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Re: 高個体の基準について、個体値チェッカーについて ( No.1 ) |
- 日時: 2015/09/20 17:52
- 名前: IVC ◆HePDgfYKMA (ID: 9.4g5KVJ)
個体値チェッカーの作者です。 使っていただき、ありがとうございます。
とりあえず、ステータスを構成する要素についてご説明します。
まず、個体値とは、同じレベル・種類の妖怪の間に存在するステータスの差を生む隠しパラメータのことです。 英語でIndividual Valuesと呼ばれるので、IVと略記します。 (「個体値」という語は、公式に言及されたものではありません。他のRPGの類似概念から流用している語です。) 画面には表示されませんが、各妖怪を入手するたびにランダムに決定されています。 値として、0から40をとります。ただし、HPは0から80の偶数値のみをとります。
次に、種族値についてです。種族値は、各妖怪の種類間のステータスの違いを表現しています。 例えば、Sランクの妖怪は全体的にEランクの妖怪よりステータスが高いとか、 ブリー隊長はちからが高いがようりょくが低い、など、 各妖怪に特徴的なステータスの差があります。これを生むのが種族値です。 種族値は、各妖怪の種類ごとに決まっています。この値はゲーム中では表示されません。 (ちなみに、「種族値」という言葉も、他のRPGの類似概念から流用している語で、公式で言及されたものではありません) 妖怪ウォッチシリーズ(2以降)は、種族値を各ステータスごとに2つずつもつのが特徴です。 「種族値A」はレベルが低いときのステータスに、 「種族値B」はレベルが高いときのステータスに大きくかかわります。
これらの値を用いて、ステータスは 種族値A + (レベル - 1) / 98 * (個体値 + 種族値B - 種族値A) で計算されます(厳密には、小数の取り扱いに注意が必要です)。 レベルが99のときは、代入すれば分かりますが、種族値Aの影響が一切なくなり、ステータスは 個体値 + 種族値B になります。 同様にレベル1のときは、ステータスが 種族値A となります。 この場合、個体値を含まないので同じ種類の妖怪なら同じステータスになります。 レベルが上がるにつれ、種族値AとBの影響の度合いが変わっていくということです。
「高個体(値)」という言葉は、交換板でよく見かけますが、 おっしゃる通りその妖怪に必要な個体値が高いことを言うようです。 個体値が高いことはステータスの違いとなって現われますから、 個体値自体は知らなくとも、ステータスの差として意識している人もいるようです。
「個体値が高い」ということには、明確な定義はありません。 40(HPは80)なら間違いなく高いと言えますが、 実際に出現する確率が極めて低く、入手が現実的でないです。 (詳細は割愛しますが、個体値は10程度が最もでやすくなっています) そこで、入手の報告が実際にある22程度が現実的な「最高値」とみなされ、 18程度で高個体、20程度ではかなりの高個体とみなされるようです。 もっとも、ステータスの差はわずかですから、高個体に価値を見出さない人もいます。 私もどちらかと言えばそういう方で、16くらいあれば高個体と思ってしまいます。個人の価値観によるところもあるかと思います。
このあたりは、交換板でよく交換なさる方の意見も伺ったほうがよいと思います。
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Re: 高個体の基準について、個体値チェッカーについて ( No.2 ) |
- 日時: 2015/09/20 18:15
- 名前: 八尋 (ID: j0lRdrxV)
IVC ◆HePDgfYKMAさん、作者の方から詳しいご説明&ご意見いただきありがたい限りです。
それなりにこの交換板を利用させて頂いているのですが、最近某ポケットなモンスターのように、個体値を気にされる傾向になり、少し関心が出てきました。
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Re: 高個体の基準について、個体値チェッカーについて ( No.3 ) |
- 日時: 2020/05/05 14:17
- 名前: 僕ちゃん (ID: 33D6lFll)
個体値チェッカーをたくさん利用させてもらってます。個体値チェッカーの作者さん、個体値チェッカーを作ってくださって本当にありがとうございます。
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