックフミカー! ジバニャン、ウィスパー!マジックの力で社会的弱者を救いに行くわよ」 「シーユー、ネクストマジックにゃ!」 「お嬢様、殿はワタクシが勤めます」 キリッと凛々しい猫に燕尾服のナイスミドルな おじさんがジャングルハンターより舞い降りる 「な、何にゃーこの世界は!?」 「はーっはっは!マジカルフミカーめ!今日こそ年貢の納め時よ!」 「一応聞くけど………貴女は誰ニャ?」 「昼間の博物館契約社員は仮の姿!その真の姿は魔法少女ダイモン! 掴もうぜ!ゲートボール!7つ集めて神龍降臨よ!」 「いつも強引ですけど、何歳?何歳で魔法少女やっているのですか?」 「永遠の16歳よ!次元の狭間に送り込んであげるわ!」 「にゃああああああ!」
「……麻酔が切れたわね、もういいわよ。マッハニャン」 「はッ!?どこからが夢にゃ!?」 「何を言っているのかわからないけど、ジェットニャンに 負けない力を手にしたわ。格好いい♪どう、はい鏡」 「あ、あの…このかぶり物何スか?」 「ああ、ジェットニャンの色違いのかぶり物よ」 「全く意味ニャいニャー!音速マッハ肉球!」 「あら、怖い。まったねー」
おしまい
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.25 ) |
- 日時: 2015/02/12 20:42
- 名前: 大天使ミカエル (ID: evuEQnf4)
マッハニャンを出していただいてあざしたぁー
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.26 ) |
- 日時: 2015/02/13 15:35
- 名前: ノラネコ (ID: fpaQzJl.)
大天使ミカエルさん>> マッハニャンのレンタルありがとうございました(・▽・)ノ 次回も登場させていただきたいのでレンタルしたいです。
1度出たオリジナル妖怪は基本的に何度も出る予定でして いまのところ燕さんの珊瑚ちゃんが一番出演率が高いです。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.27 ) |
- 日時: 2015/02/16 18:51
- 名前: ノラネコ (ID: 3I26Xs9m)
吹雪姫「数日期間が空いたけど気にせず対談よ」 八尾比丘尼「雪女ちゃんは風邪でゴートゥーベッドしてるので 私が司会を務めるわ」 「あら、旦那さんはいいのかしら?」 「旦那じゃない!更正してるだけなんだから!」 「更正とか言いつつ、半分押しかけ妻よね、同棲よね?」 「更正してますから。最近まともになりつつあるから。 その証拠に連れてきました。入ってきなさい」 「俺は海賊王になる!!!」 「……その、色々と悪かったわ。更正できてるじゃない」 「ふふ〜ん、どう?ざっとこんなモンよ」 「じゃあ、これで安心してあの洞窟を出て行けるわね。 おめでとう」 「まだよ!!」 「あら、どうして?」 「ワンピースを手に入れてないわ」 かりパックン「ワンピースだって?そいつはすごいお宝なのかい?」 泥ポックン「俺は盗賊王になる!!!」 「八尾比丘尼さんの大海凄(だいかいしょう) でとても大きな川に流されているウスラカゲ族を見守りつつ、対談よ」 「そういえば最近対戦のトークが少ないわね」 「その件なんだけれど、新規参入のユーザーが多いのか、 プロフィールを公開しているお友達が少ないのよ」 「設定するの面倒くさいモンね」 「ところでこんな書き置きがあったわ」
『探さないでください マッハニャン』
「マッハで飛び出してきたけど、ここはどこニャ……」 珊瑚に痛い目をあわされたマッハニャンは己を鍛え直すべく 修行の旅に出ていた。 「残りのチョコボー少ないニャン…魚釣りでも…」 「そこの妖怪よ」 「ニャ!?気配をまるで感じニャかったニャ!」 「ワシはジェダイの騎士じゃからな。ホッホッホ」 「ああ、中二病患者は家に帰った方がいいニャ」 「師匠を侮辱するのは許さんでー」 「お前は!なかなか仲間にならない上、仲間になって対ニャーダ戦に入れたら 一撃で倒されて全国のユーザーの度肝を抜いた魂用員の鬼食い!?」 「おいおい、その辺にするのじゃ」 「さらに鬼食いとか意味深な名前がついているから真打の赤・青・黒鬼戦に いれたらやっぱり弱くて焼きおにぎりより役に立たなくて魂にされた鬼食い」 「うわあああああッ!気にしてること言うなやああああ!」 「あーあー…泣きながら帰ってしもうたの」 「おいらはこんな所で立ち止まっていられニャいニャ。鍛え直すために 修行するニャ」 「ふむ、山ごもりんぞやめてスポーツクラブかごくらく温泉に行くのはどうじゃ? ワシも久々に外界へ出るしの」 「………身も蓋もニャい台詞にゃ」
続
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.28 ) |
- 日時: 2015/02/18 23:41
- 名前: ジェネロな人 (ID: cxa/DtJs)
目次みたいな所に自分のSSのあらすじがあって感動…
自作妖怪書きます。
【名前】葬儀屋 【ランク】S 【説明】 ムゲン地獄四天王の一人。 右手に持つ鎌で魂を断ち切り、 瓶に詰めて商品に してしまうのだ。 【必殺】黄泉斬リ完結 【特徴】礼儀正しい。 タキシード。
【名前】傀儡屋 【ランク】S 【説明】 ムゲン地獄四天王の一人。 空っぽになった肉体に糸を通し 自分のコレクションにして ショーウィンドウの中に入れるのだ。 【必殺】開演・手のひらダンサーズ 【特徴】紙袋を被ってて穴から両目が出てる。(ファウスト?知らんなぁ) 日本語片言。
【名前】賭博屋 【ランク】S 【説明】 ムゲン地獄四天王の一人。 ギャンブルが大好きで、 お得意様とは寿命を 全て賭けた賭博をする。 【必殺】一生休み! 【特徴】片手にトランプ片手にサイコロ。 四天王の紅一点。
【名前】手品屋 【ランク】S 【説明】 ムゲン地獄四天王の一人。 お客を自分の手品に夢中に させた後、精神の欠片を おひねりとして貰う。 【必殺】タネもシカケもありゃあせん! 【特徴】シルクハットを二つ被ってる。 杖を持っているが、肩に担いだりして殆ど使ってない。
こいつらは自分のSSにも出したいなぁ。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.32 ) |
- 日時: 2015/02/21 00:21
- 名前: ノラネコ (ID: tlBmrDO5)
葬儀屋「淑女&紳士、ムゲン地獄四天王が対談を担当しょう」 傀儡屋「ゴメン。新作。フィギュア。買ってきた。から。後で」 賭博屋「うわッ!マジでやめてよね、美少女の人形とか」 手品屋「タネもシカケもありゃせん、フィギュアの下着がこの手に」 ジバニャン「はぁはぁ、色っぽい下着ニャン」 ウィスパー「フミちゃんの下着は名前書いていますからね」 傀「きゃああああああ!」 手「何と美しいハーモニーなんでしょう」 賭「ただの寄声でしょーが、そんなことよりギャンブルよ」 ショウブシ「お呼びかな?」 傀「呼んでない。開演。手のひらダンサーズ」 ウ「ああ…ショウブシがシャーロックホームズの人形劇みたいに!」 葬「違う方向に話が飛んでいますね。いけませんよ」 傀「日本。フィギュア。素晴らしい」 ジ「ちなみにお姉さんはエミちゃんより年上ニャ?」 賭「花の17よ」 葬「実年齢は170歳くらいです」 賭「葬儀屋、決闘(デュエル)の時間だぜ」 ジ「ところで、お前達は誰にゃ?」 葬「よくぞ聞いていただきました、呪縛霊猫さん。 我々はムゲン地獄四天王!私は葬儀屋」 傀「傀儡屋」 賭「賭博屋よ」 手「手品屋です」 ジ「えーと…アレかニャ…なんたら戦隊とか、七つの大罪とか …そういう複数の部類の妖怪かニャ?」 葬「イッツ、グレイト!その通りです」 ウ「ですが妖怪パッドによりますと、そこのスーパーの紙袋被った方は 元お医者さんらしいのですが?」 傀「ギクリ」 珊瑚「もしかして、お父さん!?」 ウ「ウィッス、珊瑚ちゃんのお父さんはやぶれかぶれ院長ですよね?」 珊「お父さん!」 葬「ミス珊瑚、話を聞きたまえ」 珊「お母さんと私を捨てやがって!てめェ!めちゃくちゃに解体してやるぜ!」 ジ「積年の恨みだったニャ!」 傀「俺、ちがッ、ぐふッ!?」 珊「SLASH!あーすっきりした、お大事に〜」 賭「彼女、やるだけやって帰って行ったわね」 手「見苦しいので『タネもシカケもありゃあせん』」 ジ「復活したニャ?すごいニャ、どうやったニャ!?」 手「マッジクなので秘密なのです」 傀「ココハドコワタシハダレ」 ウ「ロボニャンみたいな口調になっていますね」 ロボニャン「失敬な、私はロボットだが、こんなしゃべり方はしない!」 葬「話の難易度があがるのでご退場願います」 ゴルニャン「あれですか…私が最初に出れば良かったってことですか?」 葬「退場願います」 ドラ〇もん「僕がいなくてもちゃんとできる?」 葬「原頁います」 ロ&ゴ&ド「あいるびーばっく」 手「私の手品は対価として精神の欠片を貰います」 賭「半端ない対価よね」 手「貴女に言われたくはありません。 トランプとかヒソカさんですか?」 賭「ここからは慎重に言葉を選べ」 ジ「クラピカ?」 賭「ちなみに私はクラクロ派よ」 ろくろ首「私は白樺派ね、長いこと生きていますけどくらくろ派と いうのは聞いたことがないわ。新しい同人誌なのかしら?」 ウ「同人誌系列ですけど話がかみ合っているようでかみ合っていませんね」 手「ところで、この対談の趣旨って何なの?議題出てないよね?」 一同「……………」 傀「議題?議題。俺が決める。今だ!飛ばすぜ!ロケットパンチラ」 賭「初めてパトカーに乗る妖怪みたわ」 クレヨンし〇ちゃん「オ、オラ、おっぱいの大きいお姉さん大好きだぞ」 賭「ボク〜一生休」 手「初めて救急車に乗るしんちゃんを見ました」 葬「とりあえずこんなところでいいのではありませんか? 黄泉斬リ完結という事です」
おしまい
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.33 ) |
- 日時: 2015/02/21 00:26
- 名前: ノラネコ (ID: tlBmrDO5)
ジェネロな人さん>> オリジナル妖怪の投稿ありがとうございます。とっても嬉しいです。 個人的にお気に入りは傀儡屋さんですね。喋り方が何ともイイ! 勝手にフィギュア好きにしていしまいました点はすみません。 これから四天王さんの面々は登場させたいのでよろしくお願いします
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.34 ) |
- 日時: 2015/02/22 11:19
- 名前: ジェネロな人 (ID: W6T8YUd7)
傀儡屋の理不尽扱いに笑いましたww
それじゃSS書きます。
日常っぽく書きたいけど多分途中からシリアスになります… -------------------------------------------------------------------------------- 第173回人間界評議委員会議 --------------------------------------------------------------------------------
2,3年に一度実施される人間界評議委員会議。
妖魔界の奥深く……関係者以外は完全立ち入り禁止の「000番会議室」で行われるこの会議は、今回で173回目だ。
評議委員長を代表に、今宵も人間界の処遇についての激論が交わされる……
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ざわ…ざわざわざわ…
?「え〜静粛に!静粛にするように〜!」
委員長の一声に騒めきが静まり返る。
?「ただいまより、第173回人間界評議委員会議を実施いたします。皆様、準備は良イカ?」
そして少し間を置いて話し始める。
?「それでは、初めに今回集まっていただいた皆様の紹介をしようじゃなイカ? まず私は、今回から評議委員長を勤めさせていただくイカカモネ・ソウカモネと申します。」
一礼する委員長。
イカカモネ「続いて、副委員長のあやとりさま殿でございます。」
あやとり「皆、よろしくね〜」
イカカモネ「そして、今回から評議委員になるトキヲ・ウバウネ殿。」
ウバウネ「皆様、どうぞよろしくお願いします。」
イカカモネ「元祖、本家大将の土蜘蛛殿、大ガマ殿。」
土蜘蛛「……よろしく頼む。」
大ガマ「ん、よろしくな。」
イカカモネ「さらに今回は、ゲストとしてムゲン地獄四天王の方々にもお越しいただいております。」
葬儀屋「本日は、人間界に関する大切な会議にご案内いただき、誠に有難うございま す。」
傀儡屋「人間。現状。俺達。良く分かる。貢献。させて。いただき。ます。」
賭博屋「今回こそ、人間界の処遇について白黒つけようね〜!よろしく〜!」
手品屋「私どもでよろしければ、是非ともよろしくお願いいたします。」
イカカモネ「紹介も一通り終わったところで、議論に入りたいのですが、今回もう一名ゲストとして呼んだ方が少々遅れるとの連絡が入りました。」
ウバウネ「あら?誰ですの?」
イカカモネ「……それは置いといて…………議論に入ろうじゃなイカ!」
強制的に話を逸らし、議論に持っていく委員長。
第173回人間界評議委員会議が、今始まる。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.35 ) |
- 日時: 2015/02/21 14:43
- 名前: ノラネコ (ID: tlBmrDO5)
ジェネロな人さん>>
笑っていただければ幸いです。 妖怪ウォッチは基本的に日常的なぐだぐだ話が多いのです。 個人的には救いようのないバッドエンドな話やギャグ話、あとコラボ話を書くのが好きです。 評議会のお話楽しみにしてます。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.36 ) |
- 日時: 2015/02/22 12:01
- 名前: ジェネロな人 (ID: W6T8YUd7)
ご期待下さい!
…それと前言撤回します……
これ確実にシリアスになります… --------------------------------------------------------------------------------
【議題1 人間達の現状について報告。】
書記のヤミかがみが空間に議題を映し出す。
この議題は毎回決まっていて、報告された結果によってその後の議題が決定するのだ。
イカカモネ「何か報告するべき事があれば遠慮なく言えば良いんじゃなイカ?」
あやとり「う〜ん、最近慈愛の心があまり感じられなくなったかなぁ〜?」
賭博屋「昔の人間達はまだまだ可愛げがあったわね…」
大ガマ「妖怪や神に対する信仰心も強かったし、自然を大切にしてる者だって沢山いたな。」
イカカモネ「なるほど…慈愛の心……次の議題は人間達の慈愛の心についてにしようじゃなイカ!」
【議題2 人間達の慈愛の心の減り具合について】
葬儀屋「慈愛の心は以前にも議題に挙げられていたことがありましたね。」
手品屋「…現在進行形で減り続けていますからね。」
ウバウネ「……ところで、慈愛の心を増やすことは出来ないのでしょうか?」
傀儡屋「人間。思想。俺達じゃ。操作。出来ない。」
土蜘蛛「操作が出来ないのなら、補助くらいは出来るのではないか?」
イカカモネ「なるほど、補助ね…………今回の中心議題にしてみてはイカが?」
【中心議題 人間が慈愛の心をより多く持つための補助】
一度の会議に一つだけ存在する中心議題。
人間の慈愛の心を増やすことの補助に繋がる方法は見つかるだろうか…?
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ダ◯ガンロ◯パ?知らんなぁ
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.37 ) |
- 日時: 2015/03/01 21:54
- 名前: ジェネロな人 (ID: 7fyqbUqe)
インフルとか試験とかで遅れましたorz -------------------------------------------------------------------------------- 妖怪が人間に憑りつき、感情や行動に影響を及ぼす場合は、あくまでも対象である人間の感情が最優先されていることを忘れてはいけない。
どういうことかと分かりやすく言えばつまり、どれだけ妖気の強い妖怪が憑依しても、優先されるべきは憑依した人間の意識にある。
そのため、憑依された人間の気持ちや思いが、憑依している妖怪の妖気よりも強ければ、容易く回復する。
妖怪が人間の思想に直接干渉できない、というのはこの法則があるからだ。
-------------------------------------------------------------------------------- イカカモネ「慈愛の心、といえば聖オカンや、心オバアが一般的ではなイカ?」
賭博屋「いや、聖オカンや心オバアは、ランクが高い上級の妖怪だから、沢山増やして人間界にばら撒くことは出来ないと思うわ。」
大ガマ「じゃあ、ホノボーノとかはどうだ?あいつの能力だって慈愛みたいなモンだろ。」
手品屋「それも無理ですね。ホノボーノには、決まってドンヨリーヌが付いてきます。ホノボーノが増える分だけ、ドンヨリーヌも増えますよ。」
あやとり「……じゃあ、もしかして補助もできないの〜?」
一同「…………」
重苦しい雰囲気が会議室内を漂う。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.38 ) |
- 日時: 2015/03/01 22:13
- 名前: ジェネロな人 (ID: 7fyqbUqe)
議長は頭を抱えて考える。
イカカモネ(……折角ムゲン地獄管理部の方々に土下座してまで委員長になったというのに…………)
議長、イカカモネは、人間界で悪事を働いていたとされ、つい先日までムゲン地獄で自分の持っていた力の殆どを封印されていたのだ。
改心した議長は、ムゲン地獄を管理する部署の署長に、力を全てヤミかがみに封印させることと、人間界に出ないことを条件に、人間界評議委員長を勤ませてもらうように頼んだのである。
なんとか委員長になれたものの、会議がまさかここまで進展がないとは…
イカカモネ(……エンマ様はさぞ大変だっただろうに……)
前委員長、エンマ大王のことを考える議長。
自分はなんて情けない存在なのだろう、そう思いつつ、休憩を宣言しようと議長が口を開いたその時…!
?「このままでは埒があきません!」バンッ!
誰かがデスクを叩く音がした。
その場にいた者が全員デスクの音がした方を向く。
デスクを叩いたのは…………手品屋だった。
手品屋「皆さん、このまま議論を続けていたところで人間界の処遇なんて決まりませんっ!私に良い考えがあります!」
イカカモネ(良い考え?どういうことかワケが分からないんじゃなイカ?)
手品屋は自信満々に胸を張り、次のように言った。
手品屋「人間界をリフレッシュするんです!一度、ゼロに戻すんです!」
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.39 ) |
- 日時: 2015/03/01 22:37
- 名前: ジェネロな人 (ID: 7fyqbUqe)
傀儡屋「手品屋。落ち着け。何。言ってる?」
手品屋「さっき言った通りだ。一度人間界に天罰を起こし、リフレッシュする。そうすれば皆、愛というものが良く分かるでしょう。」
土蜘蛛「だが、それだと愛を持った善良な者も巻き込まれてしまうのではないか?」
手品屋「平和のための、いたしかたない犠牲です。悔やんではいられません。」
冗談じゃない。そんなことして根本的に解決させられるとでも思っているのだろうか?
ウバウネ「少し落ち着いたらどうです?もっと他に良ーー」
手品屋「気楽なものですね。そんなこと言い続けてもう173回目になったんですよ!?今こそ立ち上がらなければいけないんです!」
あやとり「……手品屋君…………」
会議室内は一瞬で修羅場と化した。
そんな中でイカカモネ議長は体の震えが止まらない。
決して寒いワケではない。怒っているのだ。
普段は平静な彼が、憤りを隠しきれない。
それほどまでに、室内の惨状は酷い。
そして、それはもはや限界に差し掛かっていた。
バーン!!!
イカカモネ「 い い 加 減 に し な イ カ ッ ! ! ! 」
一同「ッ!?」
普段の彼からは考えられない程の大きな声が響き、デスクが揺れた。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.40 ) |
- 日時: 2015/03/02 13:57
- 名前: ノラネコ (ID: GToLjcd5)
なんかPCから書き込みも閲覧もできなく なってる! ジェネロな人さん、投稿ありがとうございます せっかく投稿してくれる方もいるのに ロックの検討しないといけないのか(>_<)
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.41 ) |
- 日時: 2015/03/06 21:41
- 名前: ジェネロな人 (ID: VlpMwE16)
イカカモネ「彼のエンマ大王がどうして人間界の処遇について決めることが出来ずに生涯を終えたのか…?それが分からなイカッ…!?」
葬儀屋「……どういうことでしょうか?」
イカカモネ「人間界の処遇なんて妖怪が激論を交わしたところで分かるワケがない!エンマ大王も気付いてたハズじゃなイカ!?」
だったら何故、実行に移さなかったのか?イカカモネには理由が分かっていた。
ただ単純な理由。自分達の「妖怪」という立場を考えれば当たり前なのだ。
エンマ大王が亡くなった後に人間界に逃がされ、半身半霊となったエンマ大王の息子、マオ。
産み落とした主な理由はかつてのイカカモネによる侵略に対抗するためであるが、イカカモネ自身は、理由はそれだけではないと確信している。
もう一つの理由、それが人間界を代表し、現状を説明してくれる強い人間を探すことなのだ。
そして先日、妖魔界に訪れたマオから報告があった。
その人間は、かつてイカカモネも世話になった人物である。
現在遅刻している最後の会議出席者。それがその人間だ。
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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説 ( No.42 ) |
- 日時: 2015/03/06 22:10
- 名前: ジェネロな人 (ID: VlpMwE16)
イカカモネ「最後の出席者が来るのを待て!!それまで休憩時間とする!!」
ざわめきが起こる。一体全体誰が来るのだろうか?、と。
そして数分後、重苦しい空気を破り、暗くなっていた室内に明かりがさす。000番会議室の重い扉が開かれたのだ。
?「遅れてすみません!!!」
入ってきた遅刻者。人間。その正体に、室内に納得の声と、さわめきの声と、発問の声が交錯する。
大ガマ「あぁ……まさかお前だったとはな。」
土蜘蛛「ふっ…今宵の議論は楽しくなりそうだな。」
あやとりさま「あー、なるほどー、君なら納得だよー。」
ウバウネ「お久しぶりですね。折角来て下さったのです、楽しみましょう?」
葬儀屋「あの…すいませんが、どなた様でしょうか?」
傀儡屋「もう少し。空気。読む。にしても。こいつ。妖気。感じる……」
賭博屋「えぇ…一度手合せ願いたいわね。」
手品屋「あの…僕の意見は?ちょっと……冗談ですってば!無視しないd
イカカモネ「イカ―ッカッカッカァッ!それでは、皆様、お待たせいたしました!議論を再開してくださいぃぃいぃぃぃいいいっ!」
自己主張する手品屋を華麗にスルーし、議論の再開を宣言。
議論はここから始まる。
ものの三十分もすれば、すぐに人間界に対する新しい見解が出来るだろう。
20××年〇〇月。ここは妖魔界000番会議室。
END
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