雑談掲示板

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妖怪・オリジナル妖怪達の対談&小説
  • 日時: 2015/02/13 22:56
  • 名前: ノラネコ (ID: fpaQzJl.)

妖怪ウォッチに登場する妖怪達を会話形式で記載していくスレッド。

オリジナル妖怪を投稿していただけると、その妖怪が登場し
トークしたり、能力を使ってくれます。

イラスト・二次創作の投稿も歓迎します。

▼掲載中の二次創作▼

『刀葉林と雪女』 神さん:リクエストSS
●雪女が落ちた先は八大地獄。そこで出会ったモバイルな少女
 その名は刀葉林(とうようりん)!

『かつて破れた―夏の約束』ジェネロな人さん:投稿SS
●もっと強く、もっと強い妖怪を…狂気が院長を蝕むその果てとは?


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Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.1 )
  • 日時: 2015/01/23 10:25
  • 名前: ノラネコ (ID: fKmzVwKT)

燕さん制作妖怪

・野武士ニャン
・清姫
・暗小町
・御石屋 珊瑚
・滅法強夷士(めっぽうつよいし)

ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=92039.jpg
清姫・珊瑚

ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=92040.jpg
野武士・小町・強夷士

野武士「同じ生みの親として一同に会(かい)したワケニャが」
小町「あら、可愛い猫ちゃん!男の子かな?『雌』かな?餡こ食う?」
野「俺は男だにゃ!数多の猫の怨念を背負っ――むぎゅ!?」
小「可愛いわァ〜あぁん♪ぱぁん♪」
珊瑚「やたら『雌』という部分だけ強調されていましたが。
ねぇ色眼使いの不潔な妖怪さん」
小町「何かなぁ?お医者さん、文句あるのかしら?」
珊「その不衛生な獣ごとどこかに消えて欲しいのだけれども。
獣臭に鼻が曲がりそうだわ」
滅士(……何なのこの敵意むきだしのバトルトークはここは
女子トークする場所じゃなかったのか?)
清姫「まぁまぁ、お二人とも」
滅士(よかった。この人はまともだ、微笑んでいるし)
清「貴女方なんて傍から見れば目くそ鼻くそなんだからケンカはみっともないわ」
滅士(こ、この人も敵意むきだしかよ!?)
小「何かなぁ〜下半身がウネウネ動いている嫉妬姫様」
珊「嫌ですね、蛇の化身は。嫉妬深くて」

あ「妖怪対談はじまるよ〜」

小「ヤダ……とっても大きい」
姫「たくましいのが6本もある」
珊「後光が差して見えるわ」
滅「ここ妖怪ウォッチだから!そーゆーのいらないから!」
ワ「ワンダー!俺っち、妖怪ウォッチだけじゃなく
ワンダーワールドにも詳しいニャ」
滅「妖怪ウォッチ対談って言ってんだろ!ゴルァ!」
ワ「所詮は俺っちもチョコボーに踊らされた被害者にすぎないのさ」
フゥミン{対談にもどりまぁ〜す」
野「ニャニャニャ!何だこのデカブツ、脚がないニャ!」
滅「あ、とりつきが消えて正気に戻った」
あ「脚なんて飾りだよ〜がんじがらめの糸」
野武士「ぐぶッ!?動けニャい!?
ご大層に日輪なんて背負いやがって生意気――にぎゃあああ!?」
滅(さすが神!反則並みに強い!パンチ二発で沈んだ)
あ「何がでるか――」
小「でもさ〜時代は真打よねぇ……」
珊「そうですね、神とか言いつつ、攻略動画いっぱいあるし」
姫「なんちゃって神(笑)ですね」
滅(ちょっと、お前等ら!全体攻撃――)
あ「来世で会いま掌」
滅「自分に打って帰った!?」
フ「そんなことより〜女子トークなのに
私が出てないわぁ〜」
滅「串をさしすせそ」
フ「眼がッ!眼がッ!あァ〜あ……」
滅「これ以上、話をややこしくするな!」
おねむの精「ソンナコトヨリ〜女子トークなのに
私が出てないわぁ〜」
滅「ボケなんだろ?ボケなんだよな?ボケって言えよ
このボケッ!」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.2 )
  • 日時: 2015/01/23 10:30
  • 名前: ノラネコ (ID: fKmzVwKT)


人魚「妖怪!」
吹雪姫「た、対談?」
花子「………始まるよ」

人「いやぁ〜極楽、極楽ゥ〜1日の疲れはやっぱり温泉でリフレッシュよね」
ごくらく温泉の奥にある、女湯で日頃の披露を癒している人魚と花子。
花「ゲームでは演出という規制の下、水着着用だし。
そもそも女湯はないもの。それでも
違和感が無かったのは、さすがレベルXというべきね」
人「もう!花子ちゃんのエッチ!」
ウケる〜と笑う人魚に花子は抑揚のない声で続ける。
花「青い猫型式ロボのヒロインの入浴シーンでも
全く卑猥さを感じないことと同じよ。
もっとも、その入浴シーン自体、減少傾向にあるわ」
人「それはそうと何か熱くない?」
花「そうね。彼女、浮いてるものね」
人「ちょっと!吹雪姫ちゃん!しっかりしてぇ!」
雪「さ、三途の…犬…おいで…おいで…して…」
魂が口から抜け出しそうになっている吹雪姫。
花「これは異常な熱さね。妖怪ウォッチ」
人「ええ!?何で持ってるの!?」
花「マスターから拝借してきたわ」
妖怪ウォッチで温泉内を照らすとメーターがMAXになり
ドロンと妖怪が現れた。
豚「かぽーん、この温泉ぬるいから熱くしてや――」
人「…………男ね」
花「…………雄ね」

豚のミンチを調理中

雪「ああ、のぼせトンマンがモザイクをかけざるをえない状態に」
花「まだ息がありますね。でんじんをパシッってげらげらランドの
コースターからゴミ袋で覆って投下しましょう。
そのまま生ゴミの日に出せます」
人「いいねぇ、ウケる〜♪」
不気味な笑いを浮かべながら密談する二人。
フゥミン「ここねぇ〜ごくらくの女湯というのは?」
不死身御前「ふくふく特急と満福おたふく駅の往復で疲れたのぅ…」
ババァーン「お肌がつるつるになっちゃう」
人「あ、あの〜賞味期限というか…品質保持期限が過ぎた
生物学上の雌は入ってはいけない決まりが―」
花「ババァは見苦しいから入浴禁止よ。去りなさい」
バ「フゥミンに何て失礼な事を言うんじゃ!最近の若い者は!」
人「いや、お前だよ」
花「加齢臭に鼻が腐ってしまうわ」
し「私って汚れてますか?」
真面目な顔をして吹雪姫に問うババァーン。
雪「えっと…あの…その…腐った妖怪かな…って思います。
それと臭いし、汚いから離れろよ?」
はにかみながら壮絶な毒を吐く吹雪姫。
バ「おのれ…覚えておれよ」
不「お主、なかなかキツイの…」
雪「私、不器用ですから」
そして人魚、花子、吹雪姫、フゥミン、不死身御前が温泉に浸かっている。
不「ふぅ…疲れが癒される…そうじゃ、女子もそろった事じゃし、
恋バナに花を咲かすのもよいじゃろう、どうじゃな?」

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.3 )
  • 日時: 2015/01/23 10:37
  • 名前: ノラネコ (ID: fKmzVwKT)

人「はいはーい、人魚の宝玉でぇー八尾比丘尼になって気弱な船長を
ツンツンデレデレしてまーす」
花「可愛くない猫を毎日虐げて飴と鞭な生活をしています」
雪「雪だるまに命を与えて、オラフって名前付けました」
フ「アナユキ?ここは夢の王国しゃないから、その言葉は禁句よん」
不「……というか3人中、2人は恋バナではないの。お主はどうじゃフゥミン」
フ「人生に疲れているケータを夢の世界へ連れて行ってます♪」
不「小学生で人生語る時点でアウトじゃろ」
花「じゃあ、不死身の姉御はどうなの?人生の先輩として教えて」
不「ふむ、そうじゃな……お主は主人の為にどのような心構えでおる」
花「シェイムのランジェリーを身につけているわ」
人「……はっ?」
雪「しぇいむ?」
フ「え、えーと…花子のマスターって男の子?女の子?」
花「愚問ね。男に決まっているじゃない」
人「え、ちょっと待って、花子ちゃん、それって誰の物なの?
自前で用意したワケじゃないわよね、その高級下着」
花「マスターのを拝借したの」
人「花子ちゃんのマスターって……妖怪の私が言うのも何だけど
人間として何かがおかしいと思うわ」
フ「あーあれね。頭の中がぐるぐる回っているのかもしれないわ
グローブ・ジャングルみたいに」

『グローブ・ジャングル』
※【通称:地球儀、地球、ぐるぐる等、地方によって様々。
設置されている場所は小学校の校庭、公園等。
主に小学校低学年の男子児童が多数で回し、その遠心力によって
身体を浮かせたり、内部でその高速を楽しむ回転式遊具。
時折、後方にいる児童及び、状況を把握していない児童に
体当たりやドロップキックをかます事ができるので危険。
平成中頃になると老朽化などの理由から公園、小学校から
次々と取り外され、絶滅が危惧されている回転式ジャングルジム】

不「異国の下着とな?具体的にどのようなものなのじゃ?」
花「ここをしぼりだすように、ここが開い――」
ジバニャン「はぁはぁ、この後どうなるニャン」
ウィスパー「来週へ続くそうですよウィッス」
雪「ありのー♪ままのー♪ブリザガ!」
人「只今、氷の柱に閉じこめられたエロ猫と
知った被ったダメ執事を雪山に放逐していますのでしばらくお待ち下さい」
不「面妖な下着じゃの」
花「姉御はどんなの履いてるの?」
不「ふむ、妾は履いておら――」
フ「だから、そのネタはダメつってんだろ!なんちゃってババァ!」
花「さすがね、姉御。超特急乗ってるだけあるわね」
人「ふくふく超特急関係ないよね。そのくだり」
不「超特急は下りじゃ。上手いこというのう、座布団一枚」
ドケチング「ワシの座布団しらんかぇ〜婆さぁ〜ん……ごぷっ!?」
花「ああ、脳を患った老妖怪が姉御に杖で脳天を貫かれているわ」
人「じゃあ、恋バナおしまい!次の話題に行ってみましょ」

えんらえんら「次の話題はコレよ〜その名もーー」

雪「あの!フゥミンさんはどうしてそんなにおっぱいが大きいんですか!」
フ「さぁ…どうしてって言われてもねぇ…」
え「私も大きいわ、親方様も大きい方が好きだって♪」
人「元祖と本家で2人親方がいると思うけど?」
え「どっちもよん」
人「えー?元祖の親方様、『俺は無乳の方が好きだ』って言ってたし」
雪「………ロリコンは犯罪だから」
フ「そもそも貴女、煙でしょ?気体の状態方程式でいくらでもアップできるでしょう?」
え「PV=NRTじゃん」
不「まぁまぁ、妾の経験上、豊満なおっぱいになびかなかった主人は皆無じゃ」
雪「えっと…その…不死身御前さんて無乳で――がばがば」
溺死寸前の吹雪姫をフゥミンと人魚姫が決死の救助の末、復活。
え「そうそう、大きいことはいいことだー!」
花「あーウザ…知ったかぶりの執事より、コマさんとかの方がお供にしているユーザーが
多いのに何を言っているのかしらね。このクサレおっぱい」
え「あら〜クサレおっぱいとか聞き捨てならないわねぇ、腹黒ロリ」
リー夫人「あらあら!」
え「失せろ!生物学上の雌!」
リ「理不尽だわ…しくしく」
花「何か文句があるのかしら?おっぱいだけAランクさん」
え「洗濯板のおこちゃまは引っ込んでおいたほうが身の為よ?」
コマ「もんげー!都会のおっぱっ…おっぱいがっ!おっぱ、おっぱ」
コマ次郎「落ち着くズラ、熱意は十分伝わってくるズラ!」
フ「ぶっ飛ばしたいところだけど、可愛いから許してあげるわ」
人「そんなワケあるか!!でてけぇ!」
コ「もんげー!」
コ次「所詮はオラ達もおっぱいに踊らされた被害者にすぎないズラ」
御用田「カツ丼でも食ってけ。さぁ行こうか」
人「お前も出てけ!変態ポリス!」

続?

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.4 )
  • 日時: 2015/01/24 13:49
  • 名前: ノラネコ (ID: H0WD12eu)

セーラーニャン「もうやめて!」
人「また微妙なの来た!?」
フユニャン「そうだ!乳で争うなんて君達はどうかしているぞ!」
不「どさくさに紛れて入ってくるのは禁止じゃ、うつけ者」
不死身姉御の死に神の術
フユ「ぐふっ!?ケイゾー…すまない…ガッツ!」
セ「おっぱいなんてどうでもいいじゃない!ラブ&ピースよ」
花「………クククッ」
え「ぷっ…ふふ、そうね」
雪「ドラム缶体型ですね、くすくす」
フ「げらげらぽーげーらげらぽー」
人「わぁ〜ドラむか〜ん、何か道具出してよォ!ウケるぅ!」
一同はセーラーニャンの体型をみて必死に笑いをこらえた。
セ「戦争だ!」

第一次乳大戦勃発

珊瑚「待ちなさい」
一同「あんた、誰ッ?」
珊「天知る、地知る、まるこめ味噌汁。
かげむら病院勤務の御石屋珊瑚(おいしやさんご)よ」
セ「お医者さんごっこ?」
え「イラストで確認したわ、キモナシ先生の娘ね」
花「廃病院の女医さんが何か用かしら?」
珊「豊胸手術の用意ができたわ」
花「金の手形5枚でどうかしら?」
珊「冗談よ」
セ「プラチナこけし10個」
珊「大変、魅力的だけど、話を聞きなさい」
不「おー苦しゅうない、申してみよ」
珊「この私が作った巨乳になるお薬を提供す――――」
雪「スタミナムの色違い?」
セ「まぁ、貴女は天使のような方ですね♪」
珊「――るけど、まだ臨床試験をしていないので副作――」
セ「んぐんぐんぐ…ぷはー!甘いニャ!」
珊「――用があるかもしれないから、自己責任でお願いするわ」
花「貴女、わざとぶつ切りで言葉を発してるでしょ」
え「大丈夫なのかしら、ドラム缶」
セ「だいじようぶにやおむねがおおきくなつたようにかんじるにや」
人「大文字と小文字の区別が!?とっても読みにくいわ」
雪「スペックが低くなって全体的にステータスがダウンしていますね
とりつき効果なのかしら?」
村正「フッ、拙者にとっては些細な事でござる」
溺死させられた村正を排水溝に押し込め、一同はセーラーニャンから
10メートルほど離れ、生暖かい眼で見守った。
珊「始まったわ…あれは第一段階」
セ「…うま…かゆ…」
人「一気に最終段階いった!?」
花「ゾンビの日記ね、リメイクされてより鮮明になったわね」
珊「まだよ、あれはドラム缶の拘束具に過ぎないわ」
雪「あ、あのー…何か全然、関係ないアニメに話がとんでませんか?」
村正「フッ拙者にとっては些細な事でござる」
花「学習能力のない侍を切腹させたところで続きよ」
セ「ムーンプリズムパワー!メーッックああーぷ!」
人「あああッ!あれって!」
不「ハピネスチャージプリキュア!?」
フ「キュアラブリーは無敵なんだから♪」
セ「セーラ服、美少女戦士!セーラームーン!月にかわっておしおきよ!」
珊「完璧だわ!Tウィルスの実験は上場と。協力感謝するわ、じゃ(・・)ノ」
フ「あ、逃げたわ!」
セ「セーラ服+月=肉」
雪「変身してもバイオのまんまです!」
人「特上しもふり持ってない?」
花「あるけどとても高いから譲渡できないわ」
雪「それにしても、お風呂また熱くなってませんか?」
豚「かぽーん!のぼせとんまん華麗に復活!」
セ「肉!」
豚「きゃー」
人「飛ばない豚はただの豚だ」
フ「バカッ!」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.5 )
  • 日時: 2015/01/24 13:54
  • 名前: 神 (ID: 29gw7Sua)

オリジナル
刀葉林の女性
これと雪女との会話お願いします

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.6 )
  • 日時: 2015/01/24 14:44
  • 名前: ノラネコ (ID: H0WD12eu)

刀葉林の女性の概要はググると下記の様に出ましたが
この設定でいいのでしょうか?

刀葉林というのは、木の上に女がいるので、
それに近寄ろうと男が木に登ると、その木に生えた刃物の葉で、ズタズタに引き裂かれます。
それでも、やっと上に上ると、女は木の下にいて「あなたのために、私はこんなところまで来たのよ。どうして、早くそばに来てくれないの? 抱いてくれないの?」と叫びます。
男は再び、木を降りて下に行くと、女はまた上にいて・・という地獄なんですが、女のセリフから推測すると、彼女は、男の生前の恋人か妻で、地獄にまで追いかけてきたと言う設定ですね。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.7 )
  • 日時: 2015/01/24 15:55
  • 名前: 神 (ID: 29gw7Sua)

いいですよ
お願いします
僕が刀葉林女と会話する内容でお願いします

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.8 )
  • 日時: 2015/01/24 23:03
  • 名前: ノラネコ (ID: H0WD12eu)

雪女「リクエストなお話」
刀葉林「はっじまるよー!」

雪がさんさんと降る睦月の空。
新たな年を迎え、年賀状が寒中見舞いになるころ
雪女は一人、大森神社への参道を歩いていた。
「ふぅふぅ、雪が降って気持ちいいわ」
属性が炎の妖怪にとっては苦痛以外のなにものでもない
凍てつく冷気と氷の結晶が舞う中を雪女は鼻歌を
歌いながら歩を進める。
「ゆーきやこんこん、あられはこんこん〜♪」
冷え性なのだが、ケータがくれた腹巻1つあれば問題ない。
吹雪の術や必殺技もほぼ、コントロールできるレベルになった。
今日は御神木のガシャを回すケータのお供だ。
生意気な猫やしったかぶりのダメ執事は炬燵でぬくぬくと
過ごしている。
「ケータ、遅いよ。先に言ってるからね」
「うう…寒い…寒い…」
手袋にニット帽、分厚いダウンジャケットを着ても
一言、二言目には「寒い」と白い吐息を吐く主人の心情は理解できない。
(ヘタレだなぁ〜だからガールフレンドに『普通すぎて』
とあっさり見限られるのがわからないのかな?)
しかし、そんなケータも主人には違いない。
妖魔界を救い、元祖・本家の抗争を止め、ウバウネ率いる怪魔
をも退けたのは間切れもない、この少年だ。
(やればできる子ってことで…頼りにしてるよ)
クスリと笑って、雪女は参道を駆け上がって行った。
「あれ、コレなんだろう?」
鳥居をくぐったその先に、黒っぽい物が落ちている。
「……鏡?」
思わず手に取ってそれを眺める。そこに映るのは自身の顔。
が、次の瞬間、雪女はその鏡に吸い込まれた。
「あッ?きゃ―――」



「あああああああ」
悲鳴じみた声の続きと共に雪女はぽふっと尻もちをついた。
「痛たた……何なのよ…」
周囲を見回すとそこは先ほどまでいた大森神社と何ら変わりない
が、本来であれば神社があるはずのそこには太い樹木があるだけだ。
「な…なに…ここ?」
「ん〜お客さん?」
樹木の上から、眠そうな声が発せられた。
「な、何なのよ、ここ!」
樹木を見上げて雪女はめいいっぱい声をあげた。
「あ…あーえーと…あわわ!そこ危なーい!」
雪女はその声にハッとした。遥か頭上から
降り注ぐ白銀の物、あれは――
「ゆきんこシャーベット!」
展開させた氷壁の壁、砕氷する音と衝撃。
「刀!?…こんな術を使う妖怪は……」
妖気を最大にさせた氷壁を見上げた雪女は眉をひそめた。
脇差しから、柄だけを取り除いた切っ先が氷壁に次々と刺さってゆく。
「とまれ!とまれ!ストップ!バカ樹木とまれ!」
頭上から叱咤する声と共に赤い何かがふんわりと地に舞い降りた。
「いやぁ、ごめん。けがはない?」
赤い上着に、膝丈までのミニスカート。
黒い髪から覗く紅色の瞳。自身より少し高い。
「……聞きたいことが山ほどあるけど…私は雪女、見てのとおり妖怪よ」
「妖怪!?ごめんね、ボクは刀葉林(とうりょうりん)、地獄の獄卒です。
皆は『リリ』って言われてるんだ」
地獄……ムゲン地獄よりはるかに深い所にあると聞く、八大地獄の
どこかに自分は落ちたらしい。
ボーイッシュな少女は平に謝って、樹木の上へと連れて行ってくれた。
「ちょーっと、次元が不安定でさ、修復作業の最中なんだ。
それで地獄の妖気に触れた古い鏡や万華鏡、あと古池に井戸なんかに道が
開くことがあって……ホント、ごめん。ボクの所に来たのは君が初めてだよ」
樹木の上は意外にも広い、ケータの家の1階のフロア程もある。
天蓋(てんがい)付きのベッドにお風呂、テレビにファッション雑誌に
3DSまで……。
「さっきの刀は?あれも次元の歪みが原因?」
「ボクのコントロールミスです。ごめんなさい……寝起きが悪くて…」
「はぁ…わかったわ。それで、元の世界への帰り道はあるの?」
「修復作業が終わるまで、各フロアへ来た者は手厚く歓迎するようにと
メールが来てます」
スマホ………どこまでモバイルなんだろ、最近の地獄は。



神さん>>小説っぽくしてみましたが、この形式でよければ、このままで。
対談ぽく会話のみほ方がよければ変更します。
雪女のニックネームがありましたら、どうぞ。

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.9 )
  • 日時: 2015/01/25 06:41
  • 名前: 神 (ID: y2YMe4Ks)

刀葉林の女性主役で続きお願い

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.10 )
  • 日時: 2015/01/25 12:47
  • 名前: ノラネコ (ID: Z5O8jsbC)

「まあまあ、せっかくのお客さんだしくつろいでいって」
刀葉林はそう言って雪女に座るよう促した。。
「それはいいけど、貴女、仕事は?」
「次元の修復が終わるまでお休み〜」
ぐでーと寝そべる刀葉林。
「もうすぐお昼だし、何か食べたいものある?」
「雪見大福のイチゴ味を2つ」
「さすが雪女、アイスがランチとは……」
スマホで出前にTELしている。
「それにしてもかなり充実してるわね。仕事場というより
貴女の部屋みたい。仕事ってどんなことしてるの?」
「企業秘密だからノーコメントでーす」
「ふーん……」
刀葉林は胸の前で手を交差させて×のマークを作った。
「ね、ね、外界ってどんな感じなの?」
「どんな感じといわれても……」
桜住宅街をもって外世界と言っていいのだろうか、
雪女は言葉を濁した。
「外界に出るって皆の憧れなんだよね〜偉い神様から
要請ないとダメだし、選抜試験とか超難問だしさ」
「外界に出てきたヒトっているの?」
「いるいる、赤鬼・青鬼・黒鬼先輩方だよ。
今年は鬼系って要請があってさ、鬼のなかであの3人だけ
試験受かったんだよ。すごいよねぇ〜牛鬼先輩とか悔しがっていたよ」
雪女は連動ダンジョンにいる鬼達を思い浮かべた。
体育会系にみえて実はインテリなのかもしれない。
「お、出前が来た来た」
雲に乗った猿っぽい少女がおか持ちを持って
『毎度〜』と言った。
「さぁ食べよー!あ、コレ雪見大福ね」
刀葉林は天丼を頼んだらしく、大きなエビが2本のっているどんぶりを
オーバルタイプのテーブルの上に置いた。
「いっただきま〜す!はぐはぐ……」
お箸でご飯を掻き込んでいく刀葉林。
雪女もプラスチックホークで大福をつつく。
「ん〜あそこの海老天は相変わらず美味!」
食べっぷりがいいなぁ〜と雪女は改めて刀葉林を見る。
ボーイッシュな感じがするが、着物をこんもり盛り上げている
胸元に、ちょっとした仕草は女らしい。
先ほどの発言から鬼ではないようだが…
「お昼、終わったらさ――」
その時、スマホの着メロが鳴った。
メロディがニャーKB48、
ジバニャンの顔が雪女の脳裏を横切る。
「あ、修復が終わったって、よかったね〜これで帰れるよ
地獄のどこでも『帰りたい』って思えば、元の場所に帰れるって」
「そう……でも、もう少しいてもいいかしら?」
「本当!ありがとう!」
刀葉林は心底感激したように雪女に抱きついた。

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.11 )
  • 日時: 2015/01/26 18:28
  • 名前: ノラネコ (ID: gPxq5mkk)

ジ「妖怪対談!」
ウ「木霊家編、始まるッス」

母「じゃあ、フミカ、お願いね」
フ「うん、いってらっしゃい」
ジバニャン「ついにこの日が来たニャ」
ウィスパー「ウィッス」
ジ「今時、ギャルゲーでも滅多に見ない両親は旅行設定!
主人公は1ヶ月ほど1人で夏休み!」
ウ「―――なわけないッス。ご両親はケマモト村に1泊するだけです」
ジ「どうしてパパとママはケマモトに行ったニャ?」
ウ「………おばあ様が脳を患ったと思っているようでして」
ジ「どうしてニャ?」
ウ「フミちゃんが、うんがい鏡で何度もケマモトに行き、お婆様の家に
行っていた事が原因ですウィッス」
ジ「そういえば、お婆ちゃんが電話してきた時
『フミカが今日も会いに来てくれてねぇ…』と言っていたニャ」
ウ「そのあと『ねぇ、あなた…お婆ちゃんボケちゃったみたいなの。
フミカが今日も家に来たって…』と言っていました……」
ジ「…………俺っちのせいでもあるニャ」
ウ「ウィッス」
フミカ「あ〜1人って気楽でいいわぁ〜ジバニャン、ウィスパー
ケータ君達と遊ぶ約束してるから、行ってくるね」
ジ「ニャニャ、俺っちも行くニャ」
ウ「フミちゃん、この妖怪執事の――」
フ「いいよ。フクリュウ連れて行くから、じゃあね」
ウ「何て子なの!?」
ジ「……フクリュウ連れて行くと幸運に恵まれるからニャ……
この前、千円拾ったて言ってたニャ」
ウ「これが現実…しかもウォッチ置いて行ってるッス」
ジ「そんなことより!今日1日!木霊家を守るのは俺っちの役目だニャ!」
ウ「妖怪の総力を結集して不審者や泥棒から守るのです!」
ジ「具体的に守る配置を決めるニャ」
ウ「……ジバニャン、どうしてベットに寝そべっているのですか?」
ジ「俺っちここを守るニャ、フミちゃんのニオイ……クンカクンカすーはーすーはー
ジャスミンな香りニャ〜」
オロチ「おい、猫、邪魔だ」
キュウビ「そこはボクの特等席だよ?」
ジ「すみませんでした」
オ「何だ貴様は狐神社にでも戻って幼女と戯れていろ」
キ「言うねぇ…閻魔に負けた雑魚が」
ウ「えーオロチさんとキュウビさんが血で血を争う死闘を演じているので
しばらくお待ち下さい」
御用田「ここか!史上希なる猟奇事件が起こったというのは!」
ジ「にゃー!何だこのおっさんは!?」
ウ「変質者です!だ、誰かーウィッス!」
ブリー隊長「1、2、3!歩ォ!ブリーキィィィック」
御「ごよッ!?」
ジ「窓を突き破って、下に落ちたニャ」
ウ「ありがとうございます!隊長!」
ブ「まずは股上げだ!唐揚げじゃないぞ――」
ウ「ありがた迷惑なので、みちび鬼!」
み「こっちこっち〜」
ブ「なんだ、母ちゃんにお尻ペンペンされて――」
ジ「邪魔なのがいなくなった所で、まずはキッチンニャ」
ひも爺「儂の出番じゃな」
ジ「帰れ」
ひ「老人は労(いたわ)るものじゃぞ」
ジ「いいから、帰れ」
ひ「ヨロズマートで女子高生に恵んでもらうかの」
雪女「私をここで働かせてください!」
ジ「徹子ヘアみたいな魔女が経営している温泉旅館に行くニャ」
ウ「降りる駅は六つ目の沼の底駅以外の駅で降りてください」
雪「はい、わかりました」
メラメライオン「寒い冬は辛い物を作るぜ!ファイア!」
へこき魔人「まぁ、無難にボクだろうねぇ〜あ、おならが出るブー!」
ジ「メタンガスに引火して二人とも吹き飛んだニャ」
ウ「キッチンは洗い魔将部隊に任せて、次はトイレです」
ジ「モレゾウを配置すれば爽快感を味わうことができます」

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.12 )
  • 日時: 2015/01/28 20:32
  • 名前: ノラネコ (ID: ptuAYSrS)

「雪女と!」
「吹雪姫の…」
「溶解対談〜」
「吹雪姫、溶かしてどうするんですか?」
「ただの変換ミスよ。気にしないで…対談と言っても
今日はちょっそ趣向を変えるわ」
「ジバニャンと知ったかぶりの話に飽きたってことですね」
「そうよ。ところで貴女は友達ブックという機能を知っているかしら?」
「はい、プロフ書いて『公開する』にするとネット対戦した友達の
プロフを見ることができる機能ですね」
「そうよ。ただ友達=好敵手でもあるから、ここ赤線きなさい」
「はーい…で、その友達ブックの対談て…」
「ええ、今まで作者が戦って集まったプロフの
『ひとことコメント』について対談するわ」
「あ、あの…プライバシーとか…」
「名前は公表しないから問題ないわ。というよりコレを記入している
作者自体が弱いので、とりあえず作者のひとことコメントよ」
「ちなみに階級は一級でーす」
「最近は公式おじさんにお金払って乗り換えたけどね。
で、作者のひとことコメントは『よろしくおねがいします』」
「……全然、変わっていないじゃないですか!?」
「色々、悩んだ末よ。スタンダードは初心者から上級者までが使える
オールランダーなのよ。では次ね」
「『ホースとともに』さん。カッコイイですねぇ〜スター○ォーズの
ジェダイマスターですね」
「ライトセイバーが出ないのは残念だわ。専用武器で光の剣とか
電気の剣とかできなかったのかしら?」
「次はコレ!」
「『すべてはかいする!』さんの言葉通り破壊されたわ」
「手も足も出ませんでしたね、姫様」
「仕方ないわ。だってネット対戦苦手なんだもん!ぷんすか」
「……未だに吹雪姫とむりだ城のブロッカーじゃ勝てませんよ
おまけに可愛いからとかいう理由でコマさんS入れていても
全然育ててないじゃないですか!」
「S枠は私とコマ様だけでいいの!Aランクは壁でいいの!
外されたからって僻むのはみっともないわ」
「せっかく連動したんですから、鬼捕まえてください!」
「………何もわかっていないわね……」
「何がですか?」
「勝てるわけないじゃない」
「だ・か・ら、ブシニャンは解放したでしょ!!
レベル99にしたぢゃないですか」
「ブシニャンだけで勝てるワケないでしょう?
ガシャコインでアイテムしかでないしやっと来たかと思ったら、
風魔猿よ?可愛くないし、全然使い道がわからないわ」
「……もういいです。次はコレ『ツーシンせつだんかっこわるい!』
その通りね。まぁ私の場合は始まって壁が落ちて、コマ様が逝って
最後に私が沈むの」
「毎回、そのパターンですか…だから魂作りましょうよ!
えんえんトンネルとかごくらく温泉で鍛えましょう!」
「バカね、貴女」
「………一応、話は聞きますけど?」
「かぶきロイド倒すのにどれだけ時間かかったと思う?
唐傘魔人使えばいいじゃんって気づくまで10回くらいは負けたわよね?」
邪気払いロケットで一撃で沈んだ時は、気絶するかと思ったわ」
「……でも隕石の魂でたじゃないですか」
「ミツマタノヅチがいないと話にならないでしょう?ネタのないお寿司だわ」
「わさびがツーンと辛いです。次!」
「『おまえよわ〜』さん。ハイ!その通りです」
「これまたぼっこぼこにされましたね。ミツマタノヅチ三匹って……
強すぎるわ。ヤマタノオロチ状態ね」
「氷で1匹だけ倒したじゃないですか。頑張りましょう!次でーす」
「『ひろしまカープゆうしょうするぜ!』……プロ野球ね」
「これまた何もできませんでしたね」
「壁が2発で落ちたわ。破怪と赤鬼じゃ、落ちるわよね」
「上には上がいますぅ〜そういえば名前をのせている友達もいたわね」
「『よろしく ごねんさんくみ――』さんですね。いい勝負できました」
「あと少しで勝てそうだったのに、ライバルね」
「……真っ先に落ちたくせに。私だってレベル99なんですから!
使ってくださいよ!」
「お金がなくて妖術の本が買えないの。未だにようじゅつ2だし」
「だからごくらく温泉行ってください!鍵使って連動ダンジョン行けよ!
宝石にゃん捕まえましょう!姫様とコマさんだけ王冠ずるいです」
「最後はこれね『いくぜ!てれってれって〜ガッツ』さんです」
「ガッツ仮面のキメ台詞ね。というかなまはげ欲しい」
「可愛くないじゃないですか…むしろ怖い」
「では、今回はこのへんで」
「ネット対戦であたったらお手柔らかにお願いします」

おしまい

妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.13 )
  • 日時: 2015/01/30 17:02
  • 名前: ノラネコ (ID: .ELYD8LS)

「キッチンはいいとして今度はトイレニャ」
ジバニャンとウィスパーがトイレのドアを開いた。
そこに鎮座するのは青筋を立てているマンモスだった。
「うおおおおおおッ!超我慢!」
洋式トイレで胡座を組み、スキルを発動するマンモスの
形相はかなり危ない。
「大丈夫かモレ!しっかりするモレ!腹に力を込めて
思い切り叫ぶモレ『お前のボスは誰だって!』」
その横ではモレゾウがエールを送っている。
「相乗効果というか…友情コンボで大変なことになってるニャ」
「どんちゃん入れたら、もうトイレが爆散しそうですね」
洋式トイレに亀裂が入り始めたので、ジバニャンとウィスパーは退散した。
「いいこと思いついたモレ、どんちゃん呼んでくるモレ」
「トイレでお祭りだドン?ドンドン――」
玄関に来たあたりで『ドォォンッ!』とトイレのドアが吹き飛び、爆散した。

ジ「次は玄関ニャ、下駄箱をピッカピカにするにゃ」
アペリカン「ヘイッ!靴のことならミーにマッカセナサーイ」
ウ「よろしく〜」
ア「ヘイ、カモ〜ン、オーマイッガッ!」
ジ「下駄箱の臭気レベルに肺が5秒で腐ったニャ」


「……とこの後の木霊家の惨状がどうなるか、大くだんの
未来予知なんかしなくてもわかるけど吹雪姫の対談よ」
「前回の続きですね、姫様」
「そうね。あれから色々、考えてパーティを構成してみたのだけれども
とりあえず壁と私とコマ様とあとはキズナースでいくわ」
「たいして変わってない!?」
「甘いわね。むりだ城→シロカベになったわ」
「ガシャ回して出たのはいいですけど、レベル1……」
「そのうち上がるわよ。ふくふく超特急でボー坊倒せばたんまり経験値がはいるし」
「いや…だから、鬼を」
「もういやなの、何度も何度もあか〜んって、あの子バカじゃないの?
さっさと仲間になりなさいよ。私の魅力に気づかないのかしら」
「鬼だから百鬼姫が好きだと思いますけど」
「ランダム対戦したらミツマタノヅチとひとまか仙人がでてきて
火をふかれたらダメージ999だって……まさしくゴジラね」
「話がいきなり飛んでますけど、あれは為す術ありませんよ」
「『かいぞうしてるやつ○○』さん、言葉がキツイけど、熱意はわかるわ」
「実際、赤鬼にぶっ飛ばされましたもんね。氷でブシニャン落とせましたけど」
「次は『おれはかみ!』さん、神様でも勝てたわ。とっても嬉しい」
「……サドンデス入ってたまたまでしょう?私がシロカベをスポクラで鍛えて
経験値玉食べさせたからですよねぇ?姫様」
「勝てばよい!勝たねばならんのだ!何故、わからぬ!?」
「さっきと言っていることと矛盾してるじゃないですか!」
「改造なんてしないわ。安心なさい。ただ、貴女を魂にするかもしれないけれど」
「ひィ!許してください!魂になって他の魂と融合するのはいやァ〜!」
「……PCで遊星からの物体XファーストコンタクトのPV観てからトラウマになっているわね」
「次は『ミツマタ・ブリーつかいばっか』さん。わかるわ、付け加えると鬼もね」
「姫様、鬼捕まえましょうよ。赤鬼、とっても強いです」
「入れる枠がないわ」
「いや…だからコマさんか壁一枚と交換して、ついでに姫様を引退させてブシニャンを入れる」
「本末転倒ね。貴女、魂にしてブシニャンにもたせる鬼食いの糧にするわよ?」
「地面に頭を擦りつけますから許してください」
「と、まァこんな感じね。明日は土曜日だし、ランダムがんばるわ」

おしまい

Re: 妖怪・オリジナル妖怪達の対談 ( No.14 )
  • 日時: 2015/02/03 15:35
  • 名前: ノラネコ (ID: Lkws5xGI)

「ついにきたニャ」
「そうですねウィッス」
二匹の妖怪がたたずむ先はバスルームであった。
「いやここで重要なんは脱衣所か風呂ンなかちゅうこっちゃ。
脱衣所やったら脱着装着を堪能できるわけやけど、
風呂ンなかは全裸やから何もかんも見えるお湯に濡れる髪とか身体とか。
まぁ発育途上の身体やから、そういうのがいややったらママさんのでもぼべら」
「腐ったバナナみたいな妖怪を壁にめり込ませた後でとりあえず脱衣所ニャ」
ブシニャンはしゃべるだけ喋ってぶっ飛ばしたナガバナナを尻目に言った。
「当然執事の私の役目かと?」
そう言ってウィスパーは脱衣籠の中に入ろうとした。
「もんげー!狭いズラ〜!」
「でろってんだよ!オラッ!邪魔だキュンキュン!」
「Bランクのクセに舐めるなぁ!青竜にいいつけるのだー!」
「ぶようじんぶようじん!」
籠の中はすし詰め状態の妖怪が互いに罵り合っていた。
「コマさんを始めそ、の他有象無象をうんがい境で次元の狭間に送り込んだところで
再開です。ジバニャンはエミさんとの経験上、当然お風呂ですよね?」
「おいら、フミちゃんのパンツをクンカクンカすーはーすーはーしたいニャ」
「仕方ないですね、変態猫の用件をのみまして、私は風呂に妥協しましょう」
「「ちょっと待った!」」
「誰ニャ!?」
「本家総大将の大ガマだ」
「元祖総大将の土蜘蛛だ」
「あー饅頭で元祖と本家と抗争させたバカ大将が何の用ニャ?」
お湯を張った風呂に沈められたジバニャンを横目に二人の大将が言う。
「俺は大ガマだから風呂な」
「じゃ脱衣所で手打ちだ」
「ちょっと待った!」
「誰だ!」
「真打ちの光オロチと闇キュウビ―――」
とエンドレスし、最終的に破壊された脱衣所と風呂場。

「とまぁ、案の定と言うところで雪見大福対談よ」
「どんな対談ですか……それで、土曜日の収穫は?」
「次は節分ね、というか今日よ」
「あ、ダメだったんですね。だから鬼捕まえた方が……」
「捕まえたわ」
「え、そうなんですか!?あか〜んあか〜んという台詞を何度聞いたか
 わからないくらい戦った後、ようやく仲間になったわ」
「よかったじゃないですか!次はマスクドニャーンですね」
「そっちはまだよかったわ。ついでに鼻ほじってる変な妖怪も仲間になったわ」
「大収穫ですね!さっそく育成しましょうよ」
「そのおかげでその日は終わったわ」
「ええ!?どんだけ粘ったんですか!?」
「忘れたわ。もう疲れた……次の日にはダークニャンって……可愛いからいいけど」
「可愛いですか?あれってダークナイトのパク――」
「違うわ!あれはコウモリ男よ!けっしてバットマンではないわ!?」
「……言ってるじゃないですか、しかもコウモリ男って仮面ライダーとかの敵っぽい!」
「クモ男とかトカゲ男かいそうね。でも今のライダーはイケメンだから
 日曜日の朝は癒されるの。ストーリーとかどうでもいいから」
「………ぐーたら寝てクセによく言いますね………しかも予約録画でみてるし」
「でも今の年齢が年齢だし土曜日の夜しか夜更かしできないからなかなかにきついわね」
「レベル5もそこをふまえて純粋にゲームを楽しんで欲しいと思いますよ」
「やり込むユーザーとそうでないユーザー向けにも配慮されているバランスね」
「春休みか夏休み前にまた新作発売されますよ、きっと」
「引き継ぎできるといいわね」
「そ、それは〜古参のユーザーにとっては有り難いですけど。新規参入されるユーザーには
 歓迎されないかなぁと…対戦だと特に」
「でも公式だとレベル60固定だからあまり関係ないかもしれないわ」
「魂とか、経験値玉とスポーツクラブの話ですから、攻略本も出てますし大丈夫ですよ」
「そうね。では今日はこの辺で」

おしまい

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